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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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この日曜日、日本橋三越の呉服特選サロンにて(財)日本きもの文化協会会長であります、清水とき氏のお話を聞く機会を得ました

現在も(学)清水学園、(専)清水とき・きものアカデミア学校長としてきものを世界へと発信されているそのお姿に一度直接お会いしてみたいと

とき氏は、今年88歳、まさに大正、昭和のきもの文化の生き字引

色々と興味深いお話を伺うことが出来ました

お話をかいつまんでみますと・・・

きものの源流となる小袖の歴史は古く、その基本形態は既に奈良の服装文化に見られ・・・

平安時代には貴族の女性たちが着る衣装は大きな袖を持つことから大袖と呼ばれ・・・

その中に着る衣装は袖が大袖より小さく作られていたため小袖と呼ばれていた・・・

鎌倉、室町と時代を経るにつれ衣装の簡略化が進み、単に肌着であった小袖が表着としての着用が通常化して、現代の小袖という概念の基幹が誕生

そう、今私たちが「きもの」として着ているものはみな、「小袖」なのですね

そんな小袖の表面化に追従して、着用時に使用されていた簡素な「紐」が、装飾的な役割を持った「帯」へと変化し・・・

小袖と帯の組み合わせが一般的に確立され、現代のきものと帯との組み合わせの原型になって・・・

こういう歴史をかんがみて、「小袖は帯が本流」というのが、とき氏のお考えかと

自分の好みを考え、それを元に出かけていく所、対象を考えて着物を選ぶ

きもののおしゃれの奥深さはとても短時間では語りつくすことなど出来ないながら、含蓄あるお話はやはりさすが!

売り場には質の高い店員と質の高いお着物がされげなく・・・これが日本橋三越の歴史でしょう

よいお勉強をさせていただきました!





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