今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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坂道から少し石段を登ると、雨に煙るすばらしい和庭が!
こんなにも緑の色はさまざまなの?と言いたくなるほど、雫のベールに覆われた木々は美しさを誇示するかのように私たちをお出迎え
そんな庭先に思わずしばし足を止め・・・
先日お着物デビューのTさん、名古屋の為三郎記念館の玄関前でのナイスショット!
朝からのあいにくの雨でしたが、中庭の孟宗竹の見事な青々しいさまは、言葉にならないほど・・・
まるで絵のような世界が広がっていて、しばらくそこから離れがたい感あり、でした!
古川美術館の開催日と平行して公開されているこの記念館
一代で名古屋を代表する実業家となり、芸術文化のみならず、福祉、教育、医療に関心を持ち、寄付などを通じて社会に多大な貢献をされた方とのこと
その古川為三郎氏の、103歳、天寿を全うするまでの終の棲家であった、数奇屋建築の邸宅
記念館内には、茶事を目的に立てられたその「為春亭」と、四季折々の美しさを見せる日本庭園、その中にひっそりとたたずむ茶室「知足庵」
財を得た文化人の、かくありたいというお手本のようなこの館
そのもてなす心はきちんと受け継がれ、いただいたお茶もお菓子も、大変おいしく・・・
そして、その心根を共有しているような空間は、とても心地よく、心洗われるようなひとときを過ごすことができました
「ここにはぜひまた来たいです!」 とTさんにも喜んでいただいた様子で何より!
こんな雨の日のお着物でのお出かけを体験すればこれからのお出かけは怖いものなし、ですね
お疲れ様でした!!!
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ぬぬぬパナパナ・・・沖縄の言葉で、布の端々、のことだそうです
2月の八重山諸島への旅の下調べの折、与那国の方と偶然知り合い、お話しする機会がありました
沖縄の織物は色々あり、そのどれもが好きなのですが、特に好きなのが、紅型と花織
花織にはご存知のように、首里、読谷、南風原、与那国と、産地によって織り方の違いが見られます
大きく分けて、読谷花織と与那国の織りの違いは裏に糸が渡っているか否か
読谷花織は浮いた糸が渡り、厚手なので、通常袷の着物として着られるのが一般的です
与那国の花織は両面浮き織なので、両面使用可ともいえます
花織をあれこれ調べているうちに、その与那国で工房を開いている方が、このぬぬぬパナパナに参加されていて、この催しを知ることが出来ました
このホームページをあけると、沖縄の色々な島から参加して、ワークショップを開いていることを知り・・・
今年が第4回目 「うちくい展」 として、京都と東京で開催
もう京都展は終わったのですが、この5月28日(木)から6月3日(水)まで
新宿御苑近くの 「ラミュゼdeケヤキ」 の会場で
沖縄の全ての織物が一堂に展示・販売されるようです
いえ、出展作家を見てみれば、その他、九州、京都、横浜、岡崎、郡上、千葉からも!
「うちくい」 とは、ふろしきのこと
しかし、その語源はもっと深い意味を持って沖縄の人々の布との関り合いに辿りつく・・・
与那国のその方とお会いすることで、「なぜ、布を織るのか?」 感じること、理解することが少しは出来るかもしれない・・・
それは着物という布に、不思議に引き込まれる「魔」的なものを感じることがある直感からですが・・・
今日は久し振りに雨の週末になりました
午前中の着付け教室は個人レッスンの方
今日が11回目であとは着物デビューのお出かけを待つばかり
いつもは浜松へお出かけなのですが、今回は名古屋へ、となりそうです
というのも、このお葉書を頂いたから・・・
kumin さん、と言えばお分かりの方も多いかと
彼女のグループ展が、この5月30日(土)~6月7日(日) 東岡崎駅近くの、ギャラリー "葵 丘" で
クミンさんのアレンジフラワー他、染、白磁、吹きガラス、ステンドグラス、木工 と興味をそそられる素材のお品ばかり
クミンさんもこのグループ展には着物で参加したいと現在特訓中!?!
