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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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今日は、"ひな祭り" バレンタインのような盛り上がりには欠けますが、それでも商魂たくましく、あれこれグッズが並んでいるのを見ると、ついその気になって・・・

先日Kさんが、ひな祭りにふさわしい帯を一年ぶりに結びました

お母様から譲られたという、この黒い丸帯・・・両面に見事な刺繍がほどこされています

お太鼓の柄が逆に付けられていますので、「引き抜き」 の結び方でないと柄が逆になってしまい、この結び方は通常しないのでたまに結ぶのでは忘れてしまうそうです

又、両面の刺繍の分量が違うので、たれ先と、太鼓の面も変えて結んで欲しいとのリクエストで仕上がったのがこの姿!

お見せできないのが残念ですが、本当に手のかかった、すばらