今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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先日の忘年会の折には、皆様からの差し入れが色々ございました
例えば、ワインには、細長の布袋や、紙袋に入れておしゃれな感じ!
それぞれ、持参のお品も、個性あふれる器に個性ある "包み"で・・・
そのほとんどがいわゆる風呂敷で、和の世界にはやはり、切っても切れない存在感あり
今更、の感も無きにしも非ずですが、着付け教室には必需品
和装小物から、着物、帯までまとめて持ってくるのに手早い「入れ物」として、やはり風呂敷は欠かせません
それこそ、夜逃げするような?大包みが出来る大風呂敷を、箪笥の奥底からひっぱり出してきた方も・・・
大きさは45センチほどのものから色々なサイズがあり、素材も、綿から化繊、絹まで、お値段も様々ですが、バッグの中に一枚忍ばせておくと、いざというとき役に立つこと間違いなし!
これから、年末、年始、お出かけの機会も多いことでしょう
忘れられてた風呂敷も、アイロン当てて、広げれば、"想う心" も包んでお相手へ・・・
贈り物のお包みとしても、中身を一段と高める効果は想像以上かもしれません!
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地方に住んでいると都会の話題にはなかなかついていけないのですが・・・
この時期、銀座は通りごとにクリスマスイルミネーションが異なっていて、道行く人を多いに楽しませてくれ、まるで外国にいるみたい!!!(少しオーバーかな?)
銀座通りの「ミキモト」のツリーの前はそれこそ人だかりが出来ていて、着物姿で写真を撮っていた私を外国の方がまたパチリ(笑)・・・
人だかりを避けて、少し静かな道をとると・・・そこは "並木通り"
建物の外観とイルミネーションが不思議とマッチして、その空間だけはちょっと異空間な広がりを感じました
聞けば此処こそが、今話題のレストランだと・・・
先日 「Michelin Guide Book 2008 東京」 で選ばれた 8つのお店のうちの一つとか
東京の方は待つことが苦にならない方が多いようで・・・このお店も3ヶ月以上先の予約とのこと
特別な日のためのレストランとして憧れのお店であることは確からしいのですが、色々(ご予算とか)と気合を入れないと無理な気がしないでもありません・・・
もし、行く機会があれば、その格あるお店にあわせたお着物からセレクトしなければ!
いつか!を夢見て、味覚を含めて、トータルで磨きをかけるべく、日々精進を!?!・・・誓う銀座の夜でした!!!
昨日は岡崎での舞踊会で序幕を勤め、それまでの色々なことでどっと疲れが・・・
晒柿さん、Sさん有難うございました! 舞台の怖さを改めて知る思いでしたが、こういう経験の積み重ねが芸の深みとなっていくと信じるしかありません
甘いものの苦手な私ですが、秋になるとチョコレートが食べたくなります (疲れたときは特に)
土日で東京のモーターショーを見に行っていた息子が「半分あげようか?」 と冷蔵庫からおもむろに取り出したのがこのチョコ・・・いえショコラ?
東京 自由が丘のモンサンクレールのボンボンショコラ "シャンパーニュ・ロワイヤル"
この業界では有名な辻口シェフいわく・・・
目指したのは「ドンペリニョン風味のショコラ」ではなくて、「ショコラで表現するドンペリニョン」 とのこと
しっかりとした知識、経験、技術を以てしか生まれませんと断言する、このショコラ
ジュエリーボックスをイメージしたBOX に入って おひとつ1050円!!! (大きさ 30x30x13mm)
こんなお高いチョコレートは初めての経験でしたので、心して三角形に2等分していただきました!(笑)
これがドンペリの香りと言われても、飲んだことのない私にはそのような微妙なところまでは分かりませんが・・・
確かに口の中にはお酒の香りと余韻が残り "クラッ" と・・・???
なかなか自分で買えない気はしますがプレゼントには良いかもしれませんね
調べてみたら、地方にもクール便で宅配可能のようです
息子の価値観には時々ついていけない時がありますが、お陰で新しい情報と美味を得ることも・・・
今夜はブランディーとチョコで会の余韻に浸りたくなりました!
今日は来月の舞台用のかつら合わせに、名古屋まで出かけてきました
名古屋市民会館(現中京大学市民会館)からほど近くにある、”松原”は1Fが踊りの会などで使う、まきものや和小物が所狭しと置かれていて、その2Fが、かつらを仕立てる仕事場となっています
階段を上がると、びんつけ油のにおいがプーンと漂い、ちょっと異空間の感じで・・・
ここでは、通常、何百?とあるかつらの中から、頭に合うものをいくつかセレクトしてかぶり、具合を見るのが常ですが、合うものがない場合はその下地の”かね” から作ってもらいます
そして会までに、それぞれの役形に結い上げて、かんざし等の髪飾りもさして当日を迎えることに・・・
ご覧になった方も多いかと思いますが、"鷺娘"など、途中で衣装の変わるものは、その都度、衣装に合わせてかんざしも差し替えます
先日の素踊り風のものは、かつらの形もそれぞれの先生のアレンジが入ったりすることもあるかと思いますが、いわゆる、古典物と呼ばれる出し物の、かつらの形は通常決められた型があり・・・
写真は「助六」などに出てくる、"禿" と "傾城" のかつらのミニチュア版・・・かつらやさんのディスプレイですが後ろのかんざし姿までゆっくり眺めることはあまりなく・・・
禿(かむろ)は姉女郎と称された花魁(おいらん)に従って、その用を足した7、8歳から12、3歳までの少女で、その中の容貌が美しくて才気と素質のある禿は、将来、花魁になるための修業を、抱え主が自分のそばにおいてさせたという
その昔、髪型はその成長と身分の証でもあったのです
昨日は着付け教室の皆様に大勢お出かけいただき、有難うございました!
毎回終わるとあれこれと反省すべきことで翌日は落ち込むことが常・・・
舞台は完璧なんてことはありえないことだと分かっていてもやはり・・・
ただ、丁寧に、曲のイメージを伝えようと、今の自分の力で出来るだけのことはしたつもりですが・・・
今回は素踊りの曲という事もあり、衣装もかつらもその道のプロの方と相談して、自分色の「山姥」を表現したいな、とは思いました
通常「山姥」は "とのこ色" の屏風が使われることが多いのですが、予算の関係から、銀屏風なら会館にあるからということからスタート(笑)
銀屏風と相性のよい衣装は衣装やさんに、それをかつらやさんに見ていただいて、かつらの結い方をアドバイス頂き、全体のイメージをまとめる事に・・・
ドレスを着るときに、髪飾りとの調和を考えるように、舞台の着付け(衣装)とかんざしの関係も同様で、衣装から鬘の結い方、かんざしにまでこだわりを持って用意してくださるのも一流のプロならでは・・・
紗の上衣を着るか否かも前日のリハーサルまで迷っていたのですが、銀の屏風に白の衣装ではハレーションが起きてしまうとの先輩の助言から、"つぼおり"の形で羽織ることに決定
それぞれの道の経験者からの貴重なご助言と、連係プレーが無いと、ひとつのよい舞台は完成しないと改めて感じました
舞台は凝縮された勉強の場でもあるのです
日舞にはまったく関心のない息子が珍しく舞台を見に来てくれ、花のプレゼントを・・・
・・・会終えて、余韻に浸り、花眺む・・・
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