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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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香り・・・さかのぼれば、平安時代よりの雅な文化のひとつとして現代に伝わりしもの

お客様をお迎えするときには、玄関に香をたきしめ、おもてなしの心を

箪笥を開けたとき、着物や帯を広げたとき、ほのかに匂う移り香は、身だしなみとして

奥ゆかしい、日本人の習慣から生まれたものですから、過ぎたるは及ばざる如しの、ことわざどおり、使い過ぎにはご用心!

香水の苦手な私は、着物や帯の防虫を目的とした、いわゆる、「薫衣香」と呼ばれるお香を少し使う程度です

が、香水を使う方は、香りが混ざり合って逆効果になってしまいますから、匂い袋は使わない方がよろしいかと

その場合は、帯にだけ匂い袋を使い、二つの香りを遠ざけるようにすると、両方の香りがいやみなく楽しめると思います

桂皮、白檀、丁子、龍脳などの天然の香原料で作られた物で、お好みのものをたんすの隅に一つか二つ忍ばせておけば柔らかな香りとなって・・・

匂い袋(防虫香)も色々なにおいがありますから、香水同様、混じらないよう、使う香の種類を決めておかれたほうが無難かと

優美な香り文化を、着物とともに楽しんでくださいませ!!!



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私は覚えていないのですが、最初の出会いは、通学路の川の土手

ガリガリで、鞄が歩いているような小さな中学生・・・3才上の彼は自転車ですれ違ってそう思ってたそうです

しばらくぶりにあったのは高校になってから 

クラス会の相談か何かで姉の友人達がよく集まっていて、その中に・・・

よく冗談を言ってみんなを笑わせていて、面白い人だなぁ、という印象でした

あまり楽しそうなので、時々仲間に入って・・・

その後も時々会うようになっていましたが、"必殺遊び人"、と呼びたいほど、じっとしていない人で、あちこちに出没していたようでたびたび消息不明・・・

就職の折、ジョイントベンチャーの会社か、県職か、相談をすると、「どうせなら面白そうなところにしたら?」という彼の一言?で決定

お互いに仕事に遊びに、稽古にと青春を謳歌している頃・・・シリアスな話題からは少し距離をおいていたいという雰囲気も感じていて・・・

その一方、仕事にも稽古にも少しゆとりができてくると、世間と両親の目もいくばくは気になり始めて、「結婚」の二文字は、段々頭の中から消えることがなくなっていきました



以前住んでいた家は基本的に洋風で、内装は白が基調だったので、どんなしつらいもある意味OKで、稽古に来る小さなお弟子さんの喜ぶ顔が見たくて、毎月下駄箱の上のディスプレイを替えて楽しんでいました

クリスマスのディスプレイが終わるとすぐにお正月のものへと、この時期とても忙しかったことが思い出されます・・・(和洋折衷文化の最たるものかもしれません)

ここ「和空」の玄関には、クリスマスツリーはやはり似合わず、一気にお正月のしつらいに・・・

新春に梅は欠かすことの出来ない花・・・緋色地の絞りの部分に梅をあしらい、大きく黄色の円で縁取りされた中には薄いオレンジの濃淡で描かれた梅ともボケとも見える?花

この振袖は30年前の名取披露の折に誂えた振袖で、何度となく出番のあったものなのですが、以外に汚れもなく、白地の部分が "いい白" になってきています

外国の方がよくアンティークの丸帯などを求めて、インテリアとして利用している様を写真等で見かけることもよくありますが・・・

半巾帯はテーブルランナーとして、袋帯等なら市販のタオルかけやツッパリ棒を使って、ちょっとした空間に飾ってみれば、そこはすっかり「和的スペース」に変身!!!

よい帯をたとう紙の中で大事にしまってばかりいないで、よい物こそ順番に普段目に晒す場所へ出して "アート" として活躍を!

そんな積み重ねが、お出かけする時のコーディネートのヒントになるやも知れません



お正月を間近に感じる頃になると、やはり華やかなお着物を手に取りたくなります

先代の師匠の元では、新年には(小さな会館ですが)舞い初めが毎年行われて、年配の方々は、今年は何を着ようかそれこそ一年前から呉服屋さんで下見していたそうで・・・

私の場合、親戚に長浜の縮緬問屋から嫁いで来た方がいて、若かりし頃の着物は、何冊もの染め見本帳を借りてきては、白生地から染めてもらい一枚ずつお嫁入り道具にと作っていっていました

この着物も確かそう・・・青海波のつけ下げ小紋で、裾に向かうほど柄付けが大きくなっています

この頃は八掛けは、何故か、平等院の?"朱" ・・・これが定番でした!

帯は、芥子色地の塩瀬の夜叉面の手描き・・・この組み合わせがその頃のお気に入りのひとつ (舞台栄えをある程度考慮する必要があったので)

八掛けがこの色なのでもうずっと箪笥の奥深くにしまいっぱなしだったのですが・・・

5年ほど前、料亭を経営する友人から、外国の方に日舞を見せて欲しいと頼まれたことがあり、その折に久し振りに着ました

外国の方の接待には、ウン100万の紬のお着物より、こういった着物のほうを好むことは、OL時代の経験から分かっていましたので

今なら、八掛けを渋いグリーンにして、黒の帯とかにすれば、まだまだ着れないかしら?・・・虫干し兼ねて、出した着物を眺めながらの独り言・・・



なんとなく、気忙しい今日この頃ですが、年末、年始のお着物の準備はどのような按配でしょうか?

「和空」のブログを開設して早半年に・・・多くのアクセス有難うございました!!!

いつの間にか、というのが実感でして、晒柿さんのヘルプの下、何とか続けてくることが出来ました

ささやかな、感謝の気持ちとして、お写真のアンサンブルと、どれかお好きな帯をセットして 3000円

ジャガード織のアンサンブルは祖母の娘・・・つまり伯母のもの  

和裁をしていて、着物から帯までなんでも縫っていました

自分用に仕立てたようですが、未着用だと思います

着丈が短いので背の低い方か、ついたけで着られる方に

このお色なら汚れも全く気になさらずに家事もこなせるかと

交織だと思いますが、安っぽさもなく、しわにもならず、着心地もそこそこで、羽織だけセーターの上から羽織ってもあたたかです

着物初心者の方にはお勧めのセットです!

羽織  丈 80センチ  裄 66センチ

着物  丈 147センチ 

帯はどれもウールです (お家でのくつろぎにはウールの半巾が一番楽です!)

こんなお着物なら、色半襟をつけて遊べば、カジュアルさが増して楽しそうですね!

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