今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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今月で終わってしまう朝ドラ「どんど晴れ」に久しぶりにはまっていました!
草笛さんと宮本さんのお着物の趣向等、この対照の意図は?などと考えるのも楽しくつい・・・
老舗旅館の"おもてなしの心"・・・これをバックボーンに繰り広げられたドラマは参考になることも多く・・・
日本の文化すべてに通じること、それは四季折々の自然を享受する環境からきている・・・これは言うまでもないことで・・・
四季の文化にひときわ厳しい?お茶の世界・・・
この世界に詳しくない私、お茶会に出かける時、おのずと "帯" は何にしようかと悩み?ます
ですが帯の柄や素材には、その季節感がそのまま現れているものが多く、その柄行からコーディネートを決めることがよくあります
理屈抜きにこの時期私を締めてね!、と帯に言われている気がするときがあり・・・
写真の帯は、秋をイメージさせる露芝にキキョウ、萩の花が描かれた絽塩瀬・・・ずいぶん前に名古屋の骨董市で買い求めたアンティーク
引き抜きの柄付けになっている丸帯で、少し汚れもあり、どうしようか悩んでいたら、お店の方がいい柄だから、帯として本当に締めてくれるならまけてあげるよ、とずいぶん安くしてくれたもの・・・
茶会へのお出かけの装いを、あまり堅苦しく考えるのもいかがなものかと思いますが・・・
茶室のしつらい等を想像して帯やきもの、小物や草履をセレクトする・・・これも相手のおもてなしの心を、受ける側としての心得・・・
そう考えれば自分なりの装いのポイントもできてきて・・・
単に雑誌のまねでなく、己が個性を活かした装いを・・・なるべく心がけていきたいかと・・・
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スーザンさんの通訳をされている、タケウチさん(着付け教室の生徒さんでもあるのですが)からお誘いを頂き、22日(土)田原市文化ホールにて、豊橋ホスピスを考える会の主催でのチャリティイベントに行ってきました
豊橋の緩和ケアは10年ほど前4床からスタートし、現在は24床に・・・これは全国でも大きな規模との事
この病床の担当医からの言葉・・・
「どうせ死ぬなら、がんで死にたいと思うような医療を目指す。死が来るときまでを周りに支えられながらの人生を」 「ホスピスを看る事は生きることの大切さを日々教えてもらっている」
音楽療法の必要性を問う声ももとても定着してきたように思いますが、このスーザンさんの歌も癒しの歌声・・・
歌とともに不思議な桜のお話・・・10月から、6ヶ月咲き続けた、桜の写真を撮り続け、それは2000枚以上になって・・・
露を含んだ蕾の桜、雪をかぶって、見事に傘状に枝を張った満開の桜、茶色になったまま枝についてる桜・・・不思議な写真の数々に言葉も無く・・・
そのスライドを主人公に、”さくらさくら、千の風になって、etc" のスーザンさんの歌・・・理屈を超越して心に響く歌声に、彼女の喜びも悲しみもその瞬間、共有する事ができたような気がしました
大きな笑い声、どっしりとしたからだに赤いマフラー姿の彼女・・・キャラのたつ、その人となりはたぶん、どこに行っても忘れられない存在になっていくのでしょうね!
ずいぶん前に友人から一度は行ってきたら?と教えられていたのが、日本民藝館・・・京王井の頭線、「駒場東大前」下車 徒歩7分
ご存知の方も多いかと思いますが、柳宗悦氏を中心とする大正時代の民芸運動の発祥の地・・・濱田庄司、河合寛次郎、棟方志功、芹沢銈介etc.・・・
「なんでも鑑定団」に出てくるような作品を至近距離で鑑賞できます!
民衆的工芸品に美の基準をおく・・・この視点で集められた作品は約一万点にのぼるそうです
年4回?特別展が開かれているようで、今月24日までが 白磁と染付け展
10月3日から12月20までは インド・大地の布展
この特別展の期間の、第2,3水曜日と第2,3土曜日は、向かいにある、柳宗悦邸にも入場可能なので要チェックでお出かけされた方がよろしいかと
又、あまり知られていないかと思いますが・・・
毎年日本民藝館展が開かれ、伝統的な手仕事の新作と新しい生活工藝を公募し、暮らしに役立つ健やかな工芸品を選んで、展示販売しています。 今年は11月23日~12月2日
友人もここに作品を出しているようですが、値段は作家自身が決めるので、ずいぶんお値打ちのものもあるとか・・・
この23日からは、時事通信ホールで喜如嘉の芭蕉布、平良敏子展も開かれ・・・
東京はよいものを観るチャンスが本当に目白押し・・・うらやましい限りです!!!
今回はおどりの事を少し・・・山姥とは???
深い深い山奥に住む、怪力を持つ鬼女とか・・・色々な伝説の持ち主で・・・
能の「山姥」を元に色々な作品が作られており、歌舞伎の「嫗(こもち)山姥」のしゃべりの部分を舞踊化したものが「文売り」です。この八重桐という女性が産んだのが、坂田の金時・・・足柄山の昔話の主人公・・・このお話はご存知でしょうか?
八重桐の衣装が先日紹介した、恋文売りの黒と紫の文がらをはぎ合わせた紙衣の着付け
一方、「四季の山姥」という曲は、長唄の演奏用の作品として作られたもので、春から冬へと四季の移り変わりや風物を変化の多い振りで踊りこんでゆく舞踊です
演奏用に出来た曲に振りをつけたものが、いわゆる「素踊り」と呼ばれ、衣装も振りも自由に考えられるのが常
「四季の山姥」では、山姥はその前身が八重桐という傾城(遊女)だったことになっていますので、その役の性根で振りがつけられています。(うちの流派では)
30年たって後に同じ「八重桐」を演じることになるとは・・・何か時の流れの不思議と縁を感じ・・・
今回は「古典」ではないので、衣装等、曲の解釈から自分で決めることに・・・
舞台面は上手に(向かって右)銀屏風のみを配置
衣装はベージュ地に遠山を描いた着物に、黒地につた模様の帯
お扇子も紫の縁取りのものにし、照明で少し、四季のイメージを出したいと考えています
この八重桐という人物を四季になぞらえて演じるよう心がけて稽古、稽古・・・自分のこれまでの人生と重ね合わせながら・・・
暑さがぶり返し、今日は30度を越える地方が多いとか・・・
にもかかわらず、秋の行事は目白押し?・・・あちらこちらでイベント、発表会、鑑賞会、etc.の予定が・・・
変わり身の早い秋に対応するには、早めに色々なコーディネートをしておくのがよろしいのでは?
これは9月下旬の装いの例・・・くすんだ、梅鼠ともベージュとも言いがたい、なんとも微妙な色のお召しに、焦げ茶の柿渋染めの帯
お召しは、江戸時代の将軍が西陣で考案された強撚り糸の織物をいたく気に入り、好んでお召しになったことから「御召」という名で呼ばれるようになったとか
白鷹、結城、桐生、西陣が主な産地・・・織物の中でよそゆき着として君臨してきました
猫ちゃんのオーケストラ?の帯はやはり音楽会などに締めていきたいもの・・・
道明の、紫と朱の織り込まれた帯締めで、コックリとした感じを出し、少し秋の深まりをイメージさせて・・・
帯揚げはベージュ地に海松色のブドウと葉が描かれたもの・・・
無地の着物は変幻自在・・・帯や小物が遊べます
単衣を最初にお持ちになるなら、無地系のお着物をお勧めしたいなと思いますが・・・
次回は、帯を変えて、秋のお茶会のよそおいに・・・
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