今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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今日は敬老の日
小学生の頃、敬老会にはよく日舞を踊りに行きました
一曲、3分から5分くらいのもので、大人の方は黒田節とか、木やり、武田節、etc.
子供たちは、おてもやん、茶っきり節、もみじの橋、etc.
まだまだカラオケなどない時代でしたから、余興としてそれなりに喜んでいただけていたようです
アルバムに「もみじの橋」を踊っている写真があるのですが、着物はピンク地に白の梅模様で帯は確か緑
何にも考えない時代のコーディネートに笑ってしまいます
今踊るとしたら・・・
写真のような帯を締めて・・・
着物は黒の絞りのお着物?・・・いえいえ、洗い柿色がよいかしら?
心地よいメロディーは、赤い太鼓橋をイメージさせて・・・
はらはらと散るもみじ葉に手を差し伸べ・・・
こんなアンティークの帯を見ていると、昔なつかし、古き時代にタイムスリップ?
秋風吹く夕暮れ時に、ちょっと乙女チックになってしまいそう・・・
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昨日は、着付け教室の方々と、豊橋 臨済寺 のお茶会に行ってまいりました
9月のはじめ、着物の世界も薄物から単衣に変わる月
さりながら、温暖化の影響でこの季節感も少しずつずれて行っているのが実情のように思います
来られている方々を見ても、着物でこの時期お茶会は難しくて・・・という声が聞こえてきそうな雰囲気で、洋服の方が多かった気がしました
写真は昨日私が纏った絽のお着物
アンティークの7本絽で、透け感もなく、9月に似合う色でもあり、ちょっとお気に入りのお品
蒸し暑い昨日は汗をかいたので、固く絞ったタオルで拭いて、下にタオルを敷いたスチームアイロンでしわを伸ばしてキモノハンガーに
おおらかな時代を反映してか、よく見ると染めムラがあちこちにあるのですが・・・
見ていて飽きないお着物というか、味わい深くて・・・
もう少し眺めていたくて、ギャラリースペースへ移動です
まだまだ暑い日々ながら、秋の夜長となりつつあり、お酒片手に、なにやら空想にふける時間も欲しくなる頃
名画ならぬ、着物鑑賞はいかがでしょう?
ご自分のお好きなお着物を壁にかければ、そこは自身のアートスペース
よき脇役があれば、お酒も美味しく戴けること間違いなしですね!?!
さっそく、着物を見ながら、下手な一句を・・・
「秋誘う 茶泥の雲間 雁と菊」
残暑厳しき折、体調はいかがでしょうか、お伺い申し上げます!
それでも朝夕の風に、ほんの少し秋を感じはじめましたが、我が家のあたりでは、もう40日以上雨が降らず、あちこちの雨の被害の情報がうそのように感じられるほど
植え替えたばかりの植木たちがかわいそうで、毎日の水遣りが欠かせません
でも、自然の恵みの雨にはとてもかなわないもの・・・雨乞いの踊りでも踊らないとだめかしら???
それはさておき、着物の世界の暦では・・・
もう9月には単衣を、といいますが、昔と比べて気温上昇の現代には、やはり気候に合った装いを心がけるべきかとも思います
ごくごく限られた、改まったお席は別として・・・
ただ、着物はお仕立てに時間がかかりますから、早目の準備はやはり肝要かと
今回紹介のものは、ヴィンテージの着尺のつむぎ
昭和54年に湯のしされたお品で・・・なんと29年前!
いい時代のいい質のつむぎかと
よく見ると横糸に色々な色が入っていてところどころ節があります
また、かすり模様は、モダンアートのよう
グレー地に黒の模様ですから、言われなければ現代物と勘違いしそうですね
糸に艶もあり、とってもしっかりしていますから、ぜひお単衣で作っていただきたいと
そこで今回は、手縫い国産仕立て付でのご提供!!! (和空に置いてあるお品は、全てそうなのですが)
ざっとの計りですが、身長165センチくらいまでの方なら大丈夫です
バチ襟にして、ざぶざぶおうちでお洗濯して気軽に着て頂けることと思います
お好みの寸法でお単衣に仕立て上げて 3万5千円
もう何年前に頂いたのでしょうか?
私が初めて社中の、本衣装を着けた会を開いた折、染織家の友人から頂いた有松絞りの浴衣
主人を亡くして2年後、無我夢中で過して開いた会でした
中々仕立てに出す決心がつかずに、タンスの中で時折顔を出していた反物
今年やっと・・・
出来上がってみれば、なんて素敵な柄でしょう!
浴衣と言うにはちょっと・・・
有松は、全国的にも有名な絞りの産地
その歴史は古く、絞りの種類も多種に亘ります
現在もその元締め的存在として、竹田屋さんは有名です
ここでは定期的に展示会が開かれ、自社の絞りのみならず、現代の文化財的価値のある、帯や着物を紹介しています
又、建物も一見に値するもので、TVの収録もたびたび行われる様子を耳にしました
「和空」の着付け教室からも一度訪れたことがあるのですが、茶室もあり、なかなかの風情
有松に行った際には、絞り会館とともに訪れたいスポットですが、催事の折しか開放していないのでご注意を
絞りの浴衣は肌につかず、透けないので一枚きりで纏うことも可能です
座る時間の長い、稽古着としてはちょっとひざも出易いので避けていますが、それ以外の真夏の浴衣としては贅沢な一品ですが、一枚は持ちたいアイテムでもあります
これから迎える夏本番に備えて、身も心も涼やかに・・・
日々の暮らしには、質感を大事にしたいと・・・
そんなゆとりが 「風」 を運んできてくれるに違いありません
すっかり梅雨明けの青空の下、気温はぐんぐん上がって真夏日の毎日が続いています
我が家の愛犬は、今年(たぶん?)16歳、暑さが苦手なので、クーラーを29度に設定して、一日中勝手口の土間で寝ている今日この頃
犬も人間と同じで、最近は耳も遠くなり、あんなに怖がって、網戸をくしゃくしゃにした元気はどこへやら、先日の祇園の夜もいたって静かに寝ていて・・・それも何だか寂しいものですね
生き物すべて、若さとは何物にも変えがたく、エネルギーのほとばしる様は、見ていて本当に気持ちのよいものです
こんな暑さですが、若者には是非、真夏こそお着物で「涼しさのエール」を周りに送っていただきたく・・・
触るとひんやりとするクリーム色の三本絽の小紋
リボンのような蝶がかわいく飛んでいます
パールトーン加工もほどこされていますから、汚れにも安心です
帯は二重紗の新品、仕付け糸がついたままです
波模様があっさりと織られていて、二重になった地紋からモアレ加工のように色が変わってきれいです
こんな装いは真夏のお茶会にはよろしいのではないでしょうか・
汚れも目立たないお色目ですし、第一着ていて、絽の見た目以上に涼しい着心地を実感していただけると思います
小物で涼感をプラスして、颯爽と街中を歩いていただきたい装いです
特別セット価格 4万円
着物 着丈 168センチ 裄70センチ (背の高い、Lサイズの方向きかと)
紗袋帯 長さ 約437センチ (本袋のとても軽いものです)
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