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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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今一度、豊橋の芸術文化交流施設整備事業の見直しを!

今日市長さんにお会いして、今後できる駅前芸術ホールの再検討をお願いしに行ったのですが・・・

お話を聞くにつれ、理解したのは、今回作りたいのは演劇に特化した劇場で、スロープの急な客席のホール

本当にそういうスロープが必要なのでしょうか?

下の小松芸術劇場のような客席では現代劇には不利?なのでしょうか?

公共施設の性質上、難しい点は多々あるでしょうが、本当に使用頻度を上げて、街中活性化を図りたいのでしたら、果たして演劇に特化した建物でいいのでしょうか?

一体、「チェンジ」を掲げて初当選した市長の公約のひとつでもあった、劇場の全面見直しを、というマニフェストの内容がこれだったのでしょうか

どこで、誰がこの基本計画に携わったかもまったく知らされないままお役所仕事として進行中の、旧態依然の仕事ぶりに憤りさえ感じます

テレビに出ている人だけが有名人だと、そういう人たちだけを呼べばいいと、何か勘違いして無いでしょうか

メディアに踊らされて知名力だけで、価値判断をしていないでしょうか?

そして、未来を託す子供たちに現代劇だけを見せればいいのでしょうか

何か考えに偏りを感じて・・・

もどかしく・・・

トップの考え方一つで大きく政治が動く時代、時代遅れの建物を作ることになりはしませんか???

               「小松市芸術劇場 うらら」 ホール内
      大ホール 写真                            

歌舞伎をはじめとする伝統芸能から現代劇、室内楽、オーケストラ、映画、講演会など多様な公演が可能です。

舞台から客席の最後尾まで20mというコンパクトな造りになっており、どの席からでも十分にステージを堪能できます。

次はどんなステージで楽しませてくれるのか――。そんな期待にこたえるホールです。

客席は、市の木である松の葉をアレンジしたパネルの壁面や伝統工芸を取り入れた格子などがあり、和風の要素をアクセントとして現代の歌舞伎小屋をイメージしています。

形式:
プロセニアム型
席数:
851席(桟敷席52席、車椅子席5席含む)
舞台:
幅37.8m、奥行15.7m、すのこ高さ21.0m
プロセニアム開口 幅17.1m、奥行15.7m、高さ9.0m
設備:
昇降式花道(スッポン迫り付)
大迫り(8.2m×1.8m)
小迫り(3.6m×1.4m)
道具迫り(4.2m×2.1m)
残響可変装置(残響可変時間(空席時)1.10~1.59秒)
音響反射板、親子観覧席、35mm映写機
難聴者補聴システム(兼同時通訳設備)
                    
                          (仕様書より)
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羨ましい事にKさんは、お母様から色々なお着物や帯を受け継いでいます

そのお着物がほとんど寸法的にもそのまま間に合うのですからなおさらグー!

そして昔の方にしては珍しいことに?趣味的な帯も相当お持ちで、それが又とてもセンスのよいものばかり

DNAはやはり間違いなく遺伝するのだと感心しきり!

どんなときにどんな帯を締めたのかしら、と想像したくなってしまいます

先月でしたでしょうか、こんな黒大島を持ってみえて、どの帯をのせたらと、コーディネートが始まりました

その中の一本がこの墨黒の紬帯

ほっこりとした真綿系の地に、大胆な淡いピンクの更紗柄が織り込まれたもの

捨松か渡文系でしょうか

前柄と同様、太鼓柄もかなりのインパクトあり

黒地に黒地の帯あわせを提案すると、少し驚かれたようでしたが、この着姿を見て、納得?!

多分お母様はしなかったコーディネートではなかろうかと

モノクロのものは特に今都会では好まれ、ある意味、一歩間違うと制服のようで皆同じに見えてしまうこともあるような気がします

その分、小物使いに神経を使わないと・・・

もっともこんなコーディネートでしたら逆に個性も出るというもの

挿し色一つで、フェミニンにも粋にも変幻自在

琉球紅型のような帯にすれば、またまた個性派の装いが楽しめるでしょうね

たんすの虫干しにはよい季節です

実家にでも顔を見せに行ったついでにでも、お母様や御祖母様の箪笥を覗いて来るのも良いかもしれません

着物を着なかった頃と着るようになってからでは、見る視点が変わっているのが常ですから・・・





こちらのお着物はもともとYさんのお父様の大島紬

茶泥の昔ながらのお品です

お父様のこの着物姿を見ていて、いつかこのお着物を自分が着たいと思っていたそうです

昔は男物の裏地といえば、どんな高価のものにも大抵金巾(きんぷく)と呼ばれる綿の、それも紺の通し裏がついていました

綿ですので保温性もあるのですが、今の感覚からすると、どうして軽い着心地の大島に重い綿の裏地を?

