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「伝統の技と味/しながわ」展
更新日:2010年1月15日
品川には、歴史にはぐくまれた伝統工芸や伝統の味が、今に引き継がれています。
毎年「伝統の技と味/しながわ」展を開催し、技と味のすばらしさを紹介します。
この機会に伝統工芸にじかに触れ、本物の良さを味わってください。
■第20回「伝統の技と味/しながわ」展
日時/1月23日(土)・24日(日)午前10時~午後5時
会場/きゅりあん7階イベントホール(大井町駅前)
共催/品川区伝統工芸保存会
◆伝統の技(実演者)
東京手描友禅(成沢泰昭)
浮世絵摺り(伊藤太郎)
仏像彫刻(稲垣幹夫)
江戸切子(川辺勝久)
木工挽物(黒木昭夫・池輝正)
三味線(篠田靖吉)
和裁(釼持博・八木時人)
紋章上絵(堀宏之)
理美容鋏製造(新保欽二)
東京桐箪笥(林正次・林英知)
表具(佐野順一・佐野文夫)
東京銀器(関一夫・関勝利)
漆工芸(田中勝重)
草木染手機織物(藤山千春)
提灯文字(下田洋靖)
帯仕立て(溝口悌子)
金網(蔦勇作)
骨董修理(鎌田民夫)
和竿(大石稔)
日本刺繍(笹原木実)
早川町(硯)特別参加
◆伝統の味
菓子司木村家(和菓子)
龍月堂(和菓子)
丸萬蒲鉾(おでん・蒲鉾ほか)
石黒飴
小澤商店(お茶)
都せんべい
丸田商店(シュウマイ)
料亭 秀
お問い合わせ
商業・観光課
電話:03-5498-6335
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いつも東京へ行って思うこと
それは地方よりもしっかりとあちこちに伝統がまだ残っていること
ここ大井町は品川の中でも下町
夕方になれば豆腐やさんのラッパの音
路地を入れば小さな八百屋さん、お肉屋さん、洋食屋さん
「コロッケ一つ」 なんて言うのも当たり前?
~商店街と呼ばれる通りがいくつもあります
品川から京浜東北線で一駅3分、で都会から都会の下町へ
このギャップが面白いほど・・・
東京テレポート、デズニーランドへのりんかい線、何かと話題の自由が丘への大井町線
実はとても便利な立地
あまり知られていないけど・・・
いえ、あまり知られて欲しくないのでは?と思うほど宣伝下手?
こんな催しをもう20年もやっているなんて知ったのはつい最近
今週末のイベントです
今年ようやく行くことが出来ます
着付けを始めるきっかけは皆様さまざまですが、やはり何がしかの目的意識があると上達も早いですね
「和空」はほとんどが紹介の方が多いのですが、こちらのMさんもそう
たまたま教室にいらしている方と、同席している会でのおしゃべりから着付けの話題が出て・・・
聞けば2月に華展があり、その折着物で参加できればとのこと
早速12月見学に来られて、その皆さんの楽しそうな雰囲気に是非始めたい!と思われたそうです
そんなわけで今回は、お一人で特訓コースを
このお着物はご主人様のお姉さまにとお姑様が買われたもの
明るめの紺地の付け下げに、なんとも優しい顔をした白い鳩たちが楚々と描かれ・・・
ひと目でお姑様が気に入って買われた着物だそう
もう娘には(義姉)派手になったからと、お姑様が着物を引き取り、嫁であるMさんの寸法に仕立て直してくださったそうです
そんな着物を纏ってみれば、色白な彼女にとてもよくお似合いです!
今日が二回目のレッスン
ご自分で着付けられたのが信じられないような顔をしていましたが・・・
「ハトが豆鉄砲を・・・」 みたいでした!(笑)
華展まであと4回レッスンの予定ですが大丈夫でしょう
華道小原流の10年ぶりの華展は豊橋丸栄で
いけばな小原流展 光の春~彩々~
2月18日(木)~23日(火)
彼女は前期で出展される予定
ふと見れば木々や花々は春の準備をはじめていて・・・
心浮き立つ春の息吹を感じるような華展のことでしょう
みなさま、お着物でお出かけしてみてはいかがでしょう?
