今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
立派な古木に囲まれた庭園と点在する茶室
散策に心地よい小路には古灯篭やお地蔵様もあちこちでお出迎え
ここが東京の真ん中、ファッションの発信地、青山のビル街とは思えない異空間のよう
新しい美術館は隈研吾氏による建築とドイツ人デザイナー、ペーター・シュミット氏によるロゴマークに象徴されるように、伝統と現代性の調和を目指して
開館から一年間は8回にわたる「新創記念特別展」を開催、当館を代表する名品の数々を鑑賞
10月7日(水)開館した第1部は、新・根津美術館展 国宝那智瀧図と自然の造形
美術館の中にいながら庭との一体感を意識したホールの空間には菩薩様が立ち並び・・・
展示室1から6までお好きなように回っていただいて構いませんとのこと
展示室6では初陣茶会
初代根津嘉一郎が催した茶会の様子を再現
天井からの光の取り入れ方にもこだわりがあって趣きあり
11月18日(水)~12月23日(水)第2部は、根津青山の茶の湯と題して、初代嘉一郎の人と茶と道具展
閉館期間がランダムのようなので事前に開館期間をチェックしてからお出かけしたほうがよさそうです
ゆったりとしたときの流れを感じるこの庭園を次回は是非お着物で訪れたいと
あちこちで趣味のよいお着物姿を拝見するにつけ、そんな思いに駆られながら・・・
芸術鑑賞、そして光も緑もあふれる空間で、心地よい充足のひとときを
この秋、お勧めのお出かけ場所のひとつかと
PR
ここ数日、要望書の作成に追われていました
豊橋に本格的な劇場が欲しいと、どれくらい前から署名活動がされていたのでしょうか?
もうかれこれ30ねんいじょうになるのでは?
豊橋より小さな市や町に立派な施設が建設されていくのを横目で見ながらどれくらいの月日が流れたのでしょうか?
財政的に大変なのはどこもそう大差があるわけでなく、住む人の文化に対するレベルの差がもたらす結果だとの声があるのも事実
時代の流れもあるでしょう
今様々な所で変革が求められ、価値観も多様化した、ある種混沌とした時代
こんな時代だからこそ、日本の伝統文化を日本人としてきちんと伝えていくこと
そういう意識を持つように官、民一体となって、知恵を出し合い芸術文化を発信していくよう努力していくこと
そのためのコミュニケーションが出来ていたでしょうか
今からでも遅くないと思います
全国に誇れる劇場作りに関わっていきたいと
そんな想いを今一度受け止め直していただきたいのです
「豊橋伝統文化を愛する会」
いつの間にか議会を通過し、基本構想の出来上がった「豊橋市芸術文化交流施設整備等事業概要」を目にしてこのままの状態で劇場つくりが進むことに強い危機感を感じました
26年間「吉田をどり」を続けてきた舞踊家たちから、いろいろなジャンルの方にも声をかけ、お願いをすることにしました
著名な歌舞伎役者、舞台演出家、映画監督へ
声かけは全国区で
本格的な歌舞伎の上演可能なら劇場なら他の演劇の妨げとなろうはずもない
本花道もない
セリもない
常設の大道具の設備もない
これで優れた舞台芸術の鑑賞機能を満たしているとでも?
認識の違いは歴然です
伝統芸能を見たことのない方が文化課に所属しているのだとしたら、様々な情報を届けて理解を得る努力もしなければ
芸術一般に関わる方々、この想いに賛同してくださる方はどうぞご連絡ください
ホールは芸術交流の場としていろいろな使用方法が模索されます
一流の芸術を地元で鑑賞するために
あなたの声もどうぞお聞かせください
艶やかな大島はいつの時代も愛されて・・・
その軽さと着心地は一度着たらやめられず・・・
そんな大島もまた流行あり
一昔前はこれでもか、というような絣の細かさや複雑な柄行きを追求した、超高値のお品も
レア価値、美術的価値があるからと、お着物を着ない方までが資産運用的に勧められ買われた方も多かったとのこと
バブルがはじけ、価値観が変り、そんな当時のお品からたんすに眠ったままのお着物がリサイクル市場に出回りだしてある種の着物ブームが到来
呉服屋さんではとても買えない若いOLさんも着物が気軽に買えて、ちょっと着てみようかと
きっかけが生まれれば、より自分らしく、且つ現代にマッチした、装いを求めて情報収集を
何かメディアに踊らされている・・・
そんな気もしないではないですが・・・
それでも賢く買って賢く装う若い方々の着物姿が増えるのはうれしい限り
ふと取り出したくなったこちらの大島
時代は定かではありませんが・・・
三崩しのような網代織になったとてもシンプルなもの
老竹色に染められた、色大島の種類になるのでしょうか
深まり行く秋・・・
こんな大島に「秋のいろいろ」を感じる帯をのせて、足早に過ぎる秋を楽しみたい・・・
それぞれの秋の装いを楽しんで
つるべ落としの秋の夕暮れ
実物のよさの何分の一しか伝わらない・・・
友人の来月の結婚披露宴に出席のHさん
手持ちのお着物を持って相談に見えました
せっかくだからと、Tさんも色々と持参されて、ファッションショーのはじまりです
このお着物はかれこれ30年近く前誂た、Tさんの付け下げ
一度も袖を通すことなく・・・
数年前、娘さんが初めて纏ったのは海外でのこと
今改めて眺めても、この見事な菊の存在感!
技術的な細かな名称は解りませんが、糸目なしの素描のような大ぶりの菊にろうけつ染めの葉
どっしりと重い生地・・・光の角度できらきら輝く変りちりめんにぼかしも入っています
今ではわざわざ「手織り」とか「手描き」とか断り書きをしますが、その頃は手加工が当たり前だった時代
それでも、これだけ大きな菊を描くのは大変なことでしょう!
バランスよく配された大胆な柄は、何故か現代的にも見えます
古典の持つ力、とでも言うのでしょうか
絵画を見ているような・・・
ありきたりの表現ですが、芸術の秋にふさわしい晴れ着かと
若い方にはこのような帯で清楚に
年を重ねて、帯や小物で渋く
こういった付け下げは年齢でなく、雰囲気で着こなす着物だと・・・
一口に「朱」というにははばかれる、奥深い色に改めて感動しながら眺めていました
Tさんならどんなコーディネートで?
一度是非見せていただきたいな、と
着物は本当に奥深い・・・
最新記事
(06/29)
(07/11)
(06/18)
(03/10)
(10/22)
カテゴリー
最新コメント
[11/14 チョコボ]
[10/10 雅]
[08/22 音弥]
[08/13 mi]
[10/18 M]
ブログ内検索
アクセス解析
カウンター
カウンター