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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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はてさて迷いますのは帯び合わせ

届きましたのは与那国花織着尺

先日載せたサンプル生地より、セレクトしたのはこちら

と言っても違いは画像ではお分かりでなかったかと思いますが・・・

本当に着物は面白い!

帯次第で着物の色までが変わって見えます!

その上、帯揚げ、帯締めの小物の組み合わせ次第では変幻自在の代物

ちなみに今回載せてみたのは・・・

サーモンピンクの袋帯は、洛風林製

抑えられた金糸使いは花織の高貴さを引き立たせて正統派の装いに

白の変わり織名古屋を載せればおよそシンプルモダンな現代風の着こなしに

帯締め次第で甘くも辛くもお好みで、その日の気分次第のアクセントを

古風な藍唐草の八寸紬帯を載せればぐっとカジュアル気分に

最近の与那国織は、昔よりのはっきりした格子と花織のイメージから脱却?

淡い色の組み合わせになってきているのは若い織手が多いからでしょうか?

いえ、沖縄の織物全体、売れ筋と思われる物はやはり現代的なカラーコーディネートされたお品かと

それはたぶん旧態から脱却しつつある小売の流れもあるでしょう

消費者の好みが直接反映されるものづくり

それこそが「基本のき」!!!

それは着物の世界も同じこと

そしてそれがなければ着物を纏う文化はつながれていかないでしょう

作り手と纏う側・・・お互いのコミュニケーションでより高みへ

コーディネートにも自然と力が入ってしまいます








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昨日は元気チームの着付け教室

綿薩摩風の浴衣を新調したYさんは麻の単衣の半巾帯

風になびいてリバーシブルの裏の縞がチラリ

最近帯留めに拘っているようで・・・

京都まで小物を探しに行く行動派

絞りの浴衣を新調したのはYさん

藍地に古典柄の菖蒲が大胆に絞られて・・・

浴衣の王道?の雰囲気にどことなくホッとする佇まい

最近和裁を始めたEさんは目下自分の浴衣をお仕立て中

だんな様の浴衣地も買ってきて・・・

来年の夏は”ペアで浴衣”を目指すそうです

若女将風のKさんは夏大島ですっきりと

先日は金沢の実家から一時間掛けて山間の白山市へ

念願の?牛首紬をゲットしてきたそうです

それぞれが夏休みのお出かけ先を報告しながらのにぎやかな教室の後

近くの喫茶店へちょっとお出かけ

照りつける太陽が彼女たちの着物姿をより鮮やかに映し出して・・・

真夏の昼下がり、日本の風景のひとコマです







終戦記念日が近づくと、毎年さまざまな戦争体験のドキュメント等の放映がされます

そんな映像を見ていると私も思い出すのです・・・

3年以上前のこと

父は戦友の葬儀に参列するため東京へ

たまたま東京に滞在していた私は父に付き合うことに

父はフィリピンで終戦を向かえ、生き残った数人の友と毎年どこかで会っていたようです

弟も特攻隊で亡くしている父は、フィリピンの地にも何度も足を運んでいました

靖国神社への寄付は毎年欠かさずしていた父

参拝は何度したのでしょう?

父に連れられ初めて入った靖国神社の記念館

言葉にしてはならない雰囲気にお互い無言で暫しの時を過ごしました

入り口に置かれていたゼロ戦

その前に立った父の姿は・・・

何十年も時を戻したかのように凛々しくて

紛れもなく、戦闘士!

父の戦争体験の一部を初めて目にしたような、不思議な感覚を覚えたのが忘れられないのです

その一年ほど後、父は苦しむこともなくあっという間に旅立ちました

桜散る、この日の靖国神社の季節と同じ頃

この日が父の終戦記念日

ようやく父の戦争が終わったのだと

ようやく父は戦後背負ってきたさまざまな思いから解き放たれたのだと

私にはそう思えてならなかったのです

今頃父は・・・

万感の笑みをたたえて・・・

戦友たちと天国でお酒を酌み交わしているのでしょうか



2月に沖縄に行った折、作家さんにお願いしてきました花織の着尺

工房で作家さんの今までの作品を見せていただきながら、自分のイメージを伝えてきました

糸からこだわって群馬の新品種の糸を取り寄せていただいたり、私色のピンクとグレーに染めていただいたり・・・

そして、出来上がった2反

作家さんのこだわりでしょう、緯糸の配色を変えて織って下さいました

こうして写真にしてしまうとそれほどの違いはわかっていただけないでしょうが・・・

実物を見れば、まったく異なる印象になっているのです

花織の入れ方、微妙な色使いとか・・・

写真では計り知れない、伝えきれないものがあるのです

その上、難しいのはこの小さなサンプルを着尺にして纏ったときのイメージを膨らませること

これは例えば、インテリアの壁紙をサンプル帳から選ぶときにちょっと似ているかもしれません

うーん、迷っています!

玉虫色に見えるこの布をあちこち角度を変えて眺めながら・・・

もう少し、楽しみながら悩むことにしましょうか





ご覧ください、おみ足のネイルアートを!

職業柄、手の爪は常に清潔に短く!

その反動でもあるのでしょうか、きらりと光る足元を見ると・・・

とても個性的なお色のネイルアートと指輪までされていて・・・

おしゃれは足元からと言われますが、その手入れの行き届いた指に感心しきり!

着付けは2回目なのですが、浴衣は今回がはじめて

墨色地にカトレアでしょうか、大胆な絞り柄が彼女の雰囲気にぴったり!

お手持ちの半巾帯は、赤と黄色の昔ながらの博多帯

巾は4寸、つまり15センチほどで、締めてみるとどうも・・・

そこで今時の紗博多帯をお勧めしてみました

こちらの巾は4寸3分、つまり16センチ強

たかが1センチ、されど1センチ

この違いは帯の前巾としてはとても重要なポイントだと

常々私は訴えていて(?)比較して締めてみればその違いの大きさに誰もが納得!?!

足の爪から浴衣までしっくりとトータルに

カラーコーディネートされた大人の浴衣美人の出来上がりです!

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