今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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先日、ブログがご縁で、お電話をいただいた Kさん
「和空」を見てみたいとのことで来られ、お話しするうちに、着付けを始めて頂く事になりました
変わった苗字でしたので、ご出身を伺うと、金沢とのこと
以前より、茶道の表千家を習っていて、いつもお仲間の方に着付けてもらっているので、自分で着付けることが出来ればと思われたそうです
最初のレッスンの日、手持ちのものを持ってきてもらうと、やはり、着付けの小物はほとんど揃っていました
浴衣は今回、有松まで行って買われたようです
なんともいえない、深い紫に、白抜きのしぼりの花
帯は麻の両面使いのもの
裏は、薄い薄い白に近い紫の変わり織になっています
奥ゆかしい雰囲気の方ながら、ご自分のスタンスをしっかりお持ちの方とお見受けいたしました
手持ちの博多の伊達締めは使った事がなかったそうで、胸元をこれで押さえて着付けしましたら・・・
「着物がこんなに楽なんて!」
「これが普通だと思いますが・・・」
「これなら食事できますね!」
「当たり前です、着物で食事が出来なかったら、昔の人はどうしましよう?」
美容院でぎゅうぎゅうに締められ、本当に気持ち悪くなったこともあるとのと
「このままお出かけしたくなりました!」
「どうぞ、寄り道して、楽しんでお帰りくださいませ!」
鏡の前でうれしそうにご自分の着物姿に見とれている皆様を見ると、ほんの少し、私でも役に立っているのかな、と思う瞬間
着付けは慣れが一番の上達の近道
来月の2日、東田坂上臨済寺で行われます、お茶会にもご一緒しませんかと、お誘いを
午前中に着付けのレッスンをして、そのままお出かけすることにしました
9月第一週は薄物、単衣どちらでもOKです
あなたもいかがでしょうか???
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インテリアコーディネーターの資格を取ると、本場のインテリアに触れてみたいと思うのは至極当然?です
モデリングか、パースの教室でご一緒したお仲間と3人で 「ヨーロッパに行こう!」 と盛り上がってしまいました
それぞれ国担当を決めて下調べと、行きたい所等をセレクト
ドイツ、フランス、イタリア、それぞれに3泊してのインテリアツアーの個人旅行を計画
とりあえず片言の英語でなんとかなるだろうと・・・
その頃、主人は半年に一度は海外の会議に出かけていましたから、うまくいけば、どこかでドッキング出来るかも?
たぶん今度はドイツだろうということで、じゃあドイツで会いましょう!との成り行きもあり・・・フランクフルトでの滞在決定
フランクフルトは家具メッセ等が毎年開かれている都市で、国際会議も多いところ
主人より一足早く、出発して、ここで連絡を待つことにしたのでした
ところが、結果、イギリスでの会議に変更となり、異国の地でのデートは泡となって・・・
今のように携帯電話があるわけでなく、他国同士では連絡ひとつ間々ならない時代
計画は見事はずれてしまい、心細さも少々芽生え・・・
さりながら、私たちの目的はインテリアに触れること
我々一行はフランスはパリ、イタリアはミラノに滞在して
ハラハラ、ドキドキ、トラブルだらけの11日間でしたが・・・なんとかなるものです!
3都市それぞれを意欲的に見て周り、ショッピングもほどほどに
もう20年近く前になるのですね、写真はイタリアで買ってきたもの
ブランド音痴の私は、ただデザインや色がどことなく日本的な気がして気に入ったのですが、「ブルーノ・マリ」 といえば、日本にもショップがあるような、有名なブランドだと後で知りました
このバッグを使うたび、イギリスにいた主人からの電話を思い出し、苦笑してしまう私・・・
「映画の世界のようなラブシーン想像してたのにな、残念でした!」
昨日から久しぶりの雨に恵まれ、植物たちがやっと生き返ったよう
うれしそうにしずくを受けた葉葉が輝いています
このアメリカンブルー、さし芽をして小さな鉢で部屋においていたのですが、水がとってもお好きのようで!