せっかくなので名古屋へのお出かけの帰り道、ここへ寄りましょう!ということで話がまとまり・・・
着物でお出かけには、心地よい季節
袷から単衣へ移りゆく頃・・・
その日のお天気次第でお着物を選択できるように、コーディネートもバリエーションを作っておく
それをデジカメに保存して・・・
最近は皆様、それなりに工夫されていて自分のコーディネートの巾を広げていらっしゃる様子
この半年、着付けに通って着物が身近なものになったTさん
浴衣を自分で縫ってみようと思い立ったようで、DVDつきの和裁の本を買って帰ります、と仰っていました
そういえば、先日の教室でも、Eさんがその本を買っていて、和裁にトライしたいと言っていました
若い世代の方が、どんどん和裁に興味がでてくれば・・・
きもの文化は繋がれていきますね!!!
「和空」の稽古場に古い箪笥が鎮座して、早やふた月なります
昭和11年の新聞紙の敷いてあった、古箪笥・・・
運んできてくださったのが、近藤さん
近藤さんの紹介で宮大工さんも紹介していただき、この広い空間を確保することが出来ました
とても器用な方で、誰にも優しくて親切で、ちょっとお人よし?
ぐらぐらしていた金具もちょいちょいと手直ししていただきました
椿油で金具や板を磨くことも教えていただきました
見違えるように貫禄が出て、今ではお取り置き等のお着物保管に無くてはならない存在に
豊橋駅近く、喫茶「風花」の山野草も、毎週近藤さんが届けてくださるとか
先日同級生のMさんがこのはがきを届けてくださいました
見るからにほのぼのとした、猫と童?の木彫り・・・
手仕事には人柄がそのままに・・・
「らしさ」 を形や物で表現できる方はうらやましい!!!
自分の身の回りに置きたくなるものが見つかるかもしれません
来週火曜日から、大林記念館、ギャラリー"結" で開催の三人展
お着物でお出かけしてみてはいかがでしょう?
いつの間にやら世の中はゴールデンウィークに突入ですね
個人的に、過去この時期は何故かうれしくないことばかり起きていて、「お家でのんびり」が一番になってしまいました
先週は東京へ
歌舞伎座の4月公演夜の部と、東京都美術館へ足を運んでまいりました
この25日から、「日本の美術館名品展」 と銘打って、それぞれの県、市美術館の代表的作品ばかりが大集合!
西洋絵画、彫刻 ・ 日本近、現代洋画、日本画、版画、彫刻 併せて220点の展示
かなり見ごたえがありました
普段はその美術館までお目当ての作品があれば見に行かなくてはならないのに、贅沢なことです!
美術に疎い私でもどこかで拝見した作品がいろいろと
今回初めて拝見して印象に残ったのが、こちら
竹内栖鳳作、「絵になる最初」
東の横山大観、西の竹内栖鳳 と呼ばれていたとか
お名前だけはどこかで聞き覚えがありましたが、かの上村松園の師匠と聞き、納得!
モデルとなる前の一瞬の恥らう様子が、なんとも色っぽく・・・
そして、この着物の柄、帯、ちらりと見える長襦袢の赤・・・いかにも大正時代を彷彿させる装い
その視線の先にあるものをそっと肩を引いて、顔を隠しながら見つめる目・・・
画家にはたまらない一瞬だったことが、何となく想像できる一枚でした
愛知県、豊田市、岡崎市、豊橋市美術館からもそれぞれ代表的作品が
ちなみに豊橋美術館からは中村正義氏の「男と女」
前期5月31日(日) 後期6月2日(火)~7月5日(日)
ということは・・・
地方の美術館にはこの期間、代表作が無い可能性があるということかしら?
静かな都会のゴールデンウィークのお出かけに良いかもしれません
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