今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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昨夜はひどい春嵐
ここ豊橋は風も強く、今日も荒れ模様
でも春が一歩一歩近づいている、その前触れのようなもの
今日は前回に続いて桜の話題を
この帯は「銀座の杜」での企画展、「 染め帯三百点」 で出会ったお品
桜好きな方は多いと思いますが、私も例に漏れず・・・
桜の染め帯は前々から欲しかったのですが、いまさら買うのにはやはり何かそれなりの説得力?のようなものがないと決断できなくて・・・
それがこの日、この時、数ある染帯の中から2点セレクトして眺めているその場に、この帯の作家さんが現れたのです!
なんというタイミングでしょう!
しかも手にしていた、その両方がこの作家さんのお品
ひとつはこちらで、もうひとつは紫陽花でした
作家さんから直接お話を伺い、その人となりも少し知り、背中を押されて・・・
このシルエットと、流れるようなライン、空間の使い方、色使い!
私が感じたことをお話しすると、彼も「うんうん、きっと感性が同じなんだね」
と、うれしい一言を頂きました
そして、今が一番充実しているときだと
作家さんの自信に満ちた言葉に同世代としてもまたエネルギーを頂いた次第
早速先日締めていって、ますますお気に入りとなり・・・
部屋に掛けて毎夜、夜桜見物気分を味わっています!?!
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携帯電話が必需品の現代、そのおしゃれ度も年々増している気がします
ストラップの種類もさまざま、こだわりや趣味が案外現れるグッズでもあり
かく言う私も少々のこだわりを持っていて・・・
ひとつにはすぐにペンが取り出せる状態であれば便利なのでストラップ付のミニペンを探したことも
以外に無いのです、イメージするものが
金具や長さにもこだわりだすとまたまた大変・・・
もうひとつが、マイネームのプレート
たまたま江戸職人展に出かけた折、そこで見つけたのがこの桜のデザイン
約15x53ミリの大きさの、まるで欄間のミニチュア版!?!
この裏面に名前を彫ることが可能との言葉に即注文してしまいました
拡大鏡でのぞきながらの手彫りの技
デザインも他に龍など5種類ほどあったかと
あまりの手間にもう作りたくない!と思ったそうですが、その後はどうなりましたことか
小さなお品ですが、大きな満足のお品となりました
ただ、まだひとつ悩みが・・・
これに根付け用の紐を付けてくださったのですが、それだと長すぎてバランスが悪いのです
とりあえず紐を変えてつけてみましたが取付金具をもう少し何とかしたいと模索中
職人技に見合う金具を付けたくなってしまう・・・
これは道理かと!?!
Kさん、おまたせしました!
お母様のしぼりの羽織
一度染み抜きに持っていったのですが、絞りは染み抜きはなかなか難しく断られたそうです
絞りでなくとも経年のお品のシミはなかなか厄介ですし、やっても完璧にはとれないことは経験済み
羽織で着れないのなら、何とか帯にならないだろうかと相談を受け・・・
よく調べると、ずいぶん汚れがあり、最初は正直無理しなくても・・・と
それでもやはり愛着ある羽織
もちろん、汚れが無ければ問題なく、羽織から名古屋帯は楽勝に可能なのです
でも、ここが腕の見せ所(笑)
あっちえ、こっちえ、とっかえ、ひっかえ・・・うーーーん!
仕立てやさんと相談の結果が、これこの出来栄えと相成りました!
ちょうどお求め頂いて寸法直しに出していたアンティークの結城縮みに載せると・・・
時を経てめぐり合いを待っていたかのように相性グー!
きっとお母様にお見せすればさぞ喜んでくださるのでは?
感想をお聞きするのがとても楽しみです!!!
3月は草木芽吹くとき
それぞれの巣立ちのとき
私も息子たちの卒業・入学式にはその「祝いのこころ」を着物で表現
でも、言うまでもありませんが、あくまでも主役は子供たち
卒業式には少し抑えた色調のお着物と帯
帯の季節的には遅いけれど、満開の梅の頃には梅の帯を締めたことも
入学式・・・
お堀のほとりには大根の白い花と菜の花が満開で
そこに覆いかぶさるように咲く見事な桜の古木たち
はらはらと舞い散る桜吹雪を浴びながら・・・
草原色の紬の訪問着を纏いて息子とのツーショット
めぐりくる桜の季節
忘れられない大切な思い出の一瞬!
別れあり、出会いあり
記念すべきときはそのとき限り
その一瞬を大切に
お着物を纏うことでその思い出に輪郭をつける・・・
その日のことを子供たちと
いつか語り合う日が来るやも知れません
末摘花は紅花の別名
アザミの花に似た黄色の花は暖かな日差しを感じる色
紅花染といえば「新田」、という名がすぐに思い浮かぶ、米沢の紬
樹皮や葉を用いることの多い草木染において、花を染財とする点で珍しい紅花染は、春に種をまき、夏に花を収穫し、冬に染める
熱に弱い紅色素ゆえ「花餅」と呼ばれる独特な染料加工を
紅花からは赤と黄色の色素が生まれ、藍を重ねることで三原色を
そして現代、さまざまな植物染料を染め重ね、多彩な紅花染めとして表現
凍てつく季節に染を行う「寒染め」
それでも手が荒れないのは紅花のもつ効用とか
食用に、口紅に、薬用にとなじみ深い染料
6世紀には既に日本に伝わっていたとされる紅染めは、古典文学にも多く登場
「万葉集」には29首の歌にその名が見られるとか
染の回数で色の濃淡を出す「紅染」
平安人は各色を「桜色」から「紅梅色」「今様色」「韓紅」と・・・
なんとも叙情的なひびきに、日本人の持つ柔らかで細やかな感性を感じずにはいられません
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