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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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1月もあっという間に過ぎて、今日はもう2月ですね

先日久し振りに東京でしばらく過したのですが、どこもバレンタインのディスプレイで花盛り!!!

東急ハンズ池袋はエントランスから迫力がありました・・・でも送る相手のない方には逆に一抹の寂しさも覚えて、自分用でもいいから買おうかな、なんて???

ともかくも、その昔?、着物の世界では2月といえば、「梅」

どこかしこに梅模様をあしらったものをよく見かけたように思います

思い出すのは息子の卒業式の日のこと・・・

庭の、いつもは咲く時期のずれる、紅梅、白梅、そしてピンクのしだれ梅の3本が同時に満開で、本当に木々たちに祝福されているような気持ちがしたことが、今でもその写真を見るたびに思い出されます

この写真の「光琳の梅」と題された帯は一目見て気に入ってしまい・・・

長男の小学校卒業式の折にはこの帯を締めてお礼の挨拶を述べました

これから、卒業式、入学式と行事が続き、どんなお着物にしようかしらと、嬉しい悩みを抱えている方もいらっしゃるのでは?

この2月はそんな準備を整える時期・・・昔から2月、8月は呉服の大ざらいの月ですから

賢いお買い物をして晴れの日を迎えていただけたらと思います




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春待ちわびて・・・

雪混じりの空を見ていると、早春の装いをコーディネートしたくなりました

淡い淡い草色にヨモギで染めたような糸が交じり合った複雑な地色に、素朴な絣模様が織り込まれたお着物は、ところどころ節があり、草木染の素朴さが漂う、少し以前の手紬糸で織られた艶のあるお品

何の変哲もない、と言ってしまえばそれまでですが、こういう肩肘張らない紬も普段着としてはお勧めのもの

生成り地に大きな青りんご(みどりのカブ?)を織り込んだ帯は、なんだか元気を貰う気がしませんか?

真綿のとてもよい糸を使った、締め易そうな帯だったので、名古屋帯仕立てを鏡仕立て(京袋タイプ)に仕立て替えしました

前にも少しお話したかと思いますが、今の若い方の身長では、通常の名古屋帯の巾では、ちょっと狭すぎるかと

ですから、背のお高い方がアンティークの名古屋帯を締めているのを見かけることがありますが、上半身と、下半身のバランスが "変" になってしまい・・・

出来れば袋仕立てに直して、前巾を調節して着られるとよろしいかと思います

帯巾にもこだわりを持つようになれば大したものです! 本当に5ミリの違いでもずいぶん印象が変わることがありますから

大胆な柄の帯締めて、周りを元気にしてください!!


1月最後のお買い得セット 3万円です!

帯    長さ 3,51メートル  一度締めただけの美品です

着物  着丈 165センチ  裄 66センチ   袖口の裏地に使用感が多少ありますが、表地は汚れ無しの美品です





「なんでも鑑定団」という番組をご存知の方も多いかと思いますが、その中にご出演の中島さまの着物の着付けを楽しみに拝見している一人です

数年前まではそれ程着物に目がいく、ということはなかったのですが、ここ数年の「おとこのきもの」 流行を意識されていらっしゃる?からか、とてもおしゃれな着こなしをされていて楽しくなります

雑誌でも 「男の着物特集」 と題して何度も取り上げられたり、有名な銀座の呉服屋さん主催で、「銀座を着物で歩こう会」 なるものが発足したりで、ずいぶん世の中に男性の着物姿が復活したようにも見受けられます

「その昔、木場のだんなさんはね、仕事を終えると、着物に着替えて、その辺りの料理屋さんに遊びに行ったものだよ」 なんて時代には、男性の着物はさぞやおしゃれなものだったのでしょう

時代は変化していくもの・・・洋服感覚での着こなしから生まれる、新しい感性で、男性もどんどん着物を着るようになると、着物業界も再び活気が!?

手始めに、今年の夏は、是非カップルで、どうぞ浴衣をお召しくださいませ!!!



「構図にはこだわるんですよ」 とおっしゃるのは、Mさん

覚えておいででしょうか? まるで絵画のような鮮やかな、アンティークの寒牡丹の帯

見たときから脳裏に焼きついてしまったそうで、とても気に入っていただきました

インテリアコーディネーターのお仕事をされていること、美術系の大学だったこともあって、本当に色にはこだわりがある様子

着物には全く縁のなかったという彼女が、昨年3月から着付けを始めて・・・今ではこのような着こなしを!!!

仕事(子育ても)をしていて、テンションが下がってくると、着物を着て気分転換を図っているとのこと

「和空」に来て、あれもこれもと試着して(着付けの練習でもありますが)、時間はあっという間にたってしまいます

写真は、板締め絞りと思われる、レンガ色のお着物に、先日紹介しました、博多の紋織りの帯とのコーディネートを

彼女自身のセレクトによるもので、雰囲気ある着こなしかと

ほぼ同じ年代の3人グループでのレッスンなのですが、それぞれ好みが違うのが、回数を追うごとに顕著になっていき、こちらとしてもとても興味深いものです





今になってようやく数えてみれば・・・

そんな大恋愛の末結ばれた彼と、わずか18年しか連れ添うことが出来なくなるなんて・・・

昔、寺の住職だった祖父に、人間 「おぎゃー」 と生まれたときにその人の人生は決まっているんだよと言われたことがありますが、これが私の定めだったのでしょうか・・・

これは又もう少し先のお話にさせていただいて・・・


晴れて、結納相整い、準備は着々と・・・

新居は、彼の住んでいた寮と目と鼻の先にありました、3Kの社宅

大勢のお仲間が引越しのお手伝いに来てくださったのですが、寮から運んできたのは、レトロな木製のラジオとタオルケット、そしてほんの少々の服・・・

「イヤーッ、荷物が多くて大変だった!」 と?、わいわい引っ越しそばならぬ、お寿司を皆でつまんだのも懐かしい思い出です

この頃、世の中は高度成長時代真っ只中、会社も飛躍的に大きくなりつつあり、若き彼は、仕事が趣味といえるほどで、新婚旅行も先延ばしになりそうな雰囲気でした

私も名古屋まで通勤していて、お互い、万端怠りなく?仕事の調整をして結婚式を迎え、やっと新婚旅行へと向かったのですが・・・

そんな疲れが出たのでしょうか?、初めての海外旅行でしたし・・・

ウキウキとした行きの飛行機の中でのこと、私は急に気分が悪くなり、トイレに向かう途中で気を失い、気がつくと目の前には、心配そうな顔をしたスチュワーデスさんと、主人の顔が・・・
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