今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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梅雨明けしない東海地方、今年はいつになったら真夏の太陽が照りつける日々が来るのでしょう???
8月生まれの私、暑いのが特別好きというわけでもありませんが、やはり、「日本の四季」は感じていたいもの
麻のお着物は真夏の定番ですが、皺が気になる、等で敬遠されて、やはり夏は浴衣でしょう、という声もちらほら?
浴衣の購買力は年々増し、浴衣姿ばかりが目につく、というのも否めない事実
ただ、年を重ねると、浴衣でも、「浴衣の親分」?みたいなお品を求めたいと思う方も多いのでは?
かといって、縮み系の麻のお着物意外は、気合を入れて着てこそ、というところは正直ありかな、と思いますし・・・
着ていく場所等、一くくりで、麻と木綿の比較をするのも無理もあり・・・
やはり、一度は真夏に、麻の着物も浴衣も着てみて、どちらが自分にとって心地よいか試してみていただきたいとは思います
さて、こちらは、アンティークの木綿のお着物
薄手ですが透け感も無く、何がすごいかといいますと・・・
実は後染めではなく、先染めの絣と染め抜き模様で柄を表現!
木綿にですよ!
一見浴衣風ですが、手間は綿薩摩以上かも?
こんな木綿のお着物を昔は当たり前に作っていたのでしょうか
風合いといいお色目といい、秋風の立ち始める、暑い日に着てみたい
ふと、そんな気がしました
こんな裂織の半巾帯で気楽に楽しむ
8月の普段着に、こんな装いもいかがでしょうか
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今年の吉田をどりで、「鷺娘」を!
昨年より二ヶ月早い、10月4日(日曜日)です!
色々と悩んだ結果、重い腰を上げて?・・・
いえいえ、心の中では、いつか舞台に、とずうっと、あたためていた演目ですが・・・
歌舞伎好きなら当然ご存知ですよね!
白無垢姿の鷺の化身から、恋する町娘への引き抜きあり、総捲りあり、最後は地獄の責め苦あり、の華やかさ(派手というべきか)
その衣装の豪華さばかりが目に付いて、肝心の踊りはというと、あまり覚えていない・・・なんてことがよくある演目の声もあり・・・
しかも生演奏の無い舞台で(地方なしということです)衣装を何度も変えるということは、その着替えの時間が・・・
そんなハンディを感じさせないよう、いろんな工夫をしてみたいと思います
普通の舞踊家にとって、演目を決める段にはやはり年齢も大きなファクターです
そうして自分で出した結論が、もうこれ以上年齢を重ねてから、この演目を出したくない、でした
いろんな諸事情がありながらも、今何とか踊ることができるかな、と
決めた以上はもう頑張るしかない・・・
歌舞伎役者とは違う、日本舞踊家の「鷺娘」を
自分の解釈で私らしく・・・この年齢になったればこそ表せることもあるはず・・・
そう信じて、毎日稽古に励みます!!!
皆様、どうぞ、ご高覧くださいますよう、お願い申し上げます!!!
場所: アイプラザ豊橋
日時: 10月4日(日曜日) 午後1時より
チケット: 3500円
実家の母は今年満81歳、父亡き後一人暮らしをしています
自分の家から離れたくなく、さりとて電話一本かかって来ない日は、本当に淋しいと・・・
一人の寂しさは私も解るので、犬を飼うことを勧めました
近くに元ブリーダーがいて何かとアフターケアをお願いしやすい環境であることがわかったことも大きな後押しでした
犬がいることで母はまた「世話をする」立場となり、何かと動くことが必要となる・・・
犬とともに過ごすことで癒されるのは当然ながら、この事が何より今母には大切だと感じていたから・・・
おりしも、先日朝のテレビで、「奇跡を起こす介護施設!」 ということで、山口県のとあるデイサービスセンターの紹介が
そこの施設はなんと、逆転の発想を!
通常でしたら「バリアフリー」が当たり前ですが、そちらでは「バリアアリー」とのこと
施設の考えの原点は、「人間の尊厳」
日常生活を自分の手で、足で、当たり前に過ごすこと・・・己の力で・・・
敢えて、階段あり、坂あり、障害物ありの施設内を歩くことで、自然にリハビリになっていくように工夫されて
車椅子で生活していた方が自ら歩行するまでになった奇跡も生まれたとのこと
施設内にはアイデアと工夫のメニューの数々・・・
片手しか使えない不自由な体でも出来る、料理教室あり
また、施設内オンリーで使用できる、「ユーメ」なる紙幣を使って、賭け事、買い物が!
ルーレットあり、花札、おいちょ株、輪投げ・・・
「お金」を掛けることで真剣になる真理を巧みに使って、楽しくリハビリを!
すべてを人任せのケアから自らの手で行うケアへ
不親切なようですが、それこそが本当は親切なこと
母から冷たい娘だといわれている私ですが、この番組から大いに賛同された気がしました
こんな施設がこれからは増えていくのかもしれませんね
ご存知でしたか?
全国の都道府県のうち唯一10人もの人間国宝が指定され県・・・それが沖縄
琉球王朝から脈々と受け継がれてきた伝統文化を現代に顕す・・・
「琉球陶器」の故金城次郎、「首里の織物」の故与那嶺貞、「琉球古典音楽」の島袋正雄、そして「芭蕉布」の平良敏子他、10名の人間国宝の卓越した技を一堂に会した、東京初の特別展覧会です
主催は青山みともと琉球新報社の特別協賛のもと、ただいま開催中!
場所は スペース銀座の杜 にて (中央区銀座8-8-8) (GINZA888ビル9階)
このちらしを飾る芭蕉布着尺はもちろん、平良敏子作
真夏を迎え、涼しげな布を求める着物通の方々
着物好きならば、いつかは芭蕉布の着物を!と誰もが思っていることかと
私ももちろんその一人ですが・・・
昨年の第一回の会の評判を聞き、今年こそはと思っていたのですが・・・
子供たちの夏休みの始まりと時同じくして東京ではさまざまなイベントが目白押しのよう
銀座ソニービルの前には巨大な「沖縄の海」が登場だそうですし・・・
お時間が許す方は、どうぞ沖縄の風を感じてきてください
過日有松でのお買い物の折、綿風呂敷に目が留まり・・・
その担当者いわく、「風通織の木綿だから帯に仕立てても面白いよ」
120センチ角の風呂敷にしてはお値段もしっかりしているはずです
とても木綿とは思えない、しなやかでしわにもなりにくい生地でした
お色は3色展開で柄は20種類ほどあったでしょうか?
京都の織元に頼めば帯の長さで切ることは可能だから、3人でいかが?と勧められ・・・
即座に、その提案を受けて腹合わせの帯を作ることに
表は一緒でも、裏布はそれぞれ好みの布にすれば雰囲気もまた三様になるはず
先日その布が届きました
Sさんはそれとは別に風呂敷きが欲しいと、あれこれ別の柄をセレクトしたのですが・・・
その風呂敷用にと買い求めた柄を裏地に使うことに決定!
継ぎは入りますが、この二枚を使えば風合いの点からもドンピシャかと
Kさんは私の手持ちの古い木綿更紗の布団皮にしようか思案中
私はやはり古布の藍型染めの布にしようと秘かに決めていて・・・
木綿の両面帯なら年中OKの重宝な帯になるのでは?
こんな風に仕上がりをあれこれと想像しながら布を合わせている時間はことのほか幸せな気分になってしまいます!?!
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