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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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日舞の師匠は東京、神楽坂辺りの生まれで、体が弱かったので兵役に採られることなく、当時向かいにあった稽古場に内弟子に入ったと聞いています。

内弟子の間の3年間、庭を隔てて住まいがあっても盆と正月以外は帰ることは許されなかったそうです。その当時、内弟子は何人も居たそうですが、東京の地理に詳しいというので、よくあちこち使いに出され、歌舞伎座にもよく出入りしてたとか。お芝居の見られるチャンスでもあったのに・・・もっとしっかり色々見ればよかったなあ、とずいぶん後に話していました。

考えてみれば師匠の若かりし頃は、昭和の初期、今も語り継がれているような、名役者がずらり・・・名舞台が目白押しだったことでしょう!6代目尾上菊五郎、梅幸 、松本幸四郎 等々・・・生の舞台をどれだけ見たか・・・これはそのまま芸の肥やしとなるわけですから

何はともあれ、終戦前に内弟子同士で結婚、こちらに居を構え、三河のあちこちで出稽古を始め生計を立てていったようです。当時は見番・・・芸者さんが芸を勉強する場所…にも行っていたと聞いていますから、おしゃれで、粋な師匠は、さぞやもてたことでしょう?



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