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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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近年の9月初旬の気温は年々高くなっている気がしませんか?

とても単衣を着る気にはなりませんね

この2日、豊橋、臨斉寺でのお茶会に絽のお着物でいらしていただいたSさん

婿さんのお父様が京都で染加工を営んでいらっしゃる関係で時々?お値打ちなお品が手に入るようでうらやましい限り

この付け下げ、淡いグレーに上品な葡萄柄が短冊状に配した、いかにも京好みのお品

せっかくなら、とお仕立てを急いでもらいお茶会でのお披露目と相成りました

まだ帯は絽綴れで続く暑さをアピールして

小物の帯締めの冠組みで濃い味をほんの少しだけ入れて秋の気配も

このような地色の絽のお着物は若い方からもうずっとご年配の方まで幅広く対応可能でとても重宝かと

ピンクの帯を締めて娘さんが着られてもとても素敵でしょう

濃い紫でしたら渋くも粋にもなるでしょう

ともかくも、涼感漂う装いはやはり夏着物の醍醐味

お茶席でも皆様から喜ばれていました

お暑い中、本当に有難うございました!

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先週は老神温泉での山葡萄の籠つくりの講習会へ行ってまいりました

編み方や材料(山葡萄、くるみ、かえで等) は好みで選ぶことが出来るということで

私は 「連続斜め網代編み」 をお願いしました

初めての無謀な挑戦を快く?受けてくださり編み出したのはいいのですが・・・

幾何学模様をイメージして数を把握してないととてもじゃないけど手が進まないのです

こんな筈では・・・???

何とか柄の図面を自分で描き、二日目で仕上がり予定の高さまでは編めましたが仕上げは焼津の講習会へ持ち越しと相成りました

(先生も助手の息子さんもこうなる予定だったようですが)

着物や帯でも織柄には幾何学模様はよく見られ

何となく縦横の関係が少しは理解できていると思っていたのですが・・・

かなり、浅はかな考えだったと痛感!

論じるのもプロの方からすれば迷惑な話でしょう

それが少しは解ったことがいちばんの収穫です

改めて先日の 「玉響の会」 へ着て行った宮古上布をしげしげと眺め

こんなに細い糸で、糸を績み、模様を考え、一目一目細かな目を合わせて一反に仕上げる

つくづく好きでなければ出来ないことだし、途方もなく時間を要する仕事だと

手仕事に関わる全ての方々に畏敬の念を感じ入るばかり

ともかくも仕上げまで根性?で、オンリーワンのマイバッグを作り終えるように頑張らねば!

ここにアップするのを楽しみにしていてくださいませ☆



若き精鋭たちの競演が名古屋で見られます!

能と歌舞伎の囃子方で活躍している田中三兄弟が、三響会を結成したのが1997年

それぞれの伝統を踏まえつつ、新しい可能性を追求する中

それに共鳴する若き演奏家たちが次々と集まって・・・

「珠響」 の会は出来たのでしょう

一昨年、サントリーホールで初めて鑑賞し、なかなか面白い試みだと思いました

名古屋でも開催するのならもう一度行きたいと

チケット購入したのが3月のこと

今回は6月に市川猿之助を襲名した亀次郎丈と

メンバー全員によるコラボレーションでの演目が

能の 「鉄輪」 (かなわ) を題材にしたもの

「鉄輪」 は、地唄舞でも舞われる曲目

愛する男性に裏切られた女性が、生きながら鬼となって恨みを果たそうとする

激しい情念と、ちょっとドロドロとした、人間の内面を映し出しているようなストーリーですが・・・

果たしてどのような創作となったのでしょうか?

若いエネルギーのぶつかり合いは見ていて本当に心地よいものですね!

あと、10日

名古屋の暑さ・・・少しは涼しくなってくれるでしょうか?

そう祈りつつ、さて果て、今回もお着物は何にしようかと

いつもながらの楽しい悩みが頭をよぎります








叱られそうですが、あちこちの大雨警報がちょっと羨ましいほど・・・

ここ、豊橋地域は一昨日までお日照り続きでした

張り切ってネットを張り、ゴーヤを植えたのは6月

順調に育っていたところへ台風到来

強風と塩害で枯れてしまい、新たに植えたら

今度は雨乞いをしたいほど雨は降らず、お日様ガンガン!

人間だけでなく庭木たちも悲鳴を上げているようです

すくすくと育って葉を覆うばかりに白い大輪の花と実をつけていた、玄関横の常緑ヤマボウシも

新緑の美しかったいろは紅葉も

見る影もなく・・・

どうかもう一度新芽を出してくれるようにと

何とか頑張ってと・・・

祈りながらの水遣り状態の毎日

一方、グリーンカーテンには程遠いですが・・・

ようやく育ってきたのはこのゴーヤ

まだ10センチほどですが、雨で日々ぐんぐん大きくなってきました

これからどのくらい茂り、何本ほど収穫できるかわかりませんが

出来得れば食べきれないほど成って

乾燥ゴーヤを作ってみたいと

ワークデスクの外を楽しみに眺めています





昨日は名古屋ボストン美術館で開催中の「日本美術の至宝」 展へ行ってまいりました

夕方からの貸切、レクチャーつき、というのに惹かれ・・・

気温35度という言葉に着物を着ることを躊躇しましたが・・・

エイ!、とばかりに宮古上布に袖を通しました

このアンティークに近い?宮古上布は、宮古島の地元の方が経営されているお店で買ってきたもの

黒にも見まごうような琉球藍に身を包むとなんともゆったりとした心持にいざなってもらえから不思議です

さて、ボストン美術館、今回の目玉は、曽我蕭白 「雲竜図」

なんでも何年にも及ぶ修復を終え、世界初公開だそうです

その、「雲竜図」、最後のコーナーでドーンと一面を覆っていました

凄い!、迫力!

大胆で力強い爪先や黒々と光る大きくうねった尾!

眼力するどいそのまなざし!

ではなく、何となくユーモラスなその目つき!

その奇妙なアンバランスさについ見入ってしまう

あの眼は一体何を見ているのでしょう?

暫し、ソファに座ってこの龍と対峙

不思議なパワーが時を越えて伝わってくるようでした

そして、改めて日本人って凄い!と

ロンドンオリンピックでの日本人アスリートたちの活躍も脳裏で交差するような感覚を覚えました

おりしもこの日はあちこちで夏祭り

街ゆく多くのギャルたちの思い思いの浴衣姿につい視線を向ける

が、何故に浴衣を着こなした若者に遭遇しないのでしょう!?!

うまく言えませんが・・・

着物に関わってきた一人として素直な感想を述べさせてもらうなら

今一度日本文化を大切にする教育をすべきだと

こんなに若者が浴衣を着たがるならば

ちゃんと小さな頃から学校で一通りの浴衣の着方やマナーを教え

海外の人たちからも羨ましがれるような夏のファッションにして欲しいと

美意識のある日本人だからこそ、小さなうちからの教育こそが大事だと

美意識はさまざまなジャンルを超えて、世界共通なのだから




















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