今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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東北地方には古くから伝わる伝統技法に刺し子があります
その刺し子の三大刺し子と呼ばれるのが
秋田、津軽の「こぎん刺し」
岩手の「菱刺し」
山形、庄内地方の「庄内刺し」
織物にはそれぞれ歴史がありますが刺し子もしかり
江戸時代、寒い東北地方
今では高級品といわれる麻布しか着用が許されなかった農民たちが生み出したもの
すき間だらけの麻布を防寒するため、一針一針木綿糸で細かく刺し子をすることで暖かい衣を作ろうと
家族のために、夜なべして・・・
東北地方の女の仕事だったそうです
昔から、厳しい環境の中で
豊かな生活を送るべく知恵を出し合い
自分たちを守ってきた
そんな東北の人々にエールを送りたいと思います
そして「こころ」は寄り添っていきたいと
同じ日本に住む「ひと」として
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着物好きの憧れの紬のひとつが牛首紬
昨年の夏のこと
その産地であります白山の山奥まで?フットワーク軽くお出かけしたのは・・・
金沢出身のKさん
毎年一度牛首まつりが開かれ、お値打ち品もあるとのこと
着物は希少な先染めのもの
ふつう牛首紬というと、つるっとした肌触りのイメージだと思いますが
どちらかといえば民芸的な素朴感あり
クリームベージュに柳色の縞模様はとても柔らかな雰囲気
牛の首にひっかけて引っ張っても破れない?
太鼓判つきの丈夫さですから単衣でお仕立てされました
ついでの勢いで?ゲットした洒落袋は後染めのもの
こちらも上品なオフホワイト地に紫味を帯びたグレーのシンプルでモダンなラインがデザインされてます
お手持ちの三部紐に、ビーズ細工のグリーンの帯留めでアクセントを
少し今までの彼女からイメージチェンジを図った
春から初夏へ向けてのコーディネートの完成です
昨日、春の陽気に誘われて
ふと庭の片隅に目をやれば
背丈は30センチにも満たない細い葉の間から
可憐にのぞく寒あやめの姿
花の少ない今の時期には重宝と
実家からもらって植えてはや数年
初めて咲いた姿にちょっぴり感動!
あやめ、菖蒲といえば五月の頃
着物や帯柄にもよく使われるモチーフのひとつ
群生する姿は凛々しくも見えるそのイメージよりも
はるかに健気な「ふう」漂いて
まさしく寒の頃の花
お隣ではクリスマスローズが土からもっこり顔を覗かせだして
その上には枝を張った沈丁花や胡蝶侘び助
可憐ななつぼみで負けずとアピール
寒かった冬から一気に開放されて
花々がいっせいに衣を解いていく
輝く季節のなんと愛おしいことでしょう!
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