今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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月1回のペースで始めた、チーム「カトウ」 のNさん
来年の初釜までに袋帯を自分で結んでいくことが、目下の大目標?です
初釜までに時間がないので、少し別の時間をとって、練習することにしました
やはり目標があるということはとても強いエネルギーとなります
今日で3回目ですが、目を見張る上達振り!!!
家でも特訓をしているようで、デジタルカメラには、その証拠写真が何枚も
このお着物はお母様のものとのこと
とてもしぶいお色目の、染め大島調の紬
帯も又渋い赤を合わせてのコーディネートには、思わず、「もう少し若く着て!」
キュートなかわいらしい個性をおもちのNさんだから・・・
その持ち味を活かした着付けをしていただきたくて、この写真の帯を載せてみると・・・
不思議なほどにマッチして、少しも古さを感じさせない、現代風の着こなしに変身!
怖いほどに帯次第で着物は表情を変えて、その魅力をアピールします
母から娘へと引き継がれた着物
現在と過去を共有するような、こんな着こなしには、日常を着物で生活していた頃の、妙な安堵感が漂っている・・・見ていてそんな気がいたしました
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平成4年、ゴールデンウィーク前に主人の大腸がんが見つかりました
がん告知については、賛否両論分かれるところであるのは、今でも変わらないと思いますが・・・
主治医のお話と、彼の性格を考えると、私にはどうしても本当のことが告げられませんでした
そして、5年たって、完治のお墨付きを頂いたら、笑って彼に真実を告げることにしようと
それまでは、私の胸に仕舞っておこうと・・・彼への最初で最後の「うそ」
結果、4年後の再発を向かえ、このことを告げることになってしまったのですが・・・
その時、彼は、「はじめに言ってほしかった」と
私の中でその言葉が消えることはありません・・・一生背負っていく言葉です
来年は彼の13回忌
闘病のことや、その後のことはまだ今書くことが出来ません
いえ、記憶としてまったく残っていない部分も正直あるのですが・・・
もう少し時間がたって、その気になったら・・・
色々書き綴ってきましたが、ひとまずこの履歴はここまで・・・
またいつか・・・
岩屋観音からの吹きおろしの北風に、晩秋の感つよく・・・
11月の声と共に寒さも本格的になってまいりました
もっともお着物のにとって、格好の虫干しの時期といえないことはありませんが・・・
着付け教室では、10月のお出かけに続いて、来週には、豊橋美術館で開催中の、上村松園展へ
開館30周年を記念して、三代にわたる64点が、前期後期に分けての展示とのことで、後半を拝見することになります
今朝もお電話でまだ着付けを始めて間もない方から、着物でお出かけは躊躇しているのですが・・・とのお話に、「和空」で着付けてからお出かけすれば大丈夫ですから、ご一緒しましょう!、とお誘いしました
通常、着物デビューは、12回目なのですが、何より実践が一番の上達の近道ですし、機会を作ることで、お出かけの準備もだんだん整ってまいります
そして、松園の作品には明治、大正、昭和の着物の歴史も見て取れ、とても興味深いものになるかと
私が最初に上村松園の作品に触れたのは、この「序の舞」(この絵の展示は今回ないそうですが)
凛としたたたずまいに、ただの美人画と異なる、迫力を感じたのを覚えています
若かりし頃の目と、今の目とでは、絵から感じとるものは違うはず
どんな作品が展示されているのか今から楽しみです!!!
展示会は11月16日(日曜日)まで、入場料は1000円です
さて、どのお着物でお出かけしましょうか???
絹に負けない木綿
武者小路実篤から、「薩摩絣 手織絣 誠實無比」 と讃えられた、永江明夫氏の綿薩摩
大正初期に姿を消していた薩摩絣を、戦時中の疎開で奄美大島より宮崎県都城市に移住して、ごく細い綿糸を大島紬と同じ絣技術で織り出すことで新しい薩摩絣を製作
1952年頃に現在のような木綿の小絣による薩摩絣が完成
滑りが悪く、切れやすい木綿の糸で細かな絣模様を表現するのは大変な作業といいます
美しいツヤや滑らかな手触りはまるで絹のよう
現在、綿織物の最高級品といわれるゆえんでしょう
文人や、結城紬、大島紬などを着尽した方が最後に欲しがるものだと
以前、京都の染め問屋を訪問した際、そこの社長の愛用の着物も、綿薩摩でした
私もある呉服屋さんでその手触りに触れてから、その魅力に取り付かれました
永江氏は工学系出身者らしく、幾何学模様がお得意とのこと
このお着物はたぶん20年以上前のお品
160亀甲で地を被い尽くして、蚊絣、十字絣、地ぬきと、かすり技術を駆使
そしてお仕立てしたときには見事な幾何学模様が連続するよう計算されています
この深い藍と、品格に負けない帯は、何にしましょうか?
見れば見るほど味わい深く、着物の歴史と職人技のすばらしさに改めて感嘆するばかりです
柔らかな秋の日差しを背に、ゆとりの着物姿で、にこやかな笑みを・・・
28日のお出かけ会は、皆さまの心がけのお陰で晴天に恵まれ、身も心も充電されたのでは?
ランチを頂いた、「杜のふう」は、本当に絶好のロケーション・・・
ここから見下ろす浜名湖は水面がきらきらと輝いて四季の移ろいを映し出し・・・
久し振りの再会に話も弾んで、お勧めの日本酒も少々頂きたくなりました
食後は、もうひとつの目的地、「茶房日々」さんへ
道なき道のような奥に、ひっそりと佇む古民家・・・
そこに足を踏み入れると、時が逆周りをしてるような不思議な感覚をおぼえ・・・
突如現れしは、帽子をかぶり、楚々としてお茶を運ぶ、スマートな(オーナーの)ご主人様
都会的な空気を漂わせて、この空間がアートそのものに変身!!!
しつらいには、そのご主人様の作品が所々に
古民家とスチールの、異色で異質な組み合わせが独特の雰囲気を作り出していました
そして、オーガニックへのこだわりのメニューが、こだわりの人々を招き寄せているのでしょう
我々ご一行は、ちょうど畳2畳ほどの大きさのテーブルを囲んでのティータイム
これだけの人数でありながら、何故か自然に雰囲気に溶け込んで・・・
それぞれから醸しだされる 「女のふう」 に、年を重ねる素敵さを感じながら・・・
森の中、ゆったりとした秋の午後のひとときを味わってまいりました
木漏れ日を 浴びしまゆみの 花楚々と
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