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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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「太く見えるように撮ってね♪」

「一週間くらいドッグに入って、美味しいもの食べて、温泉に入って・・・なんてしたいわね!アハハッ!」

体重は40キロ以下、補正着が手放せないMさんのクラスは高校時代の同級生3人

働き者で、それぞれ苦労を重ねてこられているのですが、そんなことは感じさせない明るさ・・・

まさに親の介護突入の世代・・・

お付き合いも長くなってくると、その生活ぶりも垣間見えてくるものです

一ヶ月に一度の教室すらなかなか3人揃わないこの頃、見ていると本人達が介護でダウンしてしまうのではと思ってしまいます

着物をまとうことで、日々の生活と違うところに身をおいて、少しでもストレス解消になれば・・・

ひとしきりおしゃべりに花が咲きます・・・

この薄い灰紫の紬のお着物は寸法がとても小さく、私には無理だと分かっていてもその艶と質感に、つい買い求めてきたもの

細くて小さな彼女には寸法が誂えたようにぴったりで、お色もちょうど着頃でした

帯は、展示会にご一緒した折、雑誌掲載の品だったもの・・・更紗調の細密画のような柄にヒトメボレ!

お嬢さんもいらっしゃるので、ちょっとお高い帯も決してもったいなくないわよ、と私も推薦して

お嫁入道具に誂えた色々な着物に載せても不思議に調和する重宝な帯となり、大活躍しています

京袋なのですが、今風の長さがあるので、この日は二重太鼓に結べるかも?、と締めてみたら出来ちゃいました!

久し振りの着付けにおぼつかなかった手元も、二度三度と重ねるうち、いつもの手早さを取り戻していました

本当にきゃしゃなのに、頑張り過ぎではないかしら???

早く介護の日々から開放されることを祈るばかりです

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親の気持ちはなってみないと分からないと言われますが本当にそう・・・

・・・三つ子の魂百までも

・・・介護は段々大変になるけれど、子育ては日に日に成長する楽しみが

先人達の教えを心のどこかにおきながら、私たちの子育てが始まりました

とはいっても時は高度成長時代、主人の帰りは毎夜12時過ぎでほとんど母子家庭状態

まだ自動車の免許もなく、毎月保健所におんぶして自転車で通ったものでした

未熟児で生まれたせいか、お乳の飲みは相変わらずか細く、夜中に何度もおっぱいを含ませながら一緒に泣いていたことも

(一才の誕生日にようやく8,2キロになりました)

そんな中、体調がおかしいので病院へ行くと、「お目出度です!」

主人は「やったー!やったー!」 と大はしゃぎして・・・

「実は、卵巣の手術後、『一方の卵巣は完全に壊死していました、片方は卵巣の部分のみ残しておきましたが二人目のできる保障はありません、制限しないで頑張りなさい?!』と言われていたんだ」 

そんなこととは露知らず・・・

「僕の子供は運の強い子達で、本当によかったねえ!」と、あくまで明るく陽気な笑顔の夫

これが最初で最後の、夫の隠し事だったと思います



花火大会や真夏のお出かけに今年こそ浴衣でいかがですか? ちょっとした着崩れの直し方を覚えておけば自信を持ってお出かけができるというものです。

最近は浴衣セットなるものがあちこちで売られていて小物にも困らない状況ですが、自分のバランスにあった着こなしでちょっと差をつける・・・こだわりをチラリと見せる・・・あなた風のこだわりを聞きながら浴衣美人へと変身のお手伝いを!!!

