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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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8月8日(土)に、アイプラザ豊橋にてレニングラード国立バレエの公演があります

その主催者、ASNANOインターナショナルバレエの方々と事前親交にロシアへ行かれていたSさん

常日頃から海外では着物で、とアドバイスしているのですが、今回実行されかなり注目された様子

以下彼女からのメールを抜粋させていただきました

☆☆☆☆☆☆
バレエ鑑賞は旅程の初日と三日目の二回予定されていましたが、
初日は観光がぎっしりで着替えにもどる時間はなく、最初から着物はあきらめ、
三日目に賭けていました。
ところが、初日のエルミタージュ見学があまりに駆け足で
みなさんからブーイング。
で、急遽、三日目のバレエ鑑賞の前にホテルで休憩する時間を
エルミタージュ再訪にあてることになったため、
それはそれで、「あら、着替えはどうしましょう。折角、ヒールの靴を
持ってきたのにぃ」ということになり・・・・
みなさんは、パンツにスニーカーで観光したあと、
ディナーの前に移動のバスのなかでスカートとヒールの靴にはきかえて、
おめかしする、ということに。
私は特別にお願いしてディナーをパスし、現地ガイドさんともう一人に
付き添ってもらって、タクシーでホテルにもどることに。
用意してくれたサンドイッチをほうばってから、急いで着替え。
ロビーにでてきた着物姿をみた現地ガイド(男性)は、
「劇場へもどるのに普通のタクシーを手配してしまったが、
こんなにすばらしいものとは思わなかった」
と急遽、ハイヤー(といっても、日本のタクシー並みの状態ですが)に注文しなおし。
ハイヤーを待つ間も、
「ぼくは何度も日本に行っているが、こういう上品な着物ははじめて見る。
しまった、カメラをもってこればよかった」と。
わたしも、袂の透け感を見せながら、着物には季節やTPOでさまざまなルールや
マナーがあることなどをブロークン英語で説明しました。
すこしは着物に対する認識を持ってもらえたかしら。
 
写真はレストランでみなさんに合流したところ。
わたしの右隣が通訳ガイドさん。
左隣がレニングラードバレエ団のプリマドンナ、オクサーナ・シェスタコワ。
この日は出番がなかったので、わたしたちと会食をともに。
8月のアイプラザでの公演にも参加します。
 

二回の幕間休憩には、ロビーに出て着物デモンストレーション。
かなり注目を浴びました。
「ビューティフル・マーベラス」と話しかけてきたイギリスからの観光客。
彼女の最初の質問が「これを着るのに、どれくらい時間がかかるの?」
「およそ15分」と答えたら、びっくりしていましたが、
「そんなに時間がかかるのか!」なのか「それぽちで着れるのか!」
なのか、そこまで聞き返す英語力がなく(苦笑)・・・
「80年前の着物だ」と説明すると「とてもモダーンだ」と感嘆していました。
三人で話していたら、通りかかったご婦人がわたしの足元を指差して
「これこれ、わたしにはとうてい履けないの。下駄っていうのよね」
と、ちょっと知ったかぶり。
「いえ、草履です」
このあとも、アメリカ観光客から、
「日本に行ったことがある。京都、広島、長崎などを観光した。
また行きたいけど、どの季節がいいか」など話しかけられ、時制も人称も
ごっちゃなつたない英語で国際交流を果たしてきました。ふー。
 
がんばって着た甲斐がありました。
☆☆☆☆☆☆

こんな感想を耳にすると、今度海外に行くときは、着物で是非と思われたのではないでしょうか!?!
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