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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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昨日はジャズライブに行って参りました! 

向井滋春氏のトロンボーンの音色はやはりどこか違う・・・キレ・・・アジ・・・マ・・・???

そんな素人の感想を持ちながら、ビール片手に会場の熱い空気に浸っておりました

立ち見も出る大賑わい、会場には浴衣姿の方もちらほらと見受けられ、豊橋の夏の風物詩のひとつになっているようです

こちらは「和空」にディスプレイされていた、紺仁の綿縮みの浴衣・・・昨日お嫁に行きました!

両面染めの縮みは特注された内の一反

大柄の丸紋風の蝶と唐草風の小花・・・どちらを表にしようかしら?

悩んだ末、せっかくだからと、ない知恵を絞って?片身変わりのお仕立てにしてみたのですが、これが中々の出来映えで、ちょっと自己満足しておりました

全く違う印象なので、仕立てあがるまでは少々不安でしたが、藍の濃淡染のせいでしょうか、思いのほかしっくり仕上がったのでびっくり!

先日着付け教室に来たMさん、、マネキンさんがこれを着ているのをみて、いたく気に入った様子、長いこと眺めていました

一昨日メールが入り、この浴衣が忘れられないからと・・・

実際に着てみて、その着心地はおわかりいただけたかと

いつもお気に入りの着物ほど足早にお嫁に行ってしまいます

まだほんの少ししか出なかった初ボーナスで買うことにしたこの浴衣

浴衣と書きましたが、半衿つけて八寸帯などを締めれば立派な街着になりますし、6月から10月まで単衣としても着られる重宝な着物です

藍の色は少しずつ変わっていくかもしれないけれど、三十年後にもきっと袖を通すことが可能です・・・

出番多く、かわいがってあげて下さいね!!!

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梅雨明けも間近でしょうか? 不安定な天気ですが、照りつける太陽の光はもう真夏

あちこちの軒先にはすだれがかけられて・・・

打ち水、金魚鉢、蚊やり器、団扇、縁台、etc.・・・

日本の蒸し暑い、これからの暑さを少しでも涼やかに過す為に、先人たちの色々な知恵が和のしつらいには今も生かされています

銀座のウィンドウたちはもう夏色のおしゃれなディスプレイで道行く人々を楽しませているのでしょうね

都会と田舎を往復していていつも感じるのは、この辺りの感覚の相違

ショップの洗練されたエッセンスの詰まったウィンドウを見て歩くのは本当に楽しく、又勉強にもなります

一つ一つのお店が生き残りを掛けて、いかにお客を取り込もうかと知恵を絞って、人目を引く、人の足を止めるウィンドウ作りをしているように思われます

写真は都会の中の 「和の風景」?

確か、井泉本店を訪ねた折、近くで見つけた小料理屋さんの入り口のディスプレイ

飲食店の入り口にはよく、メニューリストが置かれてたりしますが、こんな風だと、目にも涼しげな感じで、お料理の中身をつい想像したくなったのを覚えています

気遣い、心遣い、どんな世界も共通のこと

刺激をもらって少しでも何かの形で活かしていけたら・・・常々そんな思いは忘れないでいようと・・・

そろそろ暑中見舞いの季節でしょうか?





今度の日曜日(13日)午後5時から、豊橋のホテルアソシアの5Fでジャズ演奏会が開かれます

着付け教室にみえています、やまさきさんからのお誘いで、そのゲストに、なんと、日本を代表するトロンボーン奏者の "向井滋春氏" がいらっしゃると言うので、ぐっと心が惹かれまして、参加をお願いしました

アルコールとジャズは切っても切れない関係?・・・と言うより、グラスを傾けながらの音楽には、やはり一番しっくりくる気が私にはするのですが・・・

久し振りの夜の演奏会ですから、ジャズ演奏会をイメージしての装いで・・・

夏着物の中から、セレクトしたのは・・・

アンティークの明石縮みとざっくり織られた麻の帯

この明石縮みはたぶん大正末期から昭和の初めの物でお袖丈がとっても長かったので、現代の普通寸法の、1尺3寸(約49センチ)に仕立て直しました

まだあまりアンティークが流行していない頃ゲットしたもの

呉服屋さんのご隠居さんが、夏は明石縮みばかり着ているとの話に、どれくらい涼しいのか興味しんしんで購入したもの

宮古上布とか越後上布のような麻のお着物は、長く座っているところに出かけるには、やはりそれなりの準備と覚悟?が必要な気がしてしまうのですが、その点、小千谷とか明石縮みはもうちょっと普段っぽい気楽さのある素材感がグー・・・

