今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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先週末は恒例となりし忘年会・・・
平成16年夏、「和空」が完成して、なんと今年で5回目でした!
はじめは材料買出し、調理まで、「和空」の狭い台所でシェフ、ミキコの元作って頂いていたのですが、だんだん人数が増えて昨年よりは一品持ち寄りとなり、豪華な晩餐会となってまいりました
こうして振り返ってみると、はじめからの顔ぶれから、今年初参加の方まで・・・(先に帰られた方ごめんなさい!)
着物の着こなしもさまざまに・・・
改めて、素敵な笑顔あふれる方々だと・・・
時を経て、縁あって嫁いだ方の元で、それぞれの個性あふれる着こなしで、そのお着物の魅力をつないでいって・・・
妙にはしゃいだ気分になるのは、そんな姿を目の当たりにするからでしょうか
この地に教室を構えて、ようやく周りの環境も整ってきた安堵感もあるのでしょう
豊橋という土地柄もあるのでしょうが、お話しするうちに誰かと何処かで繋がっていて、奇妙な縁を感じることもしばしば
こんな素敵なお仲間を得て、大好きな着物に囲まれて・・・
こんな出会いを頂いたこと、感謝しております
本当に有難うございます!!!
色々と抜けているところ、ボケも少々はじまって・・・
でも、お一人お一人との関係は、まじめに、心をこめて・・・
この教室の皆様から頂く、心の栄養剤を糧に、これからも出来る範囲のこと、無理しないでがんばっていきたいと・・・
まっすぐに・・・一本道を・・・
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最近、何故か色無地を頼まれることが多く・・・
過日も姉のお茶のお弟子さんが、初釜に着るため、色無地を探して欲しいと頼まれました
色々お話を伺っていくと、興味深い事実が・・・
流派によって、色無地が無難な流派から、訪問着でないとまずい流派まで・・・
これは師匠の好みというよりは、それぞれの「流派」の色なのでしょう
無地の着物は、基本的に、反物の地に左右されやすいもの
そしてその、微妙な染めの色によっても・・・
色無地は帯び次第で、遊びにもフォーマルにも使える便利なものですから、何枚か用意されておくと便利なもの
個人的には地紋が入っているものが好きで、一越ちりめんにはない、光の反射で変わる表情を楽しむことが出来ます
このお着物は、南天の地紋織
湊鼠色に近いお色で、若い方から年配の方まで、帯び次第で着まわしが利きます
こんな紗刺繍の帯を合わせれば、ぐっと格調高い装いとなりますし、染め帯などを合わせれば、食事会などにも気軽に着ることが出来ます
見違えるように帯び次第で変化する色無地のお着物
着ていく場所やTPOで、個性を楽しむ装いが出来るのは、色無地の得意とするところ
これからの季節、出番の多い着物となりそうですね
先週末は、東京へ
歌舞伎座では、十二月大歌舞伎の昼の部、坂東三津五郎丈の、「京鹿子娘道成寺」がかかっていたので、一幕見を
道行場面がいつもの音楽と違っていたので、興味深く拝見して・・・
あとでチラシを見れば、常磐津を用いていて、これは坂東流ならではのもので、今回の話題のひとつとのこと
通常衣装もここの場面は黒地の枝垂れ桜模様なのを、赤の衣装で、最後、振り鼓の場面からも赤の衣装に引き抜いてそのまま鐘の上で見得
この演出法、叉踊り方を拝見しますと、歌舞伎役者としての「道成寺」 というよりは、坂東流家元としての「道成寺」の踊りだと私には思われました
歌舞伎所作事として歌舞伎役者が踊る演目には、日本舞踊とダブるものも数多くあるのはご存知のことかと
ただ興行としての舞台は25日近くの長丁場、毎日全力投球などしていたら幾つ体があってももたないでしょう
それゆえ役者の個性とか色を感じさせるようなエッセンスを前面に出した踊り方になるのも止む終えないこと
そういう踊り方の役者さんが正直多い中、坂東三津五郎丈の踊り方は、舞踊家としての姿勢をいつも感じます
中村勘三郎丈が息子たちを三津五郎丈のもとで修行させているのも、納得?でしょう
いつものように丁寧な踊り方、そしてとても濃くのある、白拍子の舞姿でした
そんな非現実の世界の余韻に浸りながら、銀座を横切ればクリスマスイルミネーションに飾られた色とりどりの華やかなディスプレイが目に飛び込んできましたが・・・
でも、どこか白々しくも感じられ・・・
聞こえてくるニュースが暗いものばかりのせいかもしれません
サブプライムに発した世界的な不況は、中小企業の将来を押しつぶしそうです
銀行融資は現実的には報道のような内容には程遠いのでは?