初心者の方も キャリアの方も ペアで着たい方も お子様からご年配の方までどなたでも

下記の3日間でご都合のよろしい時間帯でどうぞ

お申し込みはお二人以上でお願いいたします。
(2時間 5000円/2人 ドリンク付) 

(お一人参加の方は予約の入っている時間帯にご一緒することも可能です)

稽古日: 6月 14日(土曜日) 15日(日曜日) 
           16日(月曜日)

場所:   豊橋 「和空」 教室

日時: ① 午前10~12時  ② 午後2~4時  
            ③ 午後5~7時


***お申し込み、ご質問等はカテゴリーの、"お問い合わせはこちらから" よりメールか、お電話でお願いいたします。***


春、ひっそりと白い小さな花を咲かせる、ムラサキ草

その根っこの部分から信じられないような紫色が生まれます

文献によれば・・・

古代王朝の色の染料として
 紫色は時代、洋の東西を問わず高貴な色として珍重されてきたが、特に権力を象徴する色であった点において特異な存在であったということができる。紫色を重んじる傾向は、聖徳太子の制定した冠位十二階の最上位は紫(深紫:こきむらさき)に始まり、藤原氏の平安の世には紫式部の女流文学のテーマとして形を成し、戦国武将の豊臣秀吉、徳川時代の江戸紫にまで引き継がれることになる。外国でもやはり、古代中国やローマ時代には皇帝以外の者が身につけてはならない禁色とされていたし、かのエジプト女王クレオパトラに至っては、あまりに紫を愛好し過ぎて、軍船の帆をすべて貝紫で染め、外国船を圧倒したというとんでもない史実も残されているほど。
 紫染料が大切にされてきた理由の第一は、その希少性にあり、そのことは先の引用歌に大王(天皇)の占有地に紐で侵入できないように標野(しめの)とされていたことからもわかる。万葉時代にはムラサキ草はそこいらに群生していたかのような説を唱える向きもあるが、やはり当時から希少種で栽培が困難であったに違いない。
 ちなみに、遠き地中海沿岸のローマやエジプトでは紫草ではなく、貝のパープル腺から得た、いわゆる貝紫(※)による紫染色が行われていた。先のクレオパトラの帆船のエピソードですが、1グラムの紫染料を得るために、貝(イボニシ貝の仲間)が数千個(?)も必要になるとされ、古代においては、一定量の布を紫で染める事自体がとてつもなく贅沢なことだったのだ。

ムラサキの歴史を知れば知るほど、ムラサキに恋する私です

写真のお着物は、紫紺染めの現代作家のもの  

後日、岩手の紫紺染めのお着物をアップいたしますので違いをご覧くださいませ



今日の名古屋は28度になるらしい・・・? 今は何月???

ミャンマーの大型サイクロンといい、ここ数年の異常気象を鑑みると、地球温暖化はじわじわとその結果を我々にもたらし始めているような気がします

お着物の世界も、以前のような季節のけじめ、のようなものが薄れていっているのが実情のようです

実際、日舞の稽古は年中浴衣ですし、仕事着として着るには、単衣の方が始末がよく・・・

呉服屋さんでも、今は単衣の時期が長くなって、単衣で仕立てられる方が多くなったというようなことを言っておりました

かといってお出かけにはそれなりのマナーもありますので、その辺り悩むところではありますが・・・

この時期お勧めはやはり塩沢紬の単衣かと

いくら暑くても浴衣でお出かけするわけには行きませんが、浴衣以上に涼しく感じられるのが、この塩沢

衿のついた、レース袖の半襦袢一枚着て、これを着れば、透け感もなく、本人はいたって快適な涼しさが得られます

これではいくらなんでも涼しすぎるのであれば、絽、紗、麻、いずれかのの襦袢を

肌着を一枚重ねるだけで暑さが変わるのは当然ですから、その素材にこだわることも必要かと

まあ、肌着談義は又の機会ということで・・・

写真は、その塩沢紬の十字絣  実際はもっと渋い青で、一見地味ですが、着てみると意外に若い方にもよろしいのでは? 少し前の艶のあるとてもよいお品です

帯は八寸のカガリ名古屋  素材は麻  柿渋染めのような色合いの地色に、鹿?が軽やかに織り込まれています

藍色系はオーソドックスですが、それゆえ帯でずいぶん季節感を感じさせることも可能です

もう少し夏に近づいたら、真っ白な献上博多の帯も素敵ですね!


セット価格  4万円

着物  着丈 155センチ  裄 68センチ (かけ衿に汚れがありますがお手入れでとれます)

帯    375センチ  (麻の八寸帯は貴重になってきました)





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