今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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あけまして おめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!!!
日本の色を表す言葉には、色々と素敵な響きがあり、そこから美しい風景や風情を重ねてあじわうことが出来るかと・・・
初日の出・・・夜明け前から東の空を眺め、日の出のときを待つ静かな時間、その一年の初めの、日の昇る頃・・・
夜が明けはじめた東の空は、明るくて黄味がかった、ろうそくの灯りをもっと暖かい感じにした色、柔らかなオレンジ色とでも言いましょうか
そんな色を、「東雲色」 (しののめいろ) と
なんて、雅で豊かなイメージをかきたてられる表現なのでしょう!
日本伝統色と呼ばれる、日本人らしい、感性あふれる色名を一つでも多く知り、使っていけたら・・・
と思いつつ、年の初めの、ギャラリーに・・・
お正月らしいかな、と思い取り出したこのお着物の裾の色は、まさに「東雲色」!!!
今年が皆様にとって、明るく、良き年となりますように!!!
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久し振りに息子の同級生のお母様からお電話を頂きました
仕事を転職されて、少しゆとりが生まれた今、「和事」に興味が芽生えた娘さんが着付けを習いたいとのこと
何故か建築関係の方が集まる「和空」ですが、彼女も例に洩れず・・・
どうせならお正月に着物で、と、早速昨日の初レッスンとなりました
浴衣はいつも着ているとのことでしたが、一応一通りおさらいして、お正月のお召し物にトライする事にしました
このアンサンブルは、お母様の若かりし頃のお品とのこと
一見、普通のアンサンブルのようですが、実は羽織はチェックで、着物は縞模様になっています!
昔だからこそ出来た、こだわりを感じますね!
これに合わせて、紬と塩瀬の帯を持ってみえたのですが、どちらも素敵なお品で、今すぐ締めてお出かけ用に使えます
が、初回から名古屋帯までは無理ですし、お家や、近くのお宮になら、半幅帯で十分で、また楽ですので、半幅帯を練習しました
色々お嫁入りに持ってみえたお母様のお着物がサイズ的にも全部間に合いそうですので、これから順番にお披露目していただくことにいたしましょう
昔のものは胴裏が皆、変色してしまっているのですが、自分で着付ければ気になさらず、とりあえずそのまま着て、お気に入りになりそうなものは、洗い張りして作り直すことをお勧めしました
親から子へと、着物は受け継がれて、又新たな装いとなっていく・・・
初めて袖を通した、お母様のアンサンブルを纏って、とってもうれしそう!!!
お正月はきっと華やいだ雰囲気となることでしょうね!!!
★★★
「和空」はお正月、皆様からのヘルプコールを受け付けております
初詣等で何かご心配などありましたら、遠慮なくお電話くださいませ
この一年、有難うございました!
どうぞ、よいお年をお迎えください!!!
田中三兄弟といっても、お分かりの方は少ないでしょうか?
このお三方、能楽囃子方の父と、歌舞伎囃子方の母を持ち、それぞれが厳しい修行を経て、古典芸能の世界の明日をになう立場になっている方々
そして、現代の若者らしく、古き空気に新たな風を舞い込ませるごとく、今さまざまなジャンルの方々との交流を図り、新しいアートを我々に発信しています
異文化との交流、と言葉で言えば簡単ですが、これを実際に企画し、その想いに共鳴する一流の若者アーティストたちを揃え、叉、演奏場所まで、すべてが、「新しい事」
「三響会」として、これまで、古典芸能の世界に一石を投じてきたからこそ成し得る事
その活動はご存知の方も多いかと
これらの企画の中心的存在が、次男、歌舞伎囃子方の傳左衛門氏
この8月には歌舞伎座での、三響会としての初公演・・・出演者はそうそうたる方々でしたし、その内容も、普段では味わえない、一種独特の緊張感あふれる公演でした
それまでの、地道な努力の積み重ねがあればこそ、周りの人間たちを動かし、この晴れ舞台になったのでしょう
この折初めて、この三響会なるものに接して、その意気込みとか、想いに共感すること多々あり、機会あらば叉是非にと思っていました
今回頂いた、このDM、 本当に多岐にわたるジャンルのコラボレーションですね!