何か先行きの暗さがひたひたと忍び寄ってきている・・・日本の中心、東京銀座の街の風に、例年と違う肌寒さを感じて・・・
良きクリスマス、良き来年をと、願わずにはいられません!!!
朝のコーヒータイム、ちょうど NHK「このひとにときめき!」 を見ながら過ごすことがたまにあります
何がしかを成し得た方の言葉は本当に意味深く、心にずっしりと響くことばかり・・・
何気なく話されるその内容は、とても興味深く、自らの指針としたいと思うことが多々あります
そんなトークを自分なりに書き留めて・・・
はじめに、大津の月心寺の村瀬明道尼のお言葉から・・・
食べ物を作ること・・・その思いの根源は・・・
美味しいものを彼に食べさせたい、彼女に食べさせたいーこれが原点と
愛することを知らなければ美味しいものは作れないと
"君が為に!" こそ大事なこと・・・
9歳で僧籍に入り、39歳で瀕死の事故に遭い、その後を生きてきた方の言葉は私の胸の中で膨らんで膨らんで・・・
語られるその一言一言から・・・
ものの捕らえ方や人生観、その人となりが画面から伝わってきました
検索してみれば、ドラマのモデルにもなったほどの名物尼なのですね
素材に息づく命をいかにして料理に活かすか・・・ここに見事なまでに真摯に取りくむ姿・・・
愛する人に美味しいね! って言って貰える 「しあわせ!」
やはり、すべては、「愛」 なのですね!!!
言葉に出来ないほどの辛い思い、悲しい思い、さまざまの思いが凝縮して、やがて心の滋養に・・・
一度訪れて、絶品といわれる胡麻豆腐やその季節感あふれる精進料理を頂きに伺いたいと
大津の逢坂山・・・私にとって、歴史も含めて訪ねて見たい処となりました
30日の吉田踊りには、着付け教室のお仲間の方々が大勢声援に来てくださり、本当に心強く、有難く、感謝感謝でした!!!
何とか大きな失敗もなく舞台を終えてカレンダーを見れば、もう「師走」!
年の瀬の気ぜわしさが急に押し寄せてきた気がしています
これから忘年会、クリスマス会、お正月と、お着物を纏う機会が増える時期
箪笥の整理にもちょうど良いですから、是非あれこれと袖を通してみることをお勧めいたします
すると、思わぬ掘り出し物?忘れ去っていたものを見つけるかもしれません
このお着物もすっかり忘れていましたが、かけてみると以外に華やか
黒地の着物はシチュエーションで帯を変え、色遊びの楽しみを味わいやすいかと
たとえば、山帰来や柊のリース、サンタさんなどが描かれた帯なら、まさしくクリスマスバージョンに?!
羽子板や南天の描かれた帯に替えれば、お正月バージョンに早変わりです!!!
ふと、フーテンの寅さんの映画のシーンが頭をよぎります・・・
お正月・・・いつもは忙しそうなさくらさんも着物を着てのお茶の間シーン
節目を大切にする日本独特の感覚でしょうか
昔も今も、日本人にとって、やはり「お正月」は、特別な団欒のひととき
出来得れば家族揃ってのんびりとゆっくりと過ごす・・・
平和であればこその「しあわせ」・・・
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