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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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この4月の歌舞伎座ははじめて歌舞伎を見る若い人から往年のファンまで、多くの方が詰め寄せて、別れを惜しみ、3年後を楽しみに幕を閉じました

この4月の演目に、坂田藤十郎演じる 「藤娘」も

「藤娘」と言えば、少し歌舞伎の好きな方なら誰でも知っている演目

これは日本舞踊家もよく演じる演目

歌舞伎役者と舞踊家の、どちらが演じるか

平たく言えばそれだけの違い

この6月30日、舞踊家の二代目 「若嵯瑞与りさいたる」 が開かれます

豊橋の地では演じられることのあまりない演目

長唄 「楠公」 と 長唄 「傾城道成寺」

傾城道成寺は、それこそあまり歌舞伎座でも上演されたことがないのでは?

この会に私も賛助出演することに

演目は 大和楽「四季の花」

大和楽は、昭和になって作られた曲で、それぞれ自由に振付けられています

もうひとかたの賛助出演は 左門櫻 さん

清元 「浮かれ坊主」 を踊られます

夕方6時から2時間弱の間ですが、日本舞踊の世界に浸ってみてはいかがでしょう?

夕涼みがてら、お着物でおでかけ

あなたのリフレッシュの時間になれますように


平成22年6月30日(水)

於 豊橋文化会館

時 午後6時開演

大勢の皆様のご来場、どうぞよろしくお願い申し上げます!!!

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もうすぐゴールデンウィークも終わりですね

今日は2月に結婚した長男夫婦と次男の4人で、初めての家族おでかけ

温泉好きの私を西浦温泉へ連れて行く作戦?でした

道路も込まずにすいすいと

途中、幡豆郡吉良町の「和カフェ たらそ」 で休憩を

実は息子はここへ何度も男同士で来ていて、ボーっと海を眺めていたそうな

三河に生まれ育ちながら、意外に知らない景色に遠く離れた地にいるような感覚さえ覚え・・・

のったり、のんびり昼食をとった後、西浦温泉へ

私はここも初めてのような・・・

西浦温泉では人気の「銀波荘」は、とても素敵なロケーション!

日帰り入浴のできる宿の中からここをセレクトしてくれたのはお嫁さん

旅行代理店に勤めているのでお手のもの

さすがに雰囲気もよく、露天風呂から眺める三河湾はまたそれは格別!

女同士、初めて一緒のお風呂は、ちょっと照れくさいような・・・

でも、やはり母として、うれしいもの!

家族一緒の、こんな平凡な日こそ、とてもいとおしく・・・

今年の母の日のプレゼントは最高ね!

子供たちのさりげないやさしさに感謝しきりです!!!



新緑が眩しい季節

植物は伸び盛り、命の輝きそのものという感じです

この時期やはり「みどりいろ」のお着物に惹かれます

この単衣は小千谷紬

一昔前のしっかりとした真綿で織られた手紬はまだ人肌を知らないよう

織り上げたばかりのような固さでは正直着心地はいまいち

でもこの丈夫さが無ければ日常の着物の使用には耐えられない

もともと紬は、くず繭から自分の家族のために織ったわけですから、丈夫さが一番

何度も洗い張りをして、少し地も薄くなり、柔らかさもまして、身に添うようになる

つやも出て愛着もひとしおとなる

こんな素朴な紬を見ていると、野原の景色が浮かんでくる

今にない味わい

見ていると、なぜかほっとする

「用の美」を感じて・・・



Yさんはきれい色がお好きです

こちらの付け下げは若かりし頃につくられたお品

画像では(私の下手なカメラ技術では)とても実際の色に遠く及ばす・・・

本当にきれいな、上品な桜色で立っているとそこだけが春色に包まれ、華やぐ風情

春には一度は袖を通したくなる・・・そんなピュアなお色はとても顔映りもグー

地色の邪魔をしないように、同系から淡い色で、相良刺繍が施されぐっと格調がアップ

この刺繍、その時代の、とても手のかかったもので見事なもの!

見ているこちらまで春、桜酔いの気分に

昨年くらいから少し大人?の雰囲気でのコーディネートを目指す彼女

京好みのはんなりした色使いに少し年齢アップの帯で今の彼女に相応しい着こなしを

この帯、桜染めの淡いグレーの紬のお着物に合わせて購入したものですが・・・

シンプルな柄のグレーの帯は案外色々なお着物に合って重宝しているよう

過日、この装いで、ある会の花束贈呈のお役を務めたとのこと

きっと花束も、より豪華に見えたに違いありません!





全国の染織工芸作家の作品と一堂に集めて紹介する、「日本染織工芸の会」 in 浜松

今年で第9回目の開催となるそうです

作家さんはそれぞれ、国画会、もしくは日本工芸会に所属する方々がほとんど

少しお着物好きで、着物雑誌をご覧になっている方でしたら、一度は聞いたことのある方々ばかり

そう、それぞれの作品を通して「今を生きる自在の表現」、を追及し、質の高い、暮らしに調和する作品を世に問う場

今日は、ゲスト来場されていた、染織家の、柳崇(ヤナギソウ)氏とお話をする機会を得て・・・

柳氏の作品は、雑誌掲載されている、墨地綾縞絵羽の着尺他、この写真の帯も展示されていて、やはり実物を見なければ伝わらない質感、色は語るまでもなく・・・

興味深かったのは、氏の「くず布の夏帯」

原始布の一種である、葛を、氏自ら裂いて織ったと言う

細く、細く・・・江戸時代は袴にも使われていた葛布

麻の糸との違いは、その「艶」だという

なるほど、ライトを受けて、絹とはまた違う、控えめな艶やかさに心なごむ感あり

「あとの作品は売る為の作品だけど、この葛の帯は趣味の物」と、言い放つ氏

たぶん多かれ少なかれ、作家の方々は、そういう使い分けをしながら、自分の作品づくりの中で、バランスを取っているのでは?

生意気のようですが、お話にとても納得してしまった私

氏のオーラはとてもダンディーで、シャイな・・・

とても魅力的なジェントルマン!

明日も来場の予定のようです

青山みとも主催で、浜松のアクト、コングレスセンター4Fで開催中

春の陽気に誘われて、お着物でちょっと立ち寄ってみてはいかがでしょう?


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