日本列島寒波に覆われて各地からは大雪の便り
風の強さは半端じゃありませんけれど、不思議なほど雪の降らない渥美半島
しかられそうですけど、真っ白な銀世界が恋しくもなります
雪国の実生活の大変さを知らないからこそ、こんな図柄の帯に惹かれるのかもしれません
何かメルヘンチックな・・・
こんな帯に真冬ならではの読谷のお着物を
花織の中でもこちらは裏糸が渡っているので手に取ると、柔らかな感触とは別にずっしりとした重みを感じます
その分暖かいということでもあります
来週は新橋演舞場の海老蔵演じる「伊達の十役」を拝見しに東京へ
一月の東京は案外雪に見舞われることも多いので、このコーディネートでお出かけをと考えた次第
姉が先週見てきたのですが、「なかなか良かったよ~!」と申しておりましたのでちょっと期待して
「悪がかっこいい」役者はそうはいませんし、そのハチャメチャな過去も含めて仕事への情熱を舞台で表現する事を楽しんでいる・・・
うわさが絶えないのは魅力ある証拠でもあり
彼曰く、歌舞伎を世界のエンターテイメントにしたいと
あの若さで演舞場の座長公演
恵まれているとも思うけれど、その努力なしで得られるものではないことは誰もが承知
発するオーラとパワーに周りが巻き込まれてしまうのでしょう
これからが本当に楽しみになってきました
昨日は成人式でしたね
人生の一つの区切りであるこの儀式
やはり職業柄?どんな流行かと気になりますが、今年はテレビとネットからの情報で
現代風、古典風、どちらもミックス状態でしょうか
私も手持ちの振袖を広げてみたくなりました
まだお仕立て前のビンテージもの
気持ちは「二十歳」にタイムスリップ!?!
振袖のイメージは・・・
楚々として咲く白梅紅梅
初春をことのほか感じさせてかすかな甘い香りを風が運ぶ
青空の下、ほほをピンクに染めながら梅をかざして・・・
そんな梅をおおらかに染め上げた古典の正統派のお品かと
あくまでも清らかに
初々しく
桜とは又違うその凛とした姿になぜか心惹かれます
もしも私に娘があったなら・・・
もう少し違う感じの帯も選択肢に入れて着せたいと・・・
ピュアなお色は若いときにしか似合いません
自分の好きな色というだけでなく、取り巻く方の意見も聞いて
貴女らしさが漂うような
十代までの美しさを一番引き出すお色目のお振袖をセレクトして欲しいなと
皆からの祝福を受けて
眩しいような、輝く笑顔を見たいから・・・
そして
お着物好きな日本女性となっていってくださいますように!!!
昨日は今年初めての着付け教室でした
このグループは大人の着物ライフ 、キャリア組
初おろしの松原工房の藍染の帯のKさんは柔らかなクリーム色の生紬の染着物
お母様からのお着物にご自分の感性でセレクトした帯との、うらやましいような上級者コースの装いです
辻が花風に誂染をされたYさんの訪問着はとても重厚な鬼縮緬
その深みのある水色に黒地の唐織の帯をコーディネートして
そのまま結婚式へでも、の雰囲気に出来上がり!
質のよいお品は少し今風の小物使いとコーディネートで現代物にない風格が漂います
Sさんは誉田屋さんの帯を叔母様からの深紫のつけ下げに合わせて貫禄を
Eさんは唐子に竜の型絵染のアンティーク着物
珍しい柄とお色がアンティークならではのお品
どなたもが「新年」を意識された装いに、やはり空気が華やぐから不思議です
これが、染めの着物の持つ力でしょうか
そういう私もどうしてもお正月には染のお着物に手が伸びてしまう古き人間・・・
ずいぶん昔のこと・・・
お年頭のご挨拶に師匠宅へおめかししてお出かけを
いつもの自分より若やぐ着物を選んで・・・
凍てつく空気とともに身の引き締まる心持になったもの
そして今は・・・
一昨日の美術館へのお出かけには墨色の小紋に花織の入った格子帯
国画会会員の若手作家の帯はちょっと一目ぼれにちかく衝動買いを
浜松で開かれた伝統織物展に初出品されていた方でしたが、全て売約済みになっていたことからも何か惹きつけられるオーラが
初々しさ、初心・・・
年の初めに意識する、そんな心持を忘れずにいたいと・・・