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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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4期目に突入のこのクラス、とても個性派ぞろいで、明るさはぴか一!

そのけん引役がYさん・・・好奇心の旺盛なことは自他共に認めるところでもあり、それは着物に関しても同様で・・・

ご自身の作品展など、お出かけの機会が幅広いこともあり、その折々の場に合わせた着こなしを心がけていらっしゃるご様子(以前にも少しご紹介したかもしれませんが)

この日の着付けは、豊橋の鬼祭りの日に東京での絵画のイベントへお出かけの設定

雪も降るかもしれないと、濡れても許される着物をセレクトしてそれに合わせた帯のセレクトの確認を

若い頃のオレンジの更紗調の小紋に、お母様から譲り受けられた、深いグリーン地に更紗柄の塩瀬の帯

もうすっかり上級者のコーディネートをさりげなくアピールして披露してくださいました!

最後に帯締めと帯揚げでいつも迷ってしまうと言われますが、それも好奇心ゆえでしょうか

こんな装いの時には、帯締めをクリーム系にするかグリーン系にするかで、ずいぶんニュアンスも変わりますから

それが面白く、又驚きでもあり、皆で「フム、フム・・・」

譲り受けた着物とか帯に、少し現代感覚をミックスさせて装えば?・・・

それで印象は、がらりと変わり、見違えるようになることを本当に楽しんでいる、そんなクラスの風景の一コマです

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先週の金曜日から3日間、東京、永田町にあります、国立劇場で日本舞踊協会公演が行われました

これは、毎年 都民芸術フェステバル助成公演にもなっているのですが、ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?

ちょっと堅いお話で恐縮ですが、日本舞踊協会とは・・・

日本舞踊の古典技法の正しい継承と、創作面での新分野の開拓により、日本舞踊の昂揚と発展を図ることを目的として、昭和30年に設立され、現在、文化庁監督の下、様々な活動の母体の役割を担っている協会です

日本舞踊とは
日本舞踊はすなわち日本の踊りです。
日本の踊りといっても、神楽や伝承民俗芸能、
あるいは盆踊りや民謡といった
民俗的なものではなく、あくまでも舞台上で
上演する事を目的とした一個の舞台芸術です。
そこには先行芸能である「舞楽」「能楽」の
要素は勿論、様々な民俗芸能のエッセンスが、
洗練された形で含まれており、
古代から現代に至る日本の芸能の
集大成とも言えるものです。
日本舞踊は、400年近い歴史を経て、現在では、
歌舞伎を母体とするいわゆる歌舞伎舞踊、
座敷舞の伝統を持つ上方舞や京舞、
新しい創造を目指す創作舞踊など
様々な顔を持っています。


この公演には歌舞伎俳優の方も毎年何人か出演されていて・・・

今年は市川団十郎さんが、娘の「ぼたん」 さんと、常磐津の"京人形" を、又、坂東三津五郎さんは 常磐津の"こととい" を踊られました

こんな公演が行われていること自体、あまり認識されていなくて、とても閉鎖的な印象の日本舞踊の世界に感じられているのではないでしょうか

歌舞伎と日本舞踊は、どう違うの?

その辺りのことをこれから、自分の中の未消化の部分を解いていくことも含めて、少し書いていけたらと思っています


新居は、眼下に小さな小川が流れ、その向こうには畑が広がるのどかな社宅の3階

部屋の窓からは、畑の真ん中に、ホテル"アムステルダム" という、しゃれたモーテルが見えていて、一度あそこに泊りたいとおねだりしましたが実現ならず・・・

新居で迎えた最初の朝、緊張して作った?目玉焼きは、ゴムのように硬くなって、お味噌汁は味噌が濃すぎて・・・変なことばかり記憶に残っています

彼は新婚旅行代と婚約指輪代で貯金を使い果たしていて、私は名取の看板ひとつ

団地サイズの3Kに、お嫁入仕度のタンス3棹と円卓

「ウン、なかなか広い我が家じゃ」などと申しておりましたが、テレビもステレオもエアコンも無い無い尽くしの生活からのスタート、毎月ひとつずつ電化製品を増やしていきました

テレビを買うと、近くに住む寮の友人達がテレビ台(カリモクのローチェスト)をプレゼントしてくれました

今思えば二人でそろえる楽しみを感じながら、翌月は何をと、ああでもない、こうでもないと・・・

一方、それまでお料理は母の手伝いを少しするぐらいでしたから、最初の戸惑いは、量の加減が分からなかったこと

作るものすべてが、二人分には多すぎて、週末は寮のみんなを呼んで "残飯整理デー" 

若い彼らが寄れば、大なべで煮たカレーも綺麗さっぱり・・・冷蔵庫も空っぽに!

食後、ごろごろと、ウドの大木(失礼)のような彼らが横たわると、広い?我が家の6畳も足の踏み場も無くなって・・・

宴会部長と異名をとっていた彼の居るところ、笑い声は絶えず、私は笑い皺が増えていって・・・

ことあるごとに、真面目?な私をからかっては喜んでいました





母国、フィンランドでの生活より日本での生活の方が長いとおっしゃる、Oさんは、大学の美術科の講師をされています

フィンランドはご存知のように、テキスタイルや家具で有名ですね

彼女自身も織物を織り、あちこちで講演等もされているようです

そんな彼女ですから日本の着物にも大変興味があり、着付けを始める以前から骨董やさん等で、"一山いくら" で買い求めていたそうです

その中の一枚の着物だそうです

光沢ある、銘仙のような縞柄で、ちょっと気にされている、体型もほっそりと見えます

落ち着いたグリーンの、真綿紬の大胆な織柄の帯がとても彼女の雰囲気に合っていて素敵ですね!

写真をとお願いしたら、もっと違うので、と言われたのですが、普段着のさりげない着こなしの参考にと無理やりお願いしました

彼女の着こなしは、我々日本人より"古い日本の味"をご存知のようで、こちらもいつも勉強させていただいています  

又、別の着こなしも紹介する予定ですので、楽しみにしていてくださいね!



昨夜は息子の同級生の方の着付けレッスンがありました

1月末から始めて昨日が5回目・・・個人レッスンなのでめきめき上達しています(次回は袋帯に挑戦です)

現在、高校の非常勤講師をしている彼女は、今春、たぶん地元を離れることになりそうなので、以前より習いたかった着付けをマスターしたいという思いがあったそうです

その為、集中特訓的なレッスン・・・熱意と目標は上達のスパイスですね!

「卒業式には着物で出席!」 が夢なのだそうです

着付け教室を始めて学ばせていただいたことは数々ありますが、着付け方には、とても個性とか、性格が現れるものだとつくづく感じています

控えめで、礼儀正しく、ことあるごとに、「はい、ありがとうございます!」 との受け答えに、やはりその育てられた環境を想像したくなるような好印象の彼女

秘めたる思いは、さぞ意思強きものがあるのだろうな、とは私の勝手な想像で・・・

そんな彼女が、帰り際にそっと差し出して・・・「あの・・・どうぞ・・・」

ヨーロピアンテイストの赤いラッピングが、本当にシックでかわいくて・・・息子にはもったいない?ので私が頂く事に

ラッピングを丁寧にあけて・・・シェフの写真入りの帯には、ベルギー王国フランダース産限定とあります

トリュフを口に入れると、クリーミーなチョコクリームが、スーッと溶けていって後味の好いこと!!!

甘いものが基本的に苦手な私の、唯一の好物がチョコレート

久し振りに美味しいと感じたチョコレートに、美味しいブランデーを買って来ようかな、なんて思ってしまって・・・

商魂も人の思いも熱き、バレンタインデーでした!?!






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