今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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おしゃれは足元から・・・友人に靴のことを「お靴さま」と呼ぶくらい、靴が好きで何十足という靴を、その日の洋服や天候、クライアントの好みに合わせて履き替えている方がいます。 なんとも、脱帽!もので・・・
和服の場合、草履や下駄ももちろんですが、足袋は足元の重要ポイント・・・
日舞の稽古でお弟子さんの足元を注意してみると、足袋がブカブカ・・・
そんな足袋を履いて足首に力が入るわけないのに・・・どうしてかしら?と想像するに・・・
子供達の日常生活では、スニーカーをはくことが多く、たいてい大きめのものを履いている・・・するとサイズはと聞かれるとそのスニーカーのサイズを答えるのです。そして親はそのサイズの足袋をお店で買ってくる・・・履いてみるとブカブカと・・・
昔は足袋やさんが町のあちこちにあり、どこでも自分の足にあったものを手に入れることが出来たそうです。
足を見て、足袋をちょっと履かせてもらい、きつそうなところをたたいて伸ばしてくれたそうです
現代では着物人口の減少とともに、足袋やさんも数えるほどに・・・それこそオーダー足袋はぜいたく品に・・・
それでも何軒かは銀座界隈(地方ならデパートの江戸職人店等)にも残っていて、そこで相談すれば色々アドバイスを受けることが可能かと
だぶだぶのストッキングがみっともないように、つま先にたるみがある足袋はそれ以上に見栄えよろしくなく・・・
ピッタリと吸いつくような、しわの入らない足袋を履いていると、その人柄までがわかると、歌舞伎役者の方もおっしゃています
では次回、足袋の色々を少し・・・
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どこの骨董屋さんで買ったのか忘れてしまいましたが、ずいぶん昔のものと思われる、陶器の帯留めです
深いオレンジの葉っぱの上には、赤紫の実が四っつ! 葉脈と朽ちた風合いに見せている葉の一部は金加工されていて・・・とてもボリュームのある、豪華な感じ・・・
注意深くみると、葉の一番とがっているところが欠けていたのですが、値段からすると取るに足りない些細なことに思えて・・・
着付け教室のお出かけの折、何かの話から「金泥」の話題になり、友人のヤマサキさんのご主人が趣味でされているとの事。 早速お願いし、見事に復元して頂きました!
大きさが4.5x5.5センチあるので重みもかなりあり、これに合う帯締めと帯がまだイメージできなくて、もっぱら観賞用になっていますが・・・
こういった、アンティークの帯留めは帯締めの幅とか厚みに注意しないと現代の帯締めだと入らないこともよくあるので、そのあたりの注意が肝要かと
朝夕の風にはそこはかとなく秋の気配も感じるようになってきて・・・着物の装いは季節の先取りが常
これからのお出かけには、少し秋のエッセンスが感じられると素敵だと思いませんか???
日経マガジン6月号で、着物アスレッチックと題して、着物の記事に興味深いことが色々書かれていましたので少し紹介を
***洋服生活から着物生活に変身したことで腰痛や外反母趾が消え、着物を四六時中身につけた、日常の振る舞いが知らず知らずのうちに身体機能を上げ、疲れにくい身体になったという
後ろ手で、帯を結ぶ、たすきをかける、腰紐を締めるといった動作が肩甲骨や背筋を鍛え、骨盤の上で腰紐を締めることによって力強さが出る・・・これは相撲の力士のまわしの効果にみてとれる
日本の台所仕事も、着物だと腰に力が入り、肩に力を入れなくても手が楽に動くから洋服に比べて疲れない
日本の古い書物によく出てくる「丹田(たんでん)」とは、へその下三寸ほどの場所を指し、病気の治療や、武術、舞踊、茶道だとあらゆる分野で健康面にも精神面にも働きかける中枢とされ、気をへそ下に集中させると身体の形が完成され、寿命も長くなると言われて、この「丹田」は、まさに和装によって鍛えられるとも
和装は外見の美しさだけでなく、美しい所作に導いてくれる、究極の"パワースーツ"といえるかもしれない***
いろいろなご意見もあるでしょうが、私自身の経験からも十分納得してしまうことも多く、生活して自然と身につく所作等、参考になる記事でした
この暑い夏も、打ち水して、うちわ片手に浴衣で夕涼み・・・風鈴に耳を澄ませば、なぜか”大和なでしこ&大和おのこ”になってしまうのが日本人のDNAなのではないでしょうか?
7月12日の欄で帯巾の事を書いたのですが、少し補足を・・・
明治生まれの祖母の名古屋帯はお太鼓が六寸九分(26.2センチ)で前巾が4寸一分(15.4センチ)
それに対して、現代の名古屋帯はお太鼓が八寸三分(31.2センチ)で前巾が4寸二分(15.7センチ)
(お太鼓巾で5センチ、前巾で3mm強の違いになります)
多少前後しますがほとんどこの寸法に近いかと思います
前巾に寸法を4寸取るためには上の写真でお分かりのように真半分に畳まず、斜めにずらして巾を出しているのがお分かりでしょうか?(左の帯が直角になっているのと比較してみてください)
身長は10センチから15センチほど伸びているのに、前巾は明治時代より4寸で変わらず、お太鼓の寸法は昭和にかけて広くなっていっているのがなんとも興味深いものです
着付け教室で背の高い方にこの現代の名古屋帯を締めると、どうもバランスが悪いと私には思われますので、なるべく京袋とか、開き仕立てと呼ばれる、胴巻き部分が畳んでないものを勧めています
体型の変化に着物や帯の規格がついていっていない、というのが今までの実情で、ようやく最近の浴衣ブームで製造元にも変化が起きてきたということではないでしょうか
半巾帯にしても、15センチから18センチ近くのものまで色々な寸法のものが出てきましたのでご自分の寸法に合うものを選んで、バランスよく着こなしていただきたいと思います。
本来、着物も帯も手織りのものが主体で、オーダーメイドが当たり前でしたから、着物から洋服へと変化した生活様式の変化に起因することで・・・
日本の伝統文化であるきものを、もっともっと大勢の方が着るようになれば・・・
きものを着てみたいと思われたら、いちど 「和空」 にお遊びにいらっしゃいませんか!?きもの四方山話に興じるのも、夏の一興かも???
不忍池の蓮の葉に触れそうな処にしつらえられた蓮見茶屋で一服。
冷たく冷やされたガラスのポットは色鮮やかなグリーンがとてもきれい!
竹のコースターもお干菓子もさりげなく・・・そうそう、灰皿もなかなかシックでした!
この日の装いは、銀座の伊東屋で買い求めたお扇子に、ガーゼのように柔らかな紗紬(かなと思っています)の藍型小紋
ツバメ(すずめ?)の形や色がよくみると異なり、一見何気ない、普通の型染めなのですが、よく見ると手間のかかったもの
白地故、多少のシミはありますが、着てしまえばあまり目立ちません。着心地と柄で夏着物は着たい私にとって、アンティークショップで求めたこの着物は、夏の着物のお気に入りの一枚となりました
盛夏の装いは、大胆な柄の浴衣に負けないよう、はっきりした色鮮やかな着物や、黒、白といったメリハリのある着物を纏うと、見た目も、気分も爽やかになるような気がいたします
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