今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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石垣島での初日、石垣やいま村(旧八重山民族園) に立ち寄りました
そこには古民家があちこちに移築されていて、それぞれの家で、三線の生演奏に唄あり、踊りあり、太鼓あり・・・
一日に三回定期的にアトラクションが行われているようです
その古民家の中に、ひっそりと展示されていたのがこちら
貴重な八重山のかすりの裂
これを見て初めて八重山まで来たんだ!という実感がわいたのでした
現在、かすり糸の染色方法はふたつ
ひとつは、白上布に代表される、紅露(グール)という植物の染液での摺り込み捺染によるもの
これは沖縄染織数々あれど、八重山でしか行われていない唯一の方法
これが白地に浮き立つ赤茶色の絣色を表現するのです
そして、白上布は川平湾という清澄な海中に5時間ほど浸す「海晒し」という独特の方法で色止めした後、丸太に布を巻き杵で叩き、光沢や風合いを出す「杵叩き」を
これが盛夏に纏う清廉なイメージの白上布を生み出し、着物好きを魅了してやみません!
もうひとつは、色上布・・・琉球藍や島の植物を染料とし手括り糸や先染め糸を用いたもの
現在活躍されている染織家の方々の作品はこちらのものが主流かと
近年、その貴重な苧麻とともにその美しさが非常に高く評価されています
今年の夏こそ夏着物に挑戦してその涼しさを是非味わっていただきたいと
それも伝統を守ることにつながっているのですから・・・
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