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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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つかのまの 秋をとばして 冬支度

霜月、という言葉が何となく似合う、そんな今年です

まだ夏物もぶら下がったままになっていて、昨日小千谷縮を洗って片付けたところの私です

本当に季節感がおかしくなってきました

それでも霜月の声聞けばやはり暖かい紬系が触りたくなります

こちらはリサイクルきものが世に出回りだした頃ゲットした、郡上紬(風)

郡上紬といえば、ここ愛知のお隣、岐阜県郡上市で織られている紬

その特徴・・・

郡上紬の魅力は、草木染による素朴な色合いです。特に宗廣力三氏が開発した「どぼんこ染」によって染め上げられるボカシは他に例を見ません

これは、染料液に糸を垂直に入れ、糸の繊維が染料を自然に吸い上げる力を利用した染め方です

糸を少しずつ引き上げたり、染料液を減らすことで、より美しいぼかしを作ることができます。そうして染めた糸を組み合わせて縞や格子を作る幾何学模様が宗廣力三氏の郡上紬の特徴です

糸、染料、意匠にこだわり、研究努力を重ねた宗廣氏が生涯目指したのは、「技を感じさせない技」だったといいます

郡上紬が堅牢で、着るほどに、洗うほどに、深みとつやを増す一つの秘密はここにあるのです

・・・(郡上紬の説明より)・・・

こういうお着物には少し今風のスパイスを加えるとおしゃれ度がアップ!

今回、ビーズ作家Mさんの作品をプラスして

緑のお品は帯飾りと帯留めを同じデザインで

もうひとつは、真ん中が赤い石(ガラス)のゴージャス感のある帯留め

彼女のセンスと私のリクエストで少しずつ和物を増やしていければ・・・

又、「こんなデザインの物が欲しいの!」 という声にも応えていければ・・・

マイ、オンリーワン! を気軽に楽しむ!

そんなお値段で大丈夫?というオリジナル作品の卸価格はどうぞお問い合わせください










 
 
 


 
 
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現代の 「用と美」 を求め

偉大な先人たちが残した自由な精神と自然の恵みのありがたさを大切にする心

それらを引き継ぎ、現代に新しい工芸の風を興すべく・・・

・・・国画会工芸部の活動の精神です・・・

今年も国展工芸秋季展の案内を友人から頂きました

彼女は過去、入選、新人賞を取り、今年は見事国画賞を受賞!

本年国画会の準会員となり、多忙の様子

そんな彼女の作品を含め、そうそうたる会員の方々の作品を一堂に

開催場所は 「銀座の杜」

新橋駅から銀座方面へ、博品館を通り過ぎてすぐの GINZA888ビル9階

何かといつも話題に事欠かない銀座

やはり地の利の良い場所で開催されるのは正直うれしいもの

観劇や買い物のついでに、また待ち合わせにも便利かと

開催期間

11月23日(火・祝)~11月28日(日)

お着物で是非お出かけされてはいかがでしょうか



結婚式シーズン到来ですね

今月久し振りに教室にいらしたMさんは、来年春、お嬢さんが嫁ぐ予定

本当に30年ぶり?に取り出した黒留袖だとか

当時、ご自分で選んだというこちらのお品

お母様が柄の一部に赤い色で刺繍をしてもらうよう懇願(笑)されたほど地味な絵羽でしたが・・・

今着れば年齢相応の雰囲気で着られるのですから

きものは本当に不思議!

小柄で本当に華奢な彼女にはレンタルで合う留袖などあるはずもなく・・・

ましてや、こういう本加工のお品は着ると今ものとは格段の違いが明瞭かと

これから何度か練習して、黒留袖の重みに慣れていってくださいませ







奄美の災害のニュースが毎日流れています

龍郷町・・・大島紬の龍郷柄が生まれたところかと

これ以上の被害が出ないよう、心よりお祈り申し上げます

この2月に沖縄を訪れ、お願いしてきました首里織

ヤシラミ織りに花織された9寸帯が仕立てあがってきました!

墨色に近い着尺は花倉織

長い間あこがれてきたお品です

2点とも首里織の第一人者、ヨシコ先生の作品です

お会いしてそのお人柄の気さくで温か、おおらかな雰囲気に、生粋の沖縄の「風」を感じて、ついつい甘えてお願いしたお品

修行時代、花倉織はなかなか教えていただけなかった、と

そういう時代を経てご自分なりの技術とカラーを確立された方かと

これまでの作品の裂帳を見せていただいた時には本当に先生の歴史を垣間見るかのような感動を覚えて・・・

あげくに桜で染めて欲しいと駄々こねて・・・

新芽が出るころ桜の枝を分けてもらってきて染めてくださったそう

2色使いだけなのに、なんとも不思議な自然の色

さて、私の役目はまとって、締めて着物のよさを見て貰う事

こんなふれあいを通して着物人生を送っていけたらこの上ない幸せですよね!?!

これからも産地を訪ねて少しずつコレクションを増やしていければ・・・

きもの夢追い人です





今日ご案内状を頂きましたのは・・・

今月23日から11月21日まで浜松市美術館で開催されます、「志村ふくみ・洋子 染と織りの世界」

着物好きならどなたでもご存知のお名前

滋賀県生まれで、染織作家、随筆家

この方の作品が好きで、一枚一枚、買っていったコレクターの方が寄贈されたものは滋賀近代美術館に

何でも60点ほどの所蔵だそうですが、いつも見られるわけではないようで、なかなか訪れる機会がない私

ふくみ・洋子親子の作品がどれくらい展示されるのでしょう?

浜松ならば何とか行きたいものです!

そしてパンフレットの片隅に目をやれば・・・

お二人の講演会もあるではありませんか!!!

この申し込みは、10月11日まで!!!

せっかくご案内していただくのであれば、何故この講演会のこともお知らせくださらないのでしょう?

ショップでの展覧会とご一緒にとの思惑ばかり見えて・・・

青山みとも 浜松店では 「大地の染織展」 11月5日(金)~11月14日(日)

こちらも十分魅力的なのですから・・・

これはこれとして、近くの利より遠くの利を、と訴えたい!

私の欲しい情報をどうも理解していてくださらないようで少し淋しくて・・・

ごめんなさい、少々愚痴ってしまいました

何はともあれ、期間も一ヶ月近くあります

お着物でお出かけすると当日券の半額(500円)もうれしいではありませんか!

秋のお出かけに是非お勧めです!!!





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