水遣りを2日忘れているともう葉はカリカリ、花はポロポロ・・・
とうとうギブアップして、どこか外で育つところはないかしらと・・・
で、思いついたのが、今回作ったカーポートと塀の間のスペース
変形の土地が残ってしまった、そこの雨どいのパイプの横に植えてみましたら・・・
あれよあれよという間に、ごらんのような大株に育ちました!!!
半日陰のようになりながら、屋根はない、ちょっとした空間ながら・・・
よっぽどここがお気に入りの様子で、水はけにも一役買っています
サフィニアも、このアメリカンブルーも簡単にさし芽で増やすことが可能ですから、あちこち実験的に路地に植えてみましょうか
ただ、寒さに弱いらしく、冬場温室に入れている母を見ていると、少し不安はありますが・・・
着物も花もブルー系は好きな色
この小さな空間にはキキョウも植えて、ブルー系のお花をまとめてみようかな・・・
あれこれ花を思い浮かべながらの朝のコーヒータイムです
ここ2日ほど急に朝夕涼しくなり、今日は窓を開けていると、本当に 「暑さ寒さも彼岸まで」 とはよく言ったものだと改めて感じております
来週は二年ぶりに歌舞伎座の納涼歌舞伎にお出かけの予定です
着付け教室のお仲間の友人に、東京、神楽坂で「 L.C.Brain 」という、旅行企画会社を経営されている方がいらっしゃいます
卒業高校であります時習館の同級生の方々へ年に数度歌舞伎座のチケットをまとめて手配されていて、そのお仲間に私も入れていただいた次第です
2階席と3階席を確保して、気軽に歌舞伎に親しみましょう、という趣旨のもの
団体で取るお席ですので、毎回よいお席を確保していただき感謝感謝です!!!
今回は千秋楽、仕度を考えながら、この涼しさ・・・
うーん、まあ涼しいに越したことはないから、せっかくお仕立てしたことでもあり、夏塩沢にしようかと
塩沢は好きな着物のアイテムのひとつ、シャリシャリした着心地がなんとも言いがたく・・・
長時間座りっぱなしの場所では、どうしても麻のお着物は避けてしまう私です
ベージュ地に黒の細い縞なのですが、長じゅばんの白を合わせると意外に透け感がありません
主張しないお着物なので、主張する帯で "過ぎ行く夏らしさ" をアピールしてみました
勘三郎さん、三津五郎さん、福助さん等々ご出演で、毎年話題作を上演する納涼歌舞伎
歌舞伎座の八月の風物詩となってきたようです
残暑厳しき折、体調はいかがでしょうか、お伺い申し上げます!
それでも朝夕の風に、ほんの少し秋を感じはじめましたが、我が家のあたりでは、もう40日以上雨が降らず、あちこちの雨の被害の情報がうそのように感じられるほど
植え替えたばかりの植木たちがかわいそうで、毎日の水遣りが欠かせません
でも、自然の恵みの雨にはとてもかなわないもの・・・雨乞いの踊りでも踊らないとだめかしら???
それはさておき、着物の世界の暦では・・・
もう9月には単衣を、といいますが、昔と比べて気温上昇の現代には、やはり気候に合った装いを心がけるべきかとも思います
ごくごく限られた、改まったお席は別として・・・
ただ、着物はお仕立てに時間がかかりますから、早目の準備はやはり肝要かと
今回紹介のものは、ヴィンテージの着尺のつむぎ
昭和54年に湯のしされたお品で・・・なんと29年前!
いい時代のいい質のつむぎかと
よく見ると横糸に色々な色が入っていてところどころ節があります
また、かすり模様は、モダンアートのよう
グレー地に黒の模様ですから、言われなければ現代物と勘違いしそうですね
糸に艶もあり、とってもしっかりしていますから、ぜひお単衣で作っていただきたいと
そこで今回は、手縫い国産仕立て付でのご提供!!! (和空に置いてあるお品は、全てそうなのですが)
ざっとの計りですが、身長165センチくらいまでの方なら大丈夫です
バチ襟にして、ざぶざぶおうちでお洗濯して気軽に着て頂けることと思います
お好みの寸法でお単衣に仕立て上げて 3万5千円
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