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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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チームKのEさんはとてもナチュラル志向かと

お野菜大好きで、帯でも着物でもその種の柄にはとても敏感に反応

以前も紺仁の片貝木綿の、野菜柄の染め帯にはほとんど一目ぼれ?

そういえばこのお着物にも合いそうですね

正直それほど生地質は・・・の小紋なのですが柄はちょっと独特

が、地色に同調した柄行きですから着ると案外すっきり感あり

彼女のような背の高い方が着るととても着映えがします

実はこれに合わせてアンティークの稲穂柄の帯を手に入れたのですが・・・

今回合わせているのは最初にゲットした紬の青りんごの帯

とても大胆なりんごが織り出されていて彼女の雰囲気にはぴったり!

インパクトはあるのですが、白地ゆえ案外手持ちのものとの相性もよろしいようです

飾らず、さりげなく、普段着の装いを目指している彼女ですが・・・

もともと古ギレを集めていて、時折その箱を取り出して眺めているのが楽しみだとか

自分の好きな柄にはとことんこだわりながら・・・

亡くなられたお母様のお着物もいろいろ持って来て、アンティークの和ダンスもゲット

お母様のお着物にも少しずつ手を通していくことでしょう

彼女の感性をプラスした自然体の着こなしに周りの空気が和らいで・・・

いつもとても楽しい教室風景をありがとう!






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新年あけましておめでとうございます!

年が改まるだけではありながら、晴れやかな気分になるのがお正月

朝のニュースではデパートの福袋に長い行列が出来ていて

10万円相当のお品が入った1万円の福袋はなんと1分半で70個完売!

福袋の売れ行きはその年の景気を占うとか・・・

ともかくも誰しも平和で健康で過ごすことを願っての一年の事始

ここ「和空」も元旦、ギャラリーに飾ったのは青海波のつけ下げ小紋

通常の小紋ですと肩山、袖山で模様がさかさまになってしまいますが、そうならないように最初に絞りの段階で柄付けが考えられています

こういうお着物は着映えがとてもするもので、着ていくところや季節も問わずもとても重宝なお品

それが絞りであれば尚のこと・・・一昔前ならではの手仕事を感じます

青海波はもともと中国の青海地方の民族文様に由来する山岳文様である
日本では舞楽の装束に使われてきたのが有名 「凡そ舞楽の装束に在てこの曲の服飾ほど秀美なるものはあらじ、その波文即ち世にいわゆる青海波なり」と

半円形の弧を重ねていくことでどこまでも続く大海原を表現しているよう

昔から私の大好きな文様の一つです

着物や帯にもずいぶん多用されているのはやはりその格調の高さと永久なるものを暗示する所以でしょうか

その文様の変形バージョンとして、雪輪青海波、鮫青海波、菊青海波など、さまざまなデザインがなされていることからもその人気の度合いがわかるというもの

今年一年が波穏やかな四海波でありますように!!!

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます


着物は高価なもの、と言われますがそれなりの理由あっての事

これは30年近く前に、成人式のお振袖として誂たお品とのこと

たぶん白生地から染めた、手描き京友禅

しぼのたった柔らかな上質の縮緬

切ったお袖の裏を見て、当時の仕事の丁寧さがわかりました

地色が黒ということもあって、今見てもどこにも古さを感じさせない力があります

当時無理ってお願いしたであろうこのお着物を、もう一度着たいとKさんから相談を受けて・・・

振袖のまま着るのにはやはり無理もあり、男のお子さんばかりの彼女ですから、思い切って袖を切って、八掛けも黒に変えることを提案

ただせっかくの振袖からの変身です

柄のバランスからいろいろ悩んだ末、お袖丈を通常よりも長く、1尺5寸にすることにしました

通常は1尺3寸の袖丈ですから、約7、5センチ長いことになるのですが、この違いは実は非常に大きいのです

長じゅばんの寸法も特注しなければいけませんし・・・

が、敢えてこの長さを残すことでインパクトもあり、また思い出としても残る事でしょう

お正月に相応しい小紋のお着物として蘇って・・・

再びこれを纏う彼女の着こなしは、以前にもまして遊び心を備え、着物生活をエンジョイしたものとなっていくことでしょうね

もう一度ご主人様に纏ってもらえてうれしいと、そんな風に着物が語りかけてくる・・・

30年のときを経ての再会ですね!







クリスマスも終わり、年越しの準備に何となく気ぜわしい方々

お正月のお着物の準備はもうお済ですか?

その昔、お正月には新調した晴れ着に、真っ白い足袋、肌着を並べて・・・

それを纏うことで、年の初めの凛とした空気をあじわったそうです

節目節目を大事にする、四季のある日本の伝統行事

なかなか実行できないことが多いけれど、そういうカルチャーがあったことだけは覚えていたいな、と

無事卒業を終えたYさん、着付けのきっかけは息子さんの入学式

寮に入られている息子さんもお正月は帰ってくるのでしょうか

久しぶりの一家団欒のお正月に、ちょっとがんばってお着物姿で過ごす日を設けてはいかがでしょう

いつもと違う雰囲気に、周りはちょっと戸惑うかも?

普段着感覚の紬に綴れの帯を合わせれば少しあらたまった感じにもなりますね

長時間締めてこそ、手織りの綴れのよさは実感いただけることかと

いつの間にか肩肘張らない自然な着こなしになって・・・

少しづつ、家族にも着物姿をアピールしていってくださることを願っています!


卒業お出かけを前に、事故で肋骨を骨折されたNさん

着物を着られないストレスとずいぶん戦った(笑)ようですが、もうすっかり回復されて

彼女の場合、お着物はいろいろ手持ちのものがあるのですが、どちらかといえばフォーマルなたれ物系が多く、皆さんとランチを楽しむ、という類のお着物はあまりお持ちではありませんでしたが・・・

気楽に着られる紬のお着物に目覚めてからは、帯遊びを楽しみだして・・・

帯の好みはどちらかといえばランダム

手持ちのお着物の何点かに合うような帯を物色して?帯の数を増やしていかれています

段々に彼女らしいコーディネーションの巾を広げ始めてとても楽しそう

お母様や呉服屋さんのお勧めのままに「そうかなあ」と、お着物や帯を選ばれてた彼女が、今ではしっかり主義主張を

今回のコーディネーションはご自分で手持ちのものを組み合わされて、「卒業生らしく出来ました」と、ちょっとご満悦!?

とってもすっきりとした着こなしで、モデルのよう

すっかり都会的な雰囲気に仕上げて、このあとは教室から程近い和食のランチへお仲間とお出かけ

来年は更なる守備範囲が楽しめそうですね!





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