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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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Nさん、Iさん、おまたせしました!

お預かりのお着物が洗い張りから戻ってまいりました!

Nさんの夏結城は30年以上前のもの

若い頃からお着物好きだった彼女も、着物を着る機会のない長い時を過ごして、ここ数年ようやく着物ライフを楽しみ始めています

このお着物も若い頃着て以来、ずっとしまいぱなしになっていたようですが、又お着物に目覚めて・・・

「このお着物、今から着てもおかしくないかしら?」

生成り地ですから、よく見るとあちこちに薄いシミ、袖先は特にひどく汚れていて,よく着ていたんだな、と

「一度丸洗いすればさっぱりしますよ」と、提案したものの、もう少し手を入れれば、着易くもなるし、新品とはいかないまでも、かなりいい状態で着る事が出来るなら・・・

私の独断と偏見で、洗い張りに出すことにしました

袖先は袖丈を短くして、掛け衿の汚れは偽掛け衿にして、おくみは上前下前ひっくりかえして仕立て直せば、たぶんびっくりする筈!

トータル的に考えれば、染み抜きをプラスするよりずっと良い結果になることと

帯を渋めにしてどうぞ末永く着て下さい

一方、Iさんの紬も若い頃のお品とか

例に漏れず、朱の八掛けがついていて、胴裏はシミだらけ・・・

こちらは表地には汚れもなかったのですが、これから長く着るにはやはり胴裏、八掛を取り替えてよう、ということに

八掛は、好みの小紋柄、同系にして今風に

昔の紬は洗い張りに出すたびにつやが増すという・・・

予想どうり、やわらかく艶のある風合いが着心地よさそうです

これからお仕立てにまわします

お楽しみに!!!








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