今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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ヤマボウシ、といえば山に自生する落葉樹の種類
その改良種として出来たのが常緑ヤマボウシで、その中にも色々種類があるようですが・・・
我が家に昨年植えたのは、ホンコンエンシス「月光」という種類だったと記憶しています
春には白い花を咲かせ、新緑を楽しみ、秋には紅葉と実を食する!とのうたい文句に誘われて・・・
株立ちの姿といい、葉の感じといい、なかなかのもの
せっせと水遣りをしたおかげか、この夏の暑さにもめげず、葉もちらちらと紅葉しはじめ、葉陰には可憐な赤い実もつけているではありませんか!
この赤い実が食べれるの???
ちと、検索してみましたら、ちょっとグロテスクな皮の下には甘い果実があるという
ならばと、先ほど初トライ!
お味は?・・・想像以上に甘い!
びわと杏と柿をミックスした様な味でしょうか?
さくらんぼほどの大きさで中の種も同じくらいかな?
固い皮に似合わず、実は完熟のやわらかさ!
これはせっせと御礼肥えをしなければと思った次第
お勧めの三拍子揃った庭木の優等生!
今後が楽しみです!!!
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この日曜日のお出かけの装いは・・・
上田紬と塩瀬の紅葉の刺繍帯で
八掛けには歌舞伎の隈取柄を使って少し趣味性をもたせてみました
この帯、この時期にしか出番はありません
でも考えてみれば、そこに「日本の美意識」があるからこその世界
気軽な装いには何か自分の個性みたいなものが表現しやすい・・・
そんな気がして遊んでしまいます
ところで上田紬とは、「信州紬」 と呼ばれている紬の産地名のひとつ
長野県全域で生産される織物で、1975年2月17日に、経済産業省(当時の通商産業省)から伝統的工芸品として指定された。 生産する地域によって、「松本紬」、「上田紬」、「山繭紬」、「飯田紬」、「伊那紬」などと呼ばれており、これらを総称して「信州紬」と呼んでいる。 産地組合は長野県織物工業組合である
ご存知の方も多いかと思いますが「上田紬」 のトレードマークは、六文銭
一昨日は所用あって、岐阜県可児市まで行ってまいりました
せっかく遠出するのだからと、周辺のランチスポットをとりあえず検索してレッツゴー!?!
大まかな場所を頭にいれて行った筈なのですが・・・
地理感覚のなさは折り紙つき?
電話でアポして、場所を聞いてもチンプンカンプン?
線路沿いにとなり駅まで行く間にあるはず???
途中のギャラリーに立ち寄って教えを請い、何とか無事到着!
予約してから30分以上歩いたのかな?
カウンターに着席すると目の前のシェフも待ちくたびれた様子?
取り急ぎ、おまかせランチをオーダーして店内をキョロキョロ・・・
清潔感漂うこじんまりした中にも、そこ彼処にこだわりあり
目の前のシェフはてきぱきと流れるようなフットワーク
前菜のパテから海老とキャベツのクリーム生パスタ、スズキのポアレ、牛ステーキ、デザートまで
一人前を丁寧に、黙々と・・・
デザートは紫芋スイートポテトとモンブラン
甘党でない私がケーキのうんちくを言うつもりなど更々ないのですが・・・
このモンブランがとっても美味しくて、ちょっと感激!
そしてコーヒーの濃さとも絶妙のバランス!
俄然興味がわいて・・・
寡黙なシェフは、しこしこと小さな金属の器に色々な品を仕込んでいるので思わず問うと・・・
「今召し上がっているモンブランの下の部分です」とのお答え
なるほど!
諦めないで立ち寄って納得のお店でした
その名は
「キッチン ブランシュ」
家のそばにこんなお店が欲しい私です!
「伊と幸」 をご存知でしょうか?
白生地の老舗ブランド
「日本の絹」にこだわり、色無地や長襦袢の最高品質の絹織物を提供し続けています
今回はそのオンラインショップの店長、北川様に色々とお世話になりました
というのも、このコート地、実は30年ほど前の物
白生地の状態で保存されていたのですが、あちこちに黄色のシミが見受けられ、果たして染めても大丈夫かどうか、相談のお電話をさせていただきました
お送りして生地を見てもらうと、シミ、というよりカビだと判明
うちの生地ですから、もう一度洗い等の加工をしてよみがえらせましょうと、おっしゃって下さりホッと!
老舗のブランド力とはこういうところで発揮されるもの
経験豊富な職人の手により見事再生との連絡が!
薄い色では多少響くかも知れないけれど、そうでなければたぶん解らなくなるでしょうとのことでした
染の色見本を送ってくださり、お勧めの色のアドバイスも
仕立てはこちらで手配する旨も伝えましたが、この生地にあったコート丈や衿の形等まで細やかなる配慮を
さすが一流の方々のお仕立てまで取り仕切られている様子がうかがえ、心強くとても助かりました
最終的に丈は、七分丈コートと八分丈コートの中間に
コートの裏地のお色にもこだわって染めていただき・・・
先日お仕立てから戻ってきました!
早速、仕立て上がってきたコートをトルソーに着せてみると・・・
艶やかで輝く糸と表情豊かな色味の仕上がりは流石です!!!
「伊と幸」の生地の中でも、最高の時代の最高の織といっていただいた意味がわかります
ただこの組み合わせではまだ年齢的にちょっと・・・?
実際のお出かけにはもっときれいなお色のお着物にあわせたいかと
これから先、どこへ着ていっても恥ずかしくないコートを手にして大満足です!
北川さま、色々と有難うございました!!!
過日の集中豪雨と台風で奄美地方は大被害を受けた様子
奄美は大島紬の産地
その泥染用の田んぼに赤土が流れ込んでしまったり
糸や染料が流されたり大変なことになっていると・・・
一日も早い復興を願うばかりです
母たちの時代、手間のかかる高価な「大島紬」は憧れだったとか
今はその手間と需要減ゆえに織元も作り手も激減して
もはや貴重品といえるかも?
さて、こちらの色大島は大島全盛時代のお品かと
大島紬は普通マルキ(絣の細かさ)でランク付けされますが、最高の12マルキ
泥染めのやわらかく、艶やかな糸質に花や蝶、草花を色とりどりに織り出して・・・
こんな大島が一枚あればどこにお出かけしても安心で
帯び合わせも以外にあわせやすいのは多色使いの力なり
今回は鳥の染め柄に相良刺繍を施したすくいの八寸帯をのせてカジュアルに
手持ちの綴れの帯をのせればシチュエーションはランクアップですね
良い品は飽きないこと
たぶん実感していただけると思います
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