そんなさりげなさがあるので、私は縮み系統がことのほか夏アイテムとしては好きで、人様にもついお勧めしてしまいます

ジャズの夜を意識すると、こんな明石縮みに、敢えて白の帯でなく、ラフさ漂う小豆色の帯になりました

夏、濃い色同士の組み合わせだと、暑苦しくなりがちですので、同系色の濃淡にまとめてすっきり感を・・・

シックな装いのアクセントに、鮎の帯留めをするつもりですが、帯締めの色を変えた方がよいかもしれません

日曜まで楽しく悩みたいと思います

素敵な演奏に美味しいおつまみ・・・着物でお出かけすれば、気分は一段とハイテンションになること間違いありませんね!!!

ご都合のつかれる方、このジャズ演奏会に着物で是非ご一緒しませんか???

ちなみに入場無料(飲食有料) です!


今宵は七夕、あいにくの曇り空で、「星の契」は見えそうもありませんが・・・

旧暦7月7日の夜、牽牛と織女とが、天の川を渡って、年に一度の逢瀬を楽しむ・・・これを星の契といった、星にまつわる伝説

それは遠い遠い、昔のお話で、現代の若きカップルは・・・

きりっと、かわゆく決まったお互いの浴衣姿に、大満足!?!

はちきれんばかりの笑顔でポーズしてくれました!!!

このお二人、高校時代からの同級生で互いの両親も認め合う仲

浴衣でのお出かけももう何度か経験があるとのこと、余裕が感じられますね!

主人の同級生の息子さんは、今年から社会人になったばかり、今までは兵児帯で着付けていたそうですが、今年は角帯に挑戦です

スポーツを続けていた筋肉質の身体には、少しおなかの肉が足りないので、タオル一枚入れてお出かけしてね、と笑いながらお願いしました

でも、腰で決める位置を自然に会得したようで・・・前を少し下げている姿が様になっています!

濃紺の小千谷縮の感触に、「洋服より涼しいなあ! これからは夏はこの方がいいかも」 との頼もしいお言葉!(ちなみに下はトランク一枚です)

帯はもちろん正絹の博多・・・くっと締まる感じが気に入った様子

「なんか今年の姿の方がカッコイイ!!」 と彼女からも声がかかって、照れ笑い?

一方、浴衣のモデルさんにしたいような彼女の浴衣は、お出入りの呉服屋さんで誂えたものだそうです

ほんのりクリーム色地に桜模様が縦に延びていて、とてもロマンチック!・・・「かわいーいっ!」、と一目ぼれしたお気に入りの浴衣とか

髪をアップにするのは似合わないから、と言いながらも髪飾りも用意してきたものを使ってみると、普段とはまるで別人の雰囲気の浴衣美人に変身!!

襟足を出して涼しさも実感したようです

鏡の前であれこれとポーズを取っては嬉しそう!(これは、皆様共通のことではありますが)

こんな若いカップルの浴衣姿は文句なく周りを涼やかにしてくれ、見ていてとても心地よいものですね!!!







10代、20代、30代と年を重ね、女性の40代は、とても魅力溢れる時代では?

お着物のよいところは、その年齢でしか着こなせない部分が必ずあるところ

同じ浴衣を着たとしても、それが10代のときに着た時とは、明らかに違う雰囲気になって・・・

着付け教室にみえてらっしゃる方の強いお誘い(?)があって今回の参加が実現したお三方

広げてみれば、偶然黄色の博多帯

形を見ていただくとお分かりのように、綺麗に「チョウチョ」が出来上がりました!

少々硬いポーズになってしまったのは、私のまずい指示のせいです・・・ごめんなさい m(._.)m

腰のある、単の博多は締めやすく、涼しげで、本当に重宝して昔から愛用されているのもうなずけます

もちろん紗の博多なら、尚一層の清涼感がありますが、お値段がちょっと・・・

お二人は定番の4寸巾のもの、真ん中の方の帯巾は(たぶんご祖母様のもの?)、6寸近くあるのですが、丈が短いので、方流しのような結び方に

着付けも習いたいと思いながら、きっかけがないとなかなか始められないものですが、一月に一度でも普段の自分を変身させてみれば、心もちょっと変わるかも?・・・

細く長く・・・できるときに出来ることから・・・

それぞれの年代で着物ライフを楽しむきっかけが出来れば、こんな嬉しいことはありません

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