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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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今年巷ではマフラーやストールをポンチョに変身させるのが流行とか

その為の金具、スカーフクリップなるものの売れ行きが伸びているという

先日テレビでも紹介していて、その簡単な技になるほどと

これなら和服の上のストールにも留め方一つでアレンジ可能と思った次第

さて、そのデザインに和テイストのものがあるかどうかが問題

自分のイメージでは真綿の薄い大判ストールに使ったら素敵かも?と

車での移動が多い地域では、コートまではなかなか要らないと感じることも多く

かといって、羽織ものが何も無いのはこれからの季節ちょっと寒々しい

荷物があるときなど手をストールに持っていかない状態はうれしいから

大人かわいくストールが留めれれば、お出かけも楽しくなるはずですね

重さがあまり無く、おしゃれなストールクリップないかしらと

気にかけていたところに届いたのが

革とビーズを組み合わせた新作のブローチ

もちろん、このままでもとても素敵なのですが

こんな存在感のあるブローチに

ストールクリップをつけて欲しいとリクエストをしてみると・・・

このままでは裏の金具の重みがありすぎるようで・・・

他のバリエーションも含め

ビーズ作家のマサコさんに色々検討していただくことにしました

さてさて、パーツ探しが大変かもしれません

東京の浅草橋あたりなら色々あるのでしょうか???





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我が家の庭のむべの木に今年初めて実をつけました

検索してみると、どうもこの木の出身地は滋賀県近江八幡

<不老長寿>伝説の霊果として、この地で栽培されているようです

さて、むべとは・・・

「むべ」とはアケビ科の一種。
春に白い花をつけ、秋に長さ7~9センチほどの鶏卵より大きい楕円形の実を結びます。むべを割ると半透明の粘りのあるゼリー状の果肉と種が詰まっていてます。
とろ~っとした実はほんのり甘く素朴な味が楽しめます。
長寿を祝う贈り物に最適の果実です。

蒲生野に狩りに出かけた天智天皇がこの地で、8人の子供を持つ大変元気で健康的な老夫婦に出会いました。
天智天皇がこの老夫婦に、「汝ら如何に斯く長寿ぞ」と長寿の秘訣を尋ねたところ、老夫婦は、「この地で取れる無病長寿の霊果を毎年秋に食します」と言いながら、ひとつの果実を差し出しました。それならば食べてみようと天智天皇もその果物を一口食べました。すると、「むべなるかな(もっともであるな)」と一言天皇は言ったのです。
 
この時に発した「むべ」という言葉がそのまま果物の名前の由来となりました。
そして、これより朝廷に毎年献上することになったのです

こんな意味も知らずと、常緑のつるであり、フェンスの目隠しにちょうど良いと

かれこれ3~4年前に植えたもの

もう少ししたら赤紫に熟すのでしょう

どんなお味なのでしょうか?

いにしえよりの秋の味覚、早く味わいたいものです!!!




この10月のお茶会へ

流派の色無地が出来上がってきました

裾と袖に霞ぼかしを入れてつけ下げ風の仕上がり

横段有職文様の吉祥柄を見頃、おくみ共に柄合わせしてから染めたもの

もともとの緑色はとても変な色?だったそうですが

今回の色はとても上品で紋織りが浮き出ていて

色無地のよさを存分に発揮する出来栄え

さてこうなると帯び合わせにもこだわりたくなるもの

軽めの袋帯をのせてみると・・・

なんだか帯が安っぽくみえてしまいました

それなりの帯をのせてと、着物が要求しているかのよう

試しに正倉院文様の帯を合わせれば・・・

風格のあるお茶会でも怖くない(笑)コーディネートになりました

相性次第で足し算にも引き算にもなる

これが着物の醍醐味だし、悩み尽きないところでもあるのでしょう

秋、着物でお出かけ、楽しみたいものですね!





探し物をしていて、探しているものではないものが見つかることもよくある話

実家にあるはずの長襦袢の残り反

いくら探しても見つからず

普段開けたことのない押入れの箪笥の中まで探していたら・・・

でてきたのはこちらのお宮参りの初着!

思わず声を上げたぐらいとても素晴らしいもの

聞けば父のお宮参りに使ったものとのこと

以前にも書きましたが、祖母は着物道楽といえるほどの着物好きだった人

その祖母がそれなりの資産家だった?実家で誂てもらったもの

祖母から母に引き継いで大切に保管されていたのです

やわらかな衣擦れの音のする深い緑色に染められた羽二重には

薄く真綿が敷かれ

精悍な顔つきで白馬にまたがる勇者の図

たまたま先日目にする機会があった現代のお品

それとはまったく別物に見えてしまうのは何故でしょう

我が家の孫が生まれるのはこの12月の予定

誂たようにこの父の着物が出てきたのが不思議でたまらない

90年近くたった今、又日の目を見ることになり

父が纏ったであろう着物を孫に纏わせることが出来るとは!

父が生きていればどんなに目を細めて眺めていたであろうかと

想像することはいとも容易い事である

何かとてもお宮参りが楽しみになってきた私

まだ生まれてもないうちに

少し気が早すぎるとも思いますが・・・

やはり楽しみが出来ました!













少々夏バテ気味で、なかなか決心がつかなかったのですが・・・

エイ、ヤア! と重い腰を上げて行ってきました!

この16日から、京都国立近代美術館で開催の北村武資展

「羅」と「経錦」の二つの技術を保持する人間国宝です

羅の八寸帯や、経錦の袋帯を時折目にすることはあっても

これほど多くの作品を一堂に鑑賞できたのは初めてでなかなかの迫力

アクリルボードをうまく使い、透過した「羅」の美しさが際立ち

巻物状態での経錦の裂地の展示では、表裏の色の違いをアピールしてるよう

初めて目にする、経錦の着物や、羅のコート、羅織と経錦の帯地など溜飲物がずらり!

今年製作60年を迎える北村氏の集大成を拝見できた気がします

その足で次に向かったのは、「ぎをん齋藤」

普段は玄関先の土間での応対

昔は一見さんおことわりの?

なかなか敷居の高いお店、という印象でしたが

今回は初めての方でも入りやすい陳列会とのことで

目の保養をさせていただいてきました

そのお値段は・・・

もちろん手の届かないようなお品も色々お持ちでしょうが

京都という土地柄、職人さんと直のやり取りが出来る強みからでしょうか

意外にお値打ち感を感じられるお品揃え

いづれは格調のある名古屋帯を誂えたいと思ったのは私ばかりではない様子でした

さて、最後の訪問先は人形展

60人ほどの生徒さんの作品展ということで、

個人の作品と、グループでの展示にわかれていて

江戸のエコ生活、というテーマで作られた展示は

まるで小さな江戸の町並みを再現したようなセットをバックに

手作り感あふれる人形たちが活き活きと佇んでいました

不思議なもので作品はその作者にどことなく似るのだそうです

エミちゃんの作品もそういえば・・・

そして最後は千總ビル1Fの、伊右衛門サロンでティータイム

このサロンのこだわりは

お茶文化の建築様式、"町屋" を現代的なカフェという形で表現

窓越しに見える緑の木々と共にゆったりとお茶を楽しみ

京の一日を振り返りながら

おしゃべりに花を咲かせたひととき

京都は何度訪れても、また来たくなる町ですね

お疲れ様でした!!!















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