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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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ある呉服屋さんの展示会にご一緒した、Uさんは、やはりお着物暦はまだ一年足らず

お子さんがまだ2歳で、着付け教室の日は、実家に預けての熱心さ

着物の魅力に摂りつかれ?外出がままならない中、オークションを楽しみながら目を肥やされているご様子

着物でランチが夢だったと、「和空」の卒業お出かけ会以降、Mさん、Yさんと、お出かけの機会も段々に増えて???とても楽しそうです

そんな彼女が、大城廣四郎さんの花織の帯を見て、即決!・・・30年ほど前に織られた物だそうです

その帯に合わせる黒っぽいお着物が一枚欲しいと言われ、お見せしたのが、この江戸小紋

江戸小紋は、本当に守備範囲が広いし、このお色は帯次第で変幻自在に・・・

鮫や行儀、万筋といった"江戸三役"と言われる物では、あまりにも硬すぎると思い、細かなおもちゃ箱や笛が丁寧に染められた作家物を、それこそ一生物としてお勧めした次第

すらりと長身な彼女、お正月のお出かけは、このコーディネートで!と今から夢も膨らんで・・・

質の高い、良いものを、若い頃から身につけること・・・これは財産になっていくことでしょうね
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着付けを始めて一年になるMさんは、まだ小学校1年生と幼稚園のお子さんを抱える30代

子育て真っ最中ながら、着物にはまっているとは、本人の弁

今春の入学式に着物で・・・というのがきっかけになったようですが、なかなかの上達振り

美術系の大学だったようで、着物初心者といいながら、着物や帯のセレクトにもご自分のスタンスが確立されている気がいたします

そんな彼女が先日選んだのが、このセットです

以前紹介した木目模様が染められた紫の紬に、あでやかな牡丹の描かれた塩瀬のアンティークの帯

着物は帯次第で、無地のお着物としてフォーマルにも着まわし可能ですから、これから色々な行事の場で活躍できるかと

牡丹は春のものだと思われがちですが、寒牡丹もあり、冬から春まで長い時期使えます

まるでそこに咲いているかのような見事なタッチに、一枚の絵を見ている気がします

帯を強調した、こんなコーディネートは、見る人も楽しませてくれて素敵ですね

そうそう、上野東照宮の寒牡丹は、1月1日から2月末まで

ワラ囲いの中、40品種、600本の "寿華" が咲き誇るそうです

春は4月15日から5月5まで

上野に行かれたら、立ち寄ってみるのもよろしいかと






12月に入り、ここ「和空」のディスプレイも師走に向けて衣替え

30代からの女性の、ちょっとおめかしした初詣のお着物と帯をイメージ

落ち着いたサーモンピンクの地色に手描きの小紋・・・梅、あやめ、菊がデフォルメされて楽しそう!

抑えた色合いで、大柄の飛び柄ですから、どちらかといえば、背のお高い方向きかもしれません

シックな中にも華やかさがあって、とても現代的なお着物かと

こんなお着物には細かな総柄の南天模様の唐織の帯をあわせてみれば・・・

南天は新年を感じさせる縁起物、錆青磁の濃淡の色柄に、ところどころ銀糸が効いていて控えめな豪華さも見え隠れ・・・

おうちの中では暖かい、ウールや真綿のお着物ですごしても、染めのお着物を着るとまた気分も変心します

今年は小紋姿の方を多く見かける気がいたします

今からいろいろな場合のコーディネートを考えておけば、さっと着物でお出かけしやすいかと

そうそう、防寒対策も忘れずに! 薄手のスパッツに紐を付けてネル裏の足袋を履けば、ずいぶん足元が暖かいですよ!






以前、帯留め用の金具も色々市販されていること、お話しましたが・・・

浴衣の装いで、帯留めが若い方の間でブレイクしたようで、最近は和小物のコーナーには必ずといってよいほど種々様々な帯留めを見かけるようになりましたね

でも、お値段もそこそこしてて、なかなか気に入るお品・・・ありますか?

そんなときは、少しのアイデアで、マイオリジナルの帯留めを作ってみたらいかがでしょう?

市販の金具を使えば本当に簡単に接着剤でくっつけるだけ・・・接着剤の進歩は色んな所で世の中を変えています(ちょっとオーバーかな?)

写真は水牛の箸置きとして売られていたもので確か500円・・・帯留め金具と接着剤を買っても、1000円もしないで作れてしまいます!!!

金具に通す帯締めは通常三分紐か、四分紐ですが、穴の中寸法で12ミリほどあるものが多いので、房の部分さえ通れば通常のものでも可能です

色は帯留めの色に近いものを選んでおくのが無難かと

ただ、良い帯締めほど房の部分もしっかりしているし、長さも長いのでやはり帯留め用の短い長さのもののほうが扱いやすいとは思います

箸置きは材質も色々なものがありますし、季節感の感じられる物も多いので、私的にはお薦めのものです

ちょっと視点を変えて、ショッピングしてみれば、面白い帯留め用の材料を見つけられるかもしれませんね!


朝夕の冷え込みが厳しくなってきました

はじめて着物でお出かけの折、つい忘れがちになってしまうのが足元のおしゃれ・・・

ひとくちにお草履といっても、今は本当に種々様々な材質のものが出回っています

せっかくならばお着物とのバランスは考えたいものですね・・・つまりお出かけの場所、お着物の種類等でお草履もセレクトを!


写真左のものは、ウレタン底で鼻緒が、ポリエステル、台座はつや消しタイプのグレーの合皮

普段、ちょっとそこまでのお買い物や、稽古、雨の日などにはとても重宝で、しかも軽くて一度履くとこの気楽さにはまってしまいそう・・・何よりお値段のお安いのも嬉しいものです(笑)


真ん中のものは、ヴィンテージの?牛革メッシュの台座に同じく牛革の鼻緒 

形も少し今のものより華奢なので足元はとてもすっきりと見えます

おそろいのバッグもあるこのタイプはやはりちょっとおしゃれな小紋や紬などにあわせていただきたいかと

ただ、鼻緒は革の物と、布のものと比べると、アタリがぜんぜん違いますし、長時間歩くときなどには、布の鼻緒の方が楽ですね


右のものは柿渋染めの台座に、絹の鼻緒・・・鼻緒はお好きなものから選ぶことも出来ますので、季節で取り替えるお洒落さんもいらっしゃる様子・・・只、雨の日はこのタイプは履かない方が無難かと

現代の若い方にはとても人気の小判型で、鼻緒の幅も広いので長時間履いていても疲れません

秋のお出かけ、天候も加味して、足元までトータルでコーディネートを考えれば、気分も一段と楽しくなるのでは?・・・





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