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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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「和空」の着付け教室では毎年忘年会を開いていて、一年ぶりの逢瀬を楽しむ方も?・・・

着物デビュー前の方には先輩の方が着付けをお手伝い・・・新人さんが主役です

お正月にお着物を着ていただきたくて、その予行練習

着物の着付けを始められるきっかけはさまざまですが・・・

ある方は、若い頃、一度しか手を通すことが出来ないまま、箪笥の中で永い眠りについていた着物を、洗いに出し、八掛を変え、よみがえった着物に今一度袖を通す・・・

いつも思うのですが、その年齢にしか着られない着物があります

その年齢でしか着こなせない着物があります

でも、でも、やはりもう一度着たい思い・・・殿方には理解不能かもしれませんが・・・

そんな着物を着る場でも良いのでは

一枚の着物をめぐる、素敵なストーリーに会話も弾むのですから・・・

世代を超えて集まる、着物好きな仲間たち

不思議と奇妙なつながりがつながりを呼んで

それぞれの個性を確認しあうように、それぞれが個性を受け入れて・・・

12月の忘年会の日、「和空」には、魅力ある女性方であふれます

今年は皆様、どのような美味しい食材と、お召し物を考えていらっしゃるやら・・・

とても とても 楽しみです!!!

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先月、「静と知盛」の衣装見に名古屋まで行ってまいりました

この演目は、あまりこのあたりではかけられないのか、静の衣装はこの衣装のみでしたが、とても格調のある唐織で身が引き締まる思いでした

女性がこの曲を踊る場合、色々な演出方法が考えられますが・・・

地方と呼ばれる、生演奏でなく、テープでの会ですので

今回は、壺折に烏帽子という能仕立ての扮装から、素踊りと呼ばれるこちらの白い衣装に早代わりを!

さて、いまいちど、新歌舞伎十八番のうち、「船弁慶」とは?・・・

鎌倉の兄頼朝の勘気に触れた源義経は、九州へ落ち延びるため、摂津国だいもつうら(大物浦)から舟に乗ろうとしています。義経の家来武蔵坊弁慶は、義経をいさめ、義経の伴っている愛妾静御前をここから都へ帰すことにします。静は弁慶の言葉に別れの舞を舞い、涙ながらに別れます。いよいよ舟が海上へ出ると、にわかに悪霊が現れ、大嵐となり、船子たちが祈るうちに、海上には義経がかって滅ぼした新中納言 平知盛の亡霊が、一向に襲いかかりますが、弁慶の法力に阻まれ、海上はるかに退散します

長唄 「静と知盛」 は、この、前半の 「静」の部分と後半の、「知盛」の霊の部分のみを凝縮した踊りと申せます

前ジテの静が情を見せ、後ジテの知盛がおそろしさを見せる・・・剛柔を分けて演じる・・・

はてさて、いかがな舞台と相成りますやら・・・

ここからは、メンタルコントロールがいちばんの課題となっていきます

未熟ながら、精一杯、心をこめて おどりたいと・・・

みなさまの応援、どうぞよろしくお願い申し上げます!!!



明日は勤労感謝の日、大安・・・結婚式も多いことと思います

私も主人の友人のご子息の結婚式に出席の予定

親類でもないのですが・・・

主人の幼馴染のグループがありまして、息子たちにとって、父代わりとなり見守ってくれている友人たち

家族ぐるみのお付き合いは、親戚以上なのかも?

その昔、その式場で主人が司会をしたそうで・・・今回又その方の息子さんが同じ場所で式を挙げることとなり

本当に少人数のささやかな式のよう

司会も友人、手作りのような結婚式

晴れの門出を祝って、ひとさし、舞をご披露?の予定

着物は何にしようかと思いましたが、華やかに、30代に作った訪問着がこの季節にお似合いかと

帯はもうかれこれ10年以上前、舞台用にもと思って誂えた、龍村晋の初おろし

初代龍村平蔵といえば、お着物好きなら誰もが知っている方・・・そのご子息で、正倉院復元模様など数多くの作品があり、当時一大決心をして買った帯です

着物も帯も、何十年たっても使えることを考えれば、決してお高いものにはならない・・・

コーディネートを考えて揃えていけば・・・

結婚式には、お祝いの気持ちを表す意味でも是非、「晴れ着」を着ていただきたい!

若い方のお着物姿のはなやかさ!に、勝るものはありませんから・・・









寒さも本格的になってくるとの予想に、あちこちに仕舞ってあったショールを取り出してみると・・・

色々たまってくるものですね、こういった小物は!

ショールは暖かさとともに女らしさをかもし出すものとして、着物姿には必須アイテムと言ってもよいかもしれません

最近は羽織や、道行コートを着てのお出かけというよりは、大判のショール一枚で真冬も対応という方も多いかと

地方と都会の生活スタイルの違い・・・車での移動か否か・・・ということも大きな要因のように思いますが・・・

特に、着物初心者にとって、そこまでの準備がなかなか・・・という事情も?

着物で冷えを感じるのは、やはり、足元と、首筋

これからの季節、防寒を考えれば大判の無地のカシミアのショールがやはりおすすめです

落ち着いた色調のものなら、洋装でも和装でも使えますし、長い間使っても飽きがこないかと

又、普段使いでしたら、モヘアとか、アンゴラで編んだものもとても暖かで、扱いも楽ですね

どういった移動手段を使うかで色々使い分けたい、ショール類

着物でのお出かけが多くなると、こだわりたくなるお品です

お着物のお色とも相談しながら、よく考えて買われる事をお勧めいたします




秋のお出かけ第二弾は、豊橋美術館で開催中の上村松園展へ

子育て真っ最中のマキノグループの企画でしたので、午前中レッスンして、その後のランチと美術鑑賞という、ちょっぴりハードスケジュール?

近くにありながら、初めて伺った 「和の膳 おざき」 は、地産地消がモットーとのこと

盛り付けにも、素材にもこだわりが感じられ、又ボリュームも満点

が、ほとんどが野菜主体なので、カロリー的にはそれほどでもないのかと

この時期、地元は柿にあふれます・・・メニューの随所に柿バージョンが見えました

そのひとつ、丸柿をくりぬいて、ゼリーと和えた前菜は、まさに柿の産地ならでは

デザートの「お芋のおはぎ」というのもちょっぴり変わっていました

その後、まだ着付けを始めたばかりのお二人の方も含め総勢9名で美術館へ

会期が16日までということもあり、美術館は賑わっていました

美術館会員でもある、Kさんの案内のもと、松園、松篁、淳之 それぞれの部屋に分かれての展示を楽しみました

「こんな色の、こんな柄の着物がほしいな!」と、着物に連想しての鑑賞の方も・・・

それぞれが美術館に溶け込んで、自然体の装いに、心地よい空気が流れ・・・

晩秋の日差しがやさしく射し込んでいました




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