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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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今年の9月は残暑が厳しいそうです

それでも10日過ぎれば麻のお着物に袖を通すのは気が引けて・・・

となれば、やはり木綿のお着物が活躍となるのは当然

一口に木綿と言っても、綿縮みや綿絽など番手の細い糸の物から綿薩摩や片貝木綿、久留米など、とても秋口には地厚で手の出ないお品までさまざま

そういう意味で9月は着物選びの悩める時期

逆に言えば一番楽しめる時期でもあり、着物好きには力の入るのも当然で・・・

6月と同様、雨や汗を気にしながらも、カジュアルに又フォーマルにと、装いを変える楽しみは着物ならでは

単衣のおしゃれ着・・・白鷹お召や塩沢紬、結城縮みはさておいて・・・

普段のちょっとしたお出かけに便利なのがこちらのようなコーディネート

実はこのお着物は薩摩浴衣の両面染

浴衣と呼ぶにはちょっと気が引ける?

細い番手の糸ですし、お色もこの時期にぴったりです

そして帯は・・・

真夏には博多の紗献上がもちろんベストですが、単衣の八寸博多帯は通年使えてそれは便利な代物

私たちのように年中稽古に締める帯としても丈夫で長持ち

締め心地はプロたちが保障済み

昔から、「帯は博多」 と言うのも納得していただけることでしょう

「和空」の在庫?からYさんご自身でセレクトしたコーディネート

すっかり自分流の着こなしになって着物ライフも楽しそう

お出かけ先のセレクトもどうぞよろしく!!!




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2月に沖縄に行った折、作家さんにお願いしてきました花織の着尺

工房で作家さんの今までの作品を見せていただきながら、自分のイメージを伝えてきました

糸からこだわって群馬の新品種の糸を取り寄せていただいたり、私色のピンクとグレーに染めていただいたり・・・

そして、出来上がった2反

作家さんのこだわりでしょう、緯糸の配色を変えて織って下さいました

こうして写真にしてしまうとそれほどの違いはわかっていただけないでしょうが・・・

実物を見れば、まったく異なる印象になっているのです

花織の入れ方、微妙な色使いとか・・・

写真では計り知れない、伝えきれないものがあるのです

その上、難しいのはこの小さなサンプルを着尺にして纏ったときのイメージを膨らませること

これは例えば、インテリアの壁紙をサンプル帳から選ぶときにちょっと似ているかもしれません

うーん、迷っています!

玉虫色に見えるこの布をあちこち角度を変えて眺めながら・・・

もう少し、楽しみながら悩むことにしましょうか





このところの暑さはやはり異常気象では?

息苦しく、クーラーなしではとても無理!?!

頭に浮かぶのは、風鈴、カキ氷、アイスクリーム、海辺の風景、山の別荘地・・・etc.

とりとめもなく、涼しさの感触を追い求めている・・・

せめて身近な物で涼しさを感じたいと

麻のハンカチの上に小さなディスプレイをしてみたのは・・・

夏の帯留めの色々

黒に金粉のチラシがちょっと豪華な水中花のトンボ玉

控えめな薄藍に白の花3輪の清楚なトンボ玉

松脂の美しい結晶はそのまま歴史を感じさせる琥珀

楚々と泳ぐ川辺の鮎

悠々と変わらぬ海には青海波

イメージを膨らませ、ほんの少しの涼を感じてくださいませ






メディアに疎い私が今日発見したこと・・・

それは、「青海波が逆」の意味

検索の中に、「青海波がさかさま」 というのがあったのですが、何のことだかわからず・・・

祇園祭、京阪電鉄のポスター嬢の締めている帯柄のことだったのですね!

何でも10年来このポスターを担当している、40代女性のスタイリストの作品で・・・

色々物議をかもしている間に本番を迎えて、苦しい答弁・・・は、いずくも同じ?

普通に考えたら・・・

西陣織工業組合の理事長いわく、吉祥柄を逆さにして新デザインというのはいかがなものか。デザインとは文化。もっとよく勉強してほしい」と苦言を呈した

私も同意見

さて、今日は久し振りに浴衣の着付けのおさらいにみえたお二人

Hさんの浴衣はなんと、高校時代に作ったもの

当時お母様に反対されながらも自分で選んだ柄は今流行のアジアンテイスト風

染も生地もしっかりした時代の浴衣は、色あせることなく、適度な柔らかな風合いになっていて着心地がとてもよさそう

夜会巻き風にまとめて髪のうなじはとてもきれいで色っぽいですね!

一方、Yさんの浴衣はデザイナーズ

白地に紫の花が大胆、コーディネートされたシックな濃紫の帯で大人かわいい雰囲気を

今風のリバーシブルの帯は長さも長いのでこんな風に変り結びをすると変化が楽しめますね

裏の薄紫を少し前柄に出してみたらとても柔らかな感じになり、ちょっと発見でしたね!

年々浴衣の帯結びは複雑怪奇なものになっていて、私にはとてもついていけない世界のよう

それでもやはり流行には敏感でいなければ!

変わっていくもの、変えてはいけないもの

伝えるべく日本の文化の大切さを忘れることなく・・・




















豊橋は多米にあります、クリエイティブアカデミーの経営者は粋好み

すっきりと、かっこよく着付けをしたいとのこと

ご自身のアカデミーでは、音楽教室、文化教室、スタジオレンタルを

毎月、~グリーンライズコンサート in 多米 ~ と称して、毎月コンサートを開催

明日7月4日日曜日午後二時より、鈴木明(オカリナ)&ちゃぼ(ギター) の演奏会

こちらの教室のご自慢は、ハーモニーホールに置かれている、スタインウェイピアノ!

その音はやはり他のピアノとはまったく違うそうです

音楽教室では、ピアノの他、ヴァイオリン、チェロ、二胡、声楽、健康カラオケレッスンが

文化教室では、朗読、司会養成、話し方、健康フラダンス等の講座があり、スタジオのレンタルも可能

ご興味のある方は一度コンサートに行かれた折にでも覘かれたらいかがでしょう

立場上、人前に立たれる機会も多い彼女

これからはお着物であちこちのイベントに参加されれば、キモノの魅力も改めて感じてもらえるのでは?

四季折々のキモノのしきたりを含めて着物文化に触れていってくだされば楽しさもふくらんで・・・

ご自分で着付けるのは今回がはじめてですが・・・

その変身振りにすっかりご満悦でした!




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