和太鼓の,英哲 風雲の会のメンバーにせよ、野村萬斎氏にせよ、全員に共通のにおいを感じるのは、私だけでしょうか
若き、エネルギーあふれる舞台は、一体どんなふうになるのでしょう?
サントリーホールで、ピアノは、尺八は、ギターは、太鼓は、筝は、囃子は、狂言は、どのように響きあい、共鳴しあうのでしょう?
「たまゆら」 の総合プロデュースは、三男の傳次郎氏
傳左衛門氏曰く、「三響会」の 弟的存在としての、この「たまゆら 珠響」 の公演・・・行きたいものですね!
ああ、東京に住んでる方がうらやましいです!!!
お茶のお稽古を始めてもう十年以上の、Kさんは、毎年初釜の時期になると悩みがあったそうです
初釜には毎年?この訪問着を着ていたそうなのですが、どうも合わせていた帯がしっくりこなくて、何となく、着心地の悪さを感じていたとのこと
お茶会で、お着物を着る機会が多くあった彼女は、手持ちの着物も多いのですが、自分でセレクトしたものから、お母様、お姑様のセレクトされたもの入り乱れて?・・・
やはり着慣れてくると、自分の色がだんだんと出てくるもの
そしてこだわりもでてくると、よりコーディネートの度合いを高めていきたくなるのも当然のこと
着付け教室に来た折に、色々その訪問着にあわせる帯をイメージして、「和空」の棚を物色していたようです
過日、そのお着物を持って、こちらの帯と、黒地の帯を乗せて見て、実際に着てみると・・・
まるでこの訪問着に合わせたように、錆青磁に近い地色の、この南天の帯がぴたりとはまり・・・
アイボリー地に、肩と裾にこのような赤に近いピンクの疋田が染め出されているから、「着るのも今のうちよ」 とか言われたそうですが・・・
いえいえ、このコーディネートならまだまだ10年先まで着られます
「ようやく、すっきりとした気持ちで、このお着物を着て、初釜に行くことが出来ます!」 と、静な笑みをうかべて・・・
晴れ晴れとしたお顔で、お茶会を楽しまれる姿が、目に浮かぶようですね!
2年ぶりでしょうか、着付け教室、2期生のSさん、超有名人の晒柿さんとお二人でみえていたのは、以前の住居時代
あれから月日は流れて・・・
お着物に手を通すのは昨年の忘年会以来とのこと
すっかり忘れてしまったと言って再確認を?
着物も洋服も、シックな感じがお好みのようですが、私的には、きれいで華やかな雰囲気の着物にも挑戦してみたいと常々思っているのですが・・・
今回、色半襟がどうしても自分にしっくりこなくて、着なくなっていた創作着物を、半襟を変えることで、らしさがでるコーディネートにということでした
顔映りということを言えば、白に勝るものはないと思っている私ですが、白にも色々、色半襟にも色々・・・
やはりお着物との相性と顔映りとのバランス
冬だからといって、すべてを暗くしていくと、本当に暗-い雰囲気になってしまう場合もあります
黄味がかった練り色の半襟をお勧めし、ピンク系の半襟もチャレンジをお願いしました
そして今までの半襟はこちらの明るいベージュ紬に合わせてみると、何とか合格点?
これに、型染めのイチョウに梅鉢?の、こげ茶の濃淡の紬帯を締めれば、冬バージョンのコーディネートの完成です!
どこか、ほっこりとした、やさしい雰囲気の着こなしに、見る人も癒されそう
これからは、もっともっと着物にしかない色にもチャレンジして欲しいと、傍観者二人の一致した意見でした!
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