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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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松羽目物の舞踊『船弁慶』の前半で、源義経との別れをしのんで静御前が舞う際に、手にする扇です。紅葉と桜が両面に分けて描かれていることから「黒骨春秋」と呼ばれています。
 この扇は閉じた状態でも先が少し開いた形になる中啓という扇。公卿や武家の改まった装束の人物が用いるもので、松羽目物の登場人物の多くもこの中啓を使用します。

 

演目:船弁慶
タイプ:中啓
memo:『船弁慶』で用いる扇は、他に黒骨笹竜胆紋(義経)、白竹金地墨絵芭蕉絵(弁慶)など。

 
(文・田村民子 / 写真・諸角潤 / 協力・藤浪小道具株式会社)

この正月3日 歌舞伎俳優の中村富十郎丈が黄泉の国へ旅立たれました

私が最後に舞台を拝見したのは、三響会での「船弁慶」

この「船弁慶」は、富十郎丈のお得意芸でした

自分が舞台にかける前に是非拝見しておきたくて、無理やりチケットをお願いした公演でした

人間国宝にまでなった彼ですが、初舞台は14歳と遅いデビュー

関西ではどんどん頭角を現していったようですが、東京に拠点を移してからは、役にも恵まれず、なかなか日の目をみなかったと

それでも彼はもくもくと努力をして・・・

こんなエピソードを聞いたことがあります・・・

ある時、昭和の名人と言われた、六代目尾上菊五郎の「京鹿子娘道成寺」 の舞台でのこと

所化(十数人が出演する坊主役) として出演していた彼

その他大勢の役、正直いい加減に踊っている方もいる場合も・・・

その中、まじめに、丁寧に、所化の舞台を勤めていて

それを見ていた菊五郎が、「あいつは誰だ?」と聞いたとか・・・

それ以降お役にもだんだん恵まれるようになったとか

35歳で市村竹之丞を襲名

43歳で(やっと)5世中村富十郎を襲名

歌舞伎役者の中では舞踊のうまさは抜きん出ていました

最近メディアを賑した梨園の息子とは少し違う環境で今日までの歌舞伎界を支えてきたお一人

ご冥福をお祈りいたします



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