それも、表地の色に関わらず、申し合わせたように、紺色で・・・

大抵は男性用に織られていた反物自体がほとんど同じ系統の色柄だったこともあり、あえて変える必要が無かったのかもしれません

もっとも、本当に一部のこだわりの色に染められたお着物には裏地もそれなりの色の絹胴裏がついていることもありますが

今回、自分用に洗い張りしてお仕立て直すにあたっては、八掛けにこだわりたいとのことでした

どちらかといえば、かわいい柄が多い彼女ですが、男性用の大島紬の雰囲気に合わせて、ぐっと大人っぽく、渋い感じでいきたいと

柄八掛けは、まだまだそこまでなかなか・・・という分野でもあり、既製のものは種類も限られているのが現状

通常お誂えのようなお品は当然八掛も別染めですから

ただ、そこまでするのはこういうケースでは少々もったいない気もするのが人情

既製のものでと、何とか探したのがこちらの縞八掛

渋い海松色にベージュの縞が、表の茶泥と不思議なマッチング

昔物語のような柄の「木屋太」の帯を合わせて、秋色の帯締めをすれば、晩秋のお出かけにぴったりかと

もちろん、三分紐の帯締めに秋バージョンの帯留めなどもこういうコーディネートには楽しめますね

そうそう、朝夕の冷え込みには、コートの準備もお忘れなく!










今日は主人の十三回忌の法要を

身内のみのささやかな会食でしたが、「秋」を楽しむことが出来ました

日本料理はその器から料理の構成まで四季折々の風情を醸し出す事がひとつのポイントかと

見た目もご馳走

向付けを見ればなんとなくそのお店のセンスとこだわりが感じられる気がします

味わえば、一つ一つのお料理に手間隙をかけていることにも驚かされます

最近でこそ「地産地消」を流行のように言うけれど、こちらはお店を開かれた時からすでに実行

ここ渥美湾はお魚の種類も豊富に取れ、実は、ふぐは日本有数の漁獲高を誇ります

奥三河まで行けば、山の幸も色々と

料理人にとっては、そんな豊富な食材を前に、どういう仕立てで披露するかの戦いでしょう

活かすも殺すも・・・

食する側は、運ばれてくるお料理の一つ一つに心配りが感じられると単純にうれしくなって・・・

お酒は止めておこうと思ったのですが、あまりの美しいお料理につい日本酒を・・・

その日本酒もしかり

地元のお酒だという、ぬる燗はやはり邪魔をしない、ほどよい辛口

ここにも、亭主の「主張」を感じさせていただきました

豊かな地元を感じさせるお料理の一品一品に、神奈川からの弟夫婦も満足の様子でした

小さくて隠れ家的な、日本料理「やまもと」

このお店の名前をデザインした(書いた)のが墨絵作家のKさん

小さな看板しか出ていませんのでお近くまで行かれましたらスピードを落として

次回は何が?と期待したくなる、リピーターの多いお店かと

ご馳走様でした!!!












急に冷え込みが厳しくなりましたね

各地の紅葉便りも終盤でしょうか

先日着せ替えたマネキンさん

時代は多少前後しているかと思いますが、不思議とアンティーク同士、馴染むのです

大正生まれの伯母の銘仙のお着物と、多分それ以上古い、ちょっと江戸縮緬風の刺繍帯

黄緑色の地色もかなり変色が見られ、あちこちお太鼓などにもシミがあるのですが、なぜか眺めていたくなる帯・・・

この色とりどりのもみじの色のせいかもしれません

ありえない色ですもの・・・紫や青のもみじなんて・・・

こういう感性、ってすごいなあ!

先人達のキモノに対する執着とも思えるこだわりを感じずにはいられません

染、刺繍、型、それぞれの職人の分業の世界

切磋琢磨して技を競ったであろうことが容易に想像でき・・・

だからこそどんなキモノも受け止める寛容さが備わっている・・・

現代のものを語るとき、必ず過去のものを知る・・・

現代の流行も必ずや過去の産物となる

現代の流行の品々を、果たしてこの時代のような感動あるものとして残っていくことが出来るのでしょうか?




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