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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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ボーっとしておとなしい少女に転機が訪れたのは小学校5年生の時。それまで3歳上の姉と担任がいつも一緒で何かと比較され落ち込んでいた私ですが新しく中学から転入されてきた男の先生の影響から自我が芽生え性格も成績も一変したのでした。

日舞の稽古も当たり前のように通っていたのですが、あるとき、師匠の理不尽な稽古の仕方に納得いかず、「もういやだ!」とやめてしまいました。

伝統芸術の世界は大方そうであるように、一日でも先に入門すれば先輩であり、教えてもらう踊りもその順番で先輩より先に教わることはないのが常であって・・・

ひとつ上の友達は私よりうんと遅くに入ったのに・・・・と幼き私はなぜかそのことに無償に悔しく稽古を放棄したのでした。

学校からの帰り道、横目で稽古場を見上げながら、少し後ろめたい思いを引きずって・・・

その分、勉強やお習字、そろばん、頑張るんだから・・・と自分を一生懸命納得させたていたような・・・素直でない少女でした

一方で、日舞の稽古、どうしようかな???と毎日考えながら・・・
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祖母の若かりし頃は当たり前ながら、日々着物生活であり、昔の夏物は当然のことながら汗シミ等で汚れが取れない状態になっていることが多いですね。

祖母がたぶんお出かけ用にしていたと思われるこの紗は一度は着物に作り直そうと、洗い張り屋さんに持っていったのですが、5センチ間隔ごとに使われている縦糸の銀糸が黒ずんでしまっていてシミもあり、着物にするのは諦め、しばらくそのままになっていて・・・

ふと、東京のとあるショップでやはり昔着物を「のれん」にしていたのを思い出し、胴部分を肩の切れ込みで半分に切って、上と下にミシンをかけると程よい良い長さに。100円ショップの突っ張り棒を通してオリジナルの「のれん」の完成です!「のれん」は普通二枚ですが、寸法的なこともあり、3枚使うと半間にはちょうど良い感じになりました。

紗の透け感は圧迫感もなく、ほどほどの目隠しにはもってこいの気がします。のれんならば多少の汚れも気にならず、その昔に思いを馳せることもできて・・・

素敵な古着物があったら、あなたもぜひお試しあれ!!!


花火大会や真夏のお出かけに今年こそ浴衣でいかがですか? ちょっとした着崩れの直し方を覚えておけば自信を持ってお出かけができるというものです。

最近は浴衣セットなるものがあちこちで売られていて小物にも困らない状況ですが、自分のバランスにあった着こなしでちょっと差をつける・・・こだわりをチラリと見せる・・・あなた風のこだわりを聞きながら浴衣美人へと変身のお手伝いを!!!

初心者の方も キャリアの方も ペアで着たい方も お子様からご年配の方までどなたでも

下記の3日間でご都合のよろしい時間帯でどうぞ

お申し込みはお二人以上でお願いいたします。(2時間 5000円/2人 ドリンク付)

稽古日: 7月 13日(金曜日) 14日(土曜日) 15日(日曜日)

場所:   豊橋 「和空」 教室


***お申し込み、ご質問等はコメント欄よりお願いいたします。***






今年の梅雨は短いそうです。暑くなってくると人間もお昼寝したくなりますね。京の町家は葦戸に替わり、竹や籐のござを敷き、風鈴、団扇、打ち水と・・・・暑い夏を涼しく過す為日本人の賢い知恵があちこちに見え、少しは我が家にも取り入れよう!・・・と家の中をごそごそ探し出すと・・・

数年前に買い求めて忘れられていた、猫の蚊やり器が出てきました。改めてみると、ほんとに気持ちよさそうなお昼寝顔!犬派の私も思わずにっこり!覗いてみると、我が家の犬も日陰で足伸ばしてお昼寝中!

先日紹介しました、麻の半幅帯を昨日着付け教室の折締めてみました。腰があまりないように感じたのですが、どうしてどうして・・・ほど良い硬さで蝶結びもかっこよく出来上がり、やはり軽いのも然る事ながら透け感が浴衣や麻の着物にはぴったりだと改めて実感しました。

たんすにしまわず、くるくると巻いてしばらく置くとこのとおり・・・テーブルランナーとしても、とてもおしゃれなしつらいになりますね!

たいていのお稽古事には発表会なるものがあり、それを目指して稽古に励むのが常ではないでしょうか?日舞も同様で夏の浴衣会、一月の踊り初めと年2回小さなお浚い会があり、それとは別に本格的な衣装(歌舞伎衣装)での舞踊会なるものが隔年開かれてたと思います。


浴衣会は旅館の大広間で行われ、顔も少しお化粧してもらい、小道具も持っての緊張の舞台だったことでしょう!
最初のころは浴衣会でもお三味線の生演奏付でした!!!(本当は「地方つき」といいます) 都会ならいざ知らず地方での古き良き頃と申しましょうか

当日は大人の世話役さんたちが会場の片隅にビニールシートで大きな水槽を作ってくれ、そこには大きな氷と懐かしいラムネのビン!がいっぱい入っていてなんとなくウキウキ・・・
観客は主に身内ばかりでしたが、この日ばかりはとおめかしをした(黒の紗羽織姿)祖母は、それこそ嬉しそうな顔をして孫の晴れ姿を見てくれていました。

ここで着ている浴衣は40数年たった今も健在なのですよ!(年がばれてしまいますね)
その浴衣は毎年、お師匠さん自らがデザインし、型を作って三河木綿に染めてもらっていたと聞いています。「ガチャマン」という言葉をご存知でしょうか?機織産業が全盛期の頃、そんなことも可能なくらいお弟子さんがいっぱいの稽古場でした

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