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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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きものサロンなど、雑誌にもその作品が紹介されていますので

お名前をご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが・・・

5月、東京友禅作家、生駒暉夫氏の個展が開かれます

場所は東京銀座、かねまつホール

今からどんな作品が見られるか楽しみにしている私です

生駒氏との出会いは・・・

一昨年、とある展示会で「夜桜の帯」を目にした折

数ある染帯が展示されている中、私の琴線に触れた作品が2点

その2点ともが生駒先生のものでした

ひとつは紫陽花の帯、もうひとつが桜の帯

悩んでいるときに偶然その会場にいらしたのが生駒先生

直接作品の説明をお聞きし、背中を押されてしまい(笑)、「夜桜帯」を

初めての出会いでしたが何故か深く印象に残り

その後のご縁を頂くことになりました

縁とは案外こんなものかもしれません

京友禅、加賀友禅、東京友禅

それぞれの違いが好みの違いともなるのですが、

その繊細な日本人の感性と技に触れられる幸せを感じていたいと

よき出会いを求めてお出かけすることは明日へのエネルギーになっていく・・・

元気でいられる今に感謝して・・・

楽しくお出かけいたしましょう!!!




















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桜ももうそろそろ散りざかり

一気に初夏の陽気となる気配に、お着物選びの悩める季節到来!

袷と単衣の時期がひと月ずれてきた、とは言われますが

4月下旬にならないと単衣を着るのもちょっと抵抗を感じて・・・

お出かけして安心?

やはりこの時期無難なのがなんといっても大島紬

先日教室にみえたTさんの白大島

見事なカトレアが大胆に織り込まれています

聞けばお姑さまのお品で、かの有名な都喜エ門ブランドとのこと

大島紬のなかで美術織として一世を風靡した時代もありました

これにどんな帯を合わせていらしたのだろう、と想像するのですが

あいにく帯は手元にないそうで、こちらの帯をコーディネート

帯締めは五嶋紐の紫がかった桜ネズ色と、いうような微妙な色合い

帯揚げは丹後縮緬の同色系のぼかしのもの

春の風情ただよう装いに、周りも柔らかな空気に包まれました

今からは縮緬のシボ立ちのものは少々ぼってり感があるので綸子系の方がよろしいかと

そして肌襦袢から薄くしていく・・・

これが案外効果的です

また、寒暖の温度差の激しいこの季節薄いコートは必需品

電車等の乗り物での塵除けとしても活躍します

京都の町などを歩いてみれば・・・

レンタルの着物か、自前か

案外こんなところで判断されてしまいそうですから・・・











昨日は浜松へ

少し雨模様だったのとお出かけ先を考えて

セレクトしたお着物と帯はどちらも木綿

まずは青山みとも浜松店で開催されている、日本染織工芸の会を拝見

例年と違い東北地方の作家の作品はなく、規模もとても小さいものになっていたのが、正直とても淋しい気がしました

作品の色使いは何故かグリーン系とベージュ系のものが多かったのが印象的

自然回帰、でしょうか

その後は友人の趣味にお付き合いして

月曜日まで開催の古橋廣之進記念浜松市総合水泳場へ
愛称“ToBiO”

全日本競泳大会が地震の影響で急遽開催地が千葉から変更されてのことらしい

会場は駐車場も満杯状態

お目当ての決勝戦は立ち見も多くてびっくりでした!

なんでもそうですが、やはりライブは良いもの

初めての観戦でしたがとても楽しい時間を過ごすことができ、友人に感謝です

こんな木綿のお着物なら場にも違和感ないかな、と思いましたが・・・

他には着物姿は見かけることもなく・・・

今度は7月に開催される世界水泳大会

その節には浴衣でのギャラリーもいらっしゃることを期待いたしましょう!!!







アジアンテイストが好まれている昨今、「バティック」という言葉も耳慣れていますが

「バティック」 とは?

インドネシアやマレーシアで18世紀より作られていたろうけつ染めの布

中でも有名なのがジャワ島で作られたもの

故にジャワ更紗と呼ばれるようになったとか

その更紗を染める技法のひとつがチャンチン染

もともと暑いこの地域では、沸かした蝋がさめにくく、チャンチィンという金属製の素朴な器具に満たした蝋液を少しずつ流出させながら文様を防染し、主に浸染によって地色を染め上げる技法

もうずいぶん前にアジア雑貨のお店で買い求めたのがこちらの布

もともとテーブルクロスでした

が、柄を見たときから帯にしようと決めていて

西陣の帯裏を取り寄せて京袋を作ったのですが、半端な布が余り・・・

長いこと箪笥の中で眠っていましたが一大決心?

ハンドメイドにトライです!!!

半巾帯にするには少し寸法が足りないので、元禄風の細帯にすることに

長さも3メートルちょっとですから普段のチョイ結び用にと

帯芯も以前解いた帯のリユースです

昨日半日がかりでシコシコと!

これもちっちゃなエコかなと少々ご満悦の私です



何を、どう感じますか?

背中から・・・

その伸びた先の指から・・・

張り詰める緊張感とその佇まい

雄弁に、まるでこれまでの過去一切を物語るような

その空間に圧倒されて・・・

一瞬息を呑んで、じっとみつめ続けたパンフは

この7月に観世能楽堂で催される

亀井忠雄の会 古希記念

能の大鼓方、人間国宝

亀井三兄弟の父である

長男・・・亀井広忠は、父と同じく能楽囃子方

次男・・・田中傳左衛門は、歌舞伎囃子方

三男・・・田中傳次郎も歌舞伎囃子方

能の世界には疎い私ですが

縁あってこの兄弟の主催する公演を何度か拝見する機会あり

その活躍の後ろにこの父の存在を感じ

伝統をつなぐものの心の姿を垣間見た気がしたのです

雄弁に語る・・・背

まさに気迫あふれる、その一瞬にかける想い・間・声が

響きわたる

私にも伝わってきたのです











 








 

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