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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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 七代永治屋 清左衛門
 桃山時代の「唐織小袖」の研究や復元制作を通じて培ってきた織きものの技術を発表させて頂く機会を得たことは、京都国立博物館をはじめ多くの研究者の成果として七代永治屋清左衛門としても大変な喜びであります。古き時代の良質な技術が現代の最新の技術に生かされ着やすいきものとしてお披露目いたします。どうか古くて新鮮なきものをご覧くださいませ。

これは、ある呉服屋さんでの紹介文です

私は勉強不足で知らなかったのですが、

京都の唐織作家で、全国の呉服店の展示会で紹介されている方のようです

その特徴は

七代清左衛門とエルメス社のみが使う最高の絹糸
 オートクチュールドレスの様なドレープ感と
 しなやかさ抜群の堅牢度と透明感のある色彩

彼女は友人を介して、とある呉服屋さんでこの訪問着と遭遇?

一目ぼれに近い感じで・・・ゲットしてしまったとのことでした

地色は艶やかな絹糸から発せられる光を受け、

見る角度によって微妙に色が変化します

裾から全体に上品に織り込まれた高野槇の柄

所々の薄いピンクが利いていますね!

ここぞ、というときの自信の一枚を持っていれば

安心感から貫禄にもつながっていくのがお着物の不思議です

「本当に良いものを長く使う」

「これが究極のエコですね」

とは、どこかで聞いたコマーシャル

着物もエコな衣服ですよね

こんなお着物ならば、いつかお嬢さんも着たいと言うでしょう

帯次第でおしゃれ用にもフォーマルにも楽しんで

親子で代わる代わるに、なんていうのもありなのでは?

きっと重宝する、「決めの」一枚ですね!!!


















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いよいよ結婚式は2月初め

二年ほど前から準備していた黒留袖一式

教室の皆様へのお披露目をかねて着付けてみました

「黒の色が違うわねえ」

「並ぶとわかるのよねえ」

「帯とぴったり!」

「そりゃ、一緒にあわせて買ったんだから当たり前よ」

「締めやすいわよ、さすが皇室作家、北出与三郎氏の本袋ですね」

「帯揚げは唐織、柄も着物と一緒の更紗文様にしたの」

「帯締めもちょっと金糸の変わり織つきの平組み」

「両方ともに五嶋のお品、意外にリーゾナブルなの」

「カメラマンがへたくそだから比翼が写ってないけど無地でなく鞘型の地紋織で」

「半衿は金通しの、やはり唐織で華やかさを出すのもポイントにね」

こだわりだせばきりがない着物の世界

でも気長にお値打ちな、掘り出し品を見つけつつ

自身の納得のひと揃えを纏ったとき

そこには、臆せず凛として、自信に満ちた雰囲気が漂うから不思議です

鏡に映るその変身振りに

うれしそうに見入るのは女性なら皆同じ

まして、黒留袖は又格別ですもの

良きお式となりますように!!!





今一番作られなくなったのが、色留袖とか

色留袖は黒留袖と同格で、未婚女性も着られる祝儀用の第一礼装ですが

結婚式などでも、両親意外は訪問着で済ますことが多いように見受けられます

留袖ですから正式には五つ紋

これは叙勲の式や晩餐会で宮中に参内する時

(普通では縁のうすいこと?)

でも、紋の数を減らして、広範囲に着ることを考えるのも時勢に沿った着こなしですよね?

結婚披露宴、さまざまな祝賀会や茶会、パーティーに

相手に対して礼を失しない装いは安心ですし・・・

裾模様の柄は黒留めと同様に

格調の高いものですから訪問着とは、又ちょっと違った控えめな優美さが漂うかと

もちろん、訪問着があれば略礼装としてとりあえず大丈夫な場合がほとんどですが

お着物姿を目にすることの多いこの時期

色留袖のよさも改めて見直してみるのもよいかなと

そんな、こんなを思いながら

アンティークの色留袖を出してきて眺めています








はや松の内も過ぎ・・・

改めまして、今年もよろしくお願い致します

一年はあっという間ですが・・・

いろいろなことがおきます

色々な経験もします

昨年3月には未曾有の東北地方の大地震

12月に訪れた仙台

松島遊覧船では所々訂正しながらのアナウンスでした

仙台空港近くの乗馬クラブ

難を逃れたお馬さんたちは今

秋保温泉のスポーツ公園での乗馬レッスンに一役買っています

ショートコースはなんとワンコイン!!

初体験の、馬の背から見る景色は

いつも違う広がりと穏やかさがありました

又、暮には初孫も誕生

小さな小さなその姿に、遠い昔のわが子の姿をダブらせるのは

母 みな、同じ、ではないでしょうか

年を重ねるにつれ、生と死を意識するようになります

今日この一日が、平穏であること

平凡で普通な一日がおくれること

好きな着物に触れながら

色々なめぐり合いを楽しみながら

「今」という時に感謝しながら精一杯いきて生きたい

ゆとりとバランス感覚を失わないよう

がんばっていきたい

本年もどうぞよろしくお付き合いの程

お願い申し上げます!!!















やっと仕立てあがってまいりました!

チョコボさまの奥様より

大島に合わせて羽織を、とのご依頼を受けてから

雰囲気をイメージしながら

お正月のコーディネートを前提に

トータルで提案させていただきました

お召の羽織の色と大島の色から

半衿はベージュにしました

角帯は同系をあえて避け濃い緑で締め

ポイントとなる羽織紐とのバランスを重視

バルト海産の本琥珀と中央はミャンマー翡翠でアクセント

角帯にすっきりなじむことと思います

くつろぐときの足袋はのびる綿足袋がお薦め

そして暖かさもあったほうが良いかと

大島と同じこげ茶色ののびる綿にネル裏をつけ、足袋裏はコール天

しかもグリーンにした別注品

着物の着心地の左右するポイントは足袋だと

常々感じている私のこだわりです

お金をかければきりがない着物の世界

お値打ち感がありながら

「・・・らしく」装うこだわりのコーディネートに

果たしてチョコボさんはどう感じられるでしょうか?

気に入っていただけることを願って・・・

有難うございました!!!


そして改めまして・・・

つたない私のニッチなブログの読者のみなさま

今年もお付き合いいただき、どうもありがとうございました

皆様、良い年を迎えられますようにお祈り申し上げます

来年もどうぞよろしくお願い致します










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