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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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先週末は、東京へ

歌舞伎座では、十二月大歌舞伎の昼の部、坂東三津五郎丈の、「京鹿子娘道成寺」がかかっていたので、一幕見を

道行場面がいつもの音楽と違っていたので、興味深く拝見して・・・

あとでチラシを見れば、常磐津を用いていて、これは坂東流ならではのもので、今回の話題のひとつとのこと

通常衣装もここの場面は黒地の枝垂れ桜模様なのを、赤の衣装で、最後、振り鼓の場面からも赤の衣装に引き抜いてそのまま鐘の上で見得

この演出法、叉踊り方を拝見しますと、歌舞伎役者としての「道成寺」 というよりは、坂東流家元としての「道成寺」の踊りだと私には思われました

歌舞伎所作事として歌舞伎役者が踊る演目には、日本舞踊とダブるものも数多くあるのはご存知のことかと

ただ興行としての舞台は25日近くの長丁場、毎日全力投球などしていたら幾つ体があってももたないでしょう

それゆえ役者の個性とか色を感じさせるようなエッセンスを前面に出した踊り方になるのも止む終えないこと

そういう踊り方の役者さんが正直多い中、坂東三津五郎丈の踊り方は、舞踊家としての姿勢をいつも感じます

中村勘三郎丈が息子たちを三津五郎丈のもとで修行させているのも、納得?でしょう

いつものように丁寧な踊り方、そしてとても濃くのある、白拍子の舞姿でした

そんな非現実の世界の余韻に浸りながら、銀座を横切ればクリスマスイルミネーションに飾られた色とりどりの華やかなディスプレイが目に飛び込んできましたが・・・

でも、どこか白々しくも感じられ・・・

聞こえてくるニュースが暗いものばかりのせいかもしれません

サブプライムに発した世界的な不況は、中小企業の将来を押しつぶしそうです

銀行融資は現実的には報道のような内容には程遠いのでは?

何か先行きの暗さがひたひたと忍び寄ってきている・・・日本の中心、東京銀座の街の風に、例年と違う肌寒さを感じて・・・

良きクリスマス、良き来年をと、願わずにはいられません!!!









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