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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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この時期お勧め、と書きました、大島紬・・・昔から憧れのお着物のアイテムのひとつです

日本の絣は遠く、インド、東南アジア、中央アジアから、海を越えて伝えられたといわれています

かすり技法には色々ありますが、大島紬では、蚊絣の細かさを表す単位として「マルキ」を用い、絣20個を一マルキと数えます.たとえば9マルキの反物といえば、ひと幅に絣が180個織り出されているものということになります

聞いただけで、気の遠くなるような思いになりませんか?!!

絣の色々については叉追々ご紹介するとして・・・

お気に入りのこの大島がお嫁入りに行くことになりました

まあるい風船ともシャボン玉とも言いたくなる柄

その丸の中の絣模様は色々な絣技法が使われていて・・・

しかも、地ぬきと呼ばれる、細かな絣を地一面に織り出し、その一部に絣を表さない無地場を設けることで模様をシルエット状に表現する技法で、丸の輪郭を描いています

久し振りにお見えになったKさん、一目で気に入ったそうです

ずいぶん前にお求め頂いた、サーモンオレンジの擦り箔の帯にも合いそうですね

何度か着た後、一度洗い張りに出せば、もっと艶が出てきそうです

どちらの問屋の別誂えか、その折判るやも知れません・・・









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昨夜のテレビ、穂高連邦の見事な紅葉のパノラマ風景にしばし見入っていました

自然界の色にはかなわない・・・その移ろう秋色に染まる山々だから、人々を魅了し続けているんだなあと・・・

下界はまだまだ紅葉は期待できないけれど、来週の火曜日は着付け教室のお出かけ会です

三ケ日の「杜のふう」 と 都田の「茶房日々」 への欲張りコースで、大勢参加の予定になりました

行く先を考えてのお着物選び・・・楽しいひとときですね!

私にとってどちらも初めてなので、今回は晒柿さんのH.P.で紹介されている、そのお店のイメージでコーディネートしてみることに

トラのような大胆な縞模様の黒大島に、ちょっとユーモラスな鳥を織り込んだアンティークのつづれ帯を合わせて、森をさまよう"ふう"を出してみました

手織りの綴れの帯は車での移動でもしわにならないし、伸び縮みして楽ですし・・・

自然味豊かな雰囲気を想像すると、そこに溶け込む感じがいいかな・・・と

意外に寒いかもしれないので、対の羽織も持参しようと思っています

11月末の会の前の穏やかなひととき・・・森の 「気」 をたっぷりと頂いてきたいと思っています










突然の師匠との別れから約半年後、「偲ぶ会」が開かれました

その時踊ったのが、長唄「賎機帯」という曲でした

この曲は、能の「隅田川」と「桜川」をつきまぜたような内容のもの

いとしいわが子を人買いに連れ去られ、その子を捜し歩いてはるばる京から関東まで来た狂女が、隅田川の川べりをさまよい歩き、水に流れる桜の花びらを、救い網ですくい狂う姿が面白いからと、渡し舟の舟長がからかって、それを躍らせますが、あとでは狂女の哀れな身の上を知って心を打たれ慰めるといった物語

能や歌舞伎にはいわゆる、"梅若丸伝説" から取材した、隅田川物としてたくさんあり、大きな系統さえ作っています

この曲の最後のほうで、「鞨鼓」 という胴の部分につけた鼓のようなものを打ちながらおどる所があるのですが、歌詞と相まって師匠の顔がはらはらと散る桜に見え涙あふれて・・・

別れの悲しみはいつの世も変わることなく、ましてや我が子、我妻ならなおのこと・・・

この半年後の春、主人のがんの告知を受けることになろうとは、よもや知る由もありませんでした


此の所の寒暖の差に身体がついていかず、ギャラリーの着物も袷にするのを躊躇して・・・

さすがに下旬となると、そういうわけにもいかずにやっと腰を上げた次第です

さて、秋の婚礼シーズンを迎え、結婚式にいくつも出席という方もいらっしゃるのでは?

洋装での出席が多くなっているのは事実ですが、着物の華やかさにはやはり及ばないかと

振袖には敵いませんが・・・

訪問着は現代では、一番オールマイティーのお着物と言えます

それゆえ、若い方はお茶会にも訪問着でお運びをする方も多いと聞き及んでおりますが・・・

フォーマル着としてたまにしか使わないのも確かにもったいない気もしますが、だからこそ「晴れの日の祝い」の気持ちが現れるのも事実です

着物はお手入れしていけば、親子3代充分活躍できるもの

自分の経験から言えば、写真のような訪問着に、帯で年齢を変える着方が一番賢い気がいたします

ボリュームが有り過ぎず、加工の良い品で、飽きのこない柄と色、そしてお値段・・・

訪問着ばかり集めて失敗した経験者からすると、こういった条件に合うお着物になかなか出会えないのも事実なのですが・・・

そういう意味で、アンティークやセミアンティークで、少し手入れをすれば着られるものを、お安くゲットすることは、今の時代だから出来ること

そうして着物をみる目を養ってから、又自分の好みが主張できるようになってから、「お気に入りの一枚」を見つけること

決してお安い買い物ではないのですから・・・

お嬢様をお持ちの方や、これから訪問着を買われる方の参考になれば・・・うれしく思います



おでかけの さきをおもいて 帯なやむ
                                  

編集の仕方が良くわからないので、ちょっと位置関係がまずいですが・・・

フォト五七五 のブログ版

写真と俳句のコラボレーションは、気軽な芸術とも言えます

17文字と写真の、異なる世界が融合して現代の新たな趣味の世界を楽しむ方が増えているというのも、大いに納得してしまいました

旅行先の写真に一句添えることで、そのときの感動がより強く印象に残ったり・・・

日常の何気ない風景を、ちょっと紗に構えて撮ることで新たなる発見をしたり・・・

皆さん、それぞれの楽しみ方を実践されている様子に、なるほど!!!

デジタルカメラと、パソコンで、一昔前ならば、写真屋さんでしか出来なかったようなテクニックも少し勉強すれば、思いのままに

普通、俳句など、創作活動は孤独なものだけれど、つながりを持ちながら出来るのも魅力のひとつ?

年齢に関係なく、続けられる魅力もあるでしょう

ちょっと気をつけるポイントとして・・・ 

句と写真を自立させながら、五七五の美しいリズムを守る ことで双方が際立つのだと

芸術の秋にふさわしく?、身近で手軽な題材から、チャレンジしてみるのも面白いことかと、思うことしきりでした!

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