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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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黒とも焦げ茶ともつかぬ色の変わりちりめん地に、稲刈りをする人々の図・・・なんとものどかな郷愁を誘うような帯だと思いませんか?

たぶん大正末期から、昭和初期頃のお品だと思うのですが、染め抜いた、笠や着物、稲穂には太い糸で刺繍がほどこされています

着物は人気の琉球柄のからし色の紬をあわせて、少し遅い?晩秋のコーディネートを!

アンティークのお品を見ていつも思うのは、なんて手間のかかったものが多いのだろう! なんとモダンとも感じるデザインが多いんだろう!と・・・

素材も染料も30年ほど以前のものと比べたら・・・と専門家の方々はよく口にされます

ここ数年アンティークショップやリサイクルショップをよく見かけるようになったのは自然な流れかもしれません

人々のものを見る目とか質の良さを求める結果ともいえるのでしょう

一方で現代の技術から生まれた質感とかデザインも当然、魅力的なお品も多く出回り・・・

有楽町の新しいビルの中の着物やさんには、まるで洋服と変わらぬ素材の着物や帯が色々と・・・若い女性店員の着物姿はちょっと私には刺激的でしたが・・・

ただ、どんな世界も "基本ありき"

着物の本当のよさを知っていただくためにもベースとなる着方、装い方を知って、その上で自身の着こなしを楽しんで頂けたら・・・こんな発言は古いと一喝されそうですが・・・

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今月で終わってしまう朝ドラ「どんど晴れ」に久しぶりにはまっていました!

草笛さんと宮本さんのお着物の趣向等、この対照の意図は?などと考えるのも楽しくつい・・・

老舗旅館の"おもてなしの心"・・・これをバックボーンに繰り広げられたドラマは参考になることも多く・・・

日本の文化すべてに通じること、それは四季折々の自然を享受する環境からきている・・・これは言うまでもないことで・・・

四季の文化にひときわ厳しい?お茶の世界・・・

この世界に詳しくない私、お茶会に出かける時、おのずと "帯" は何にしようかと悩み?ます

ですが帯の柄や素材には、その季節感がそのまま現れているものが多く、その柄行からコーディネートを決めることがよくあります

理屈抜きにこの時期私を締めてね!、と帯に言われている気がするときがあり・・・

写真の帯は、秋をイメージさせる露芝にキキョウ、萩の花が描かれた絽塩瀬・・・ずいぶん前に名古屋の骨董市で買い求めたアンティーク

引き抜きの柄付けになっている丸帯で、少し汚れもあり、どうしようか悩んでいたら、お店の方がいい柄だから、帯として本当に締めてくれるならまけてあげるよ、とずいぶん安くしてくれたもの・・・

茶会へのお出かけの装いを、あまり堅苦しく考えるのもいかがなものかと思いますが・・・

茶室のしつらい等を想像して帯やきもの、小物や草履をセレクトする・・・これも相手のおもてなしの心を、受ける側としての心得・・・

そう考えれば自分なりの装いのポイントもできてきて・・・

単に雑誌のまねでなく、己が個性を活かした装いを・・・なるべく心がけていきたいかと・・・



暑さがぶり返し、今日は30度を越える地方が多いとか・・・

にもかかわらず、秋の行事は目白押し?・・・あちらこちらでイベント、発表会、鑑賞会、etc.の予定が・・・

変わり身の早い秋に対応するには、早めに色々なコーディネートをしておくのがよろしいのでは?

これは9月下旬の装いの例・・・くすんだ、梅鼠ともベージュとも言いがたい、なんとも微妙な色のお召しに、焦げ茶の柿渋染めの帯

お召しは、江戸時代の将軍が西陣で考案された強撚り糸の織物をいたく気に入り、好んでお召しになったことから「御召」という名で呼ばれるようになったとか

白鷹、結城、桐生、西陣が主な産地・・・織物の中でよそゆき着として君臨してきました

猫ちゃんのオーケストラ?の帯はやはり音楽会などに締めていきたいもの・・・

道明の、紫と朱の織り込まれた帯締めで、コックリとした感じを出し、少し秋の深まりをイメージさせて・・・

帯揚げはベージュ地に海松色のブドウと葉が描かれたもの・・・

無地の着物は変幻自在・・・帯や小物が遊べます

単衣を最初にお持ちになるなら、無地系のお着物をお勧めしたいなと思いますが・・・

次回は、帯を変えて、秋のお茶会のよそおいに・・・









今年は誕生日を避暑地で迎えるのでやはり着物を持って行こうと決めて・・・

車で行く予定が電車で行くことになり、荷物はなるべく軽くしたいということもあり・・・

一昔前の、板締めの綿縮みの浴衣は、一見浴衣とは見えない藍染めで、しかもとても軽く、透けないので下着も最低限でOK

相性のよい、紗献上の帯を、ピンクにしようか、グリーンにしようか迷った末、やはりシシュエーションからグリーンのイメージで

履物も宿泊内のレストランなのでウレタン草履の鼻緒がかわいいものに(革の鼻緒のものはきちんと箱に入れて持ち運ばないと痛んでしまいますから)

帯留めは、象牙のシンプルなもの(帯留め用の金具を付けたハンドメイドのものです)

この一式ならたいした重量にもならず、普通の風呂敷に十分包めます

海外で夏休みを過される方も多い時代・・・是非、着物を持って行って、レストランに着物でお出かけされてはいかがでしょうか?

きっとよい席に案内してもらえるでしょうし、それなりのサービスも期待できるかも?・・・何より注目度が断然違うのでは?・・・

着付けを覚えると色々楽しみが広がりますよね!!!







先日、長男が初めて、浴衣を着たいと言い出し・・・袋井の花火大会に出かけたい様子・・・

急なことで、寸法の合う浴衣もなく、手持ちのモスグリーンの小千谷ちぢみを着せることに・・・

下駄もないので、買いに行くことになったのですが、普段履かないから下駄は要らないとのこと・・・

とりあえず網代の雪駄を買うことにしました

下駄は鼻緒を足に合わせて挿げてもらわないと痛くて履いてられないから・・・(サイズの合わない靴を履いているようなものだという認識はまだ無いと思うし)、どうせならちゃんとした下駄を買ってあげたいとの親心は知る由もなく??

ともかくも何とか一式揃ったのですが、財布と携帯入れが・・・いつものウエストポーチではどうにも様にならず
・・・何とか私の革の小物入れで納得してお出かけを・・・大変な一日でした!!


最近は男の着物の装いに関する本が色々出てますね!

東京でも 男の「銀座を着物で歩こう会」 なるものもあるようで・・・

写真は、シルバーグレーのアンティークの絹芭蕉のようなシャリ感のある薄物に、黄八風の博多帯

小物は、江戸印伝の鞘型模様の合切袋に、黒メッシュの雪駄に麻の白足袋

着馴れた殿御の夏の装いには "粋" を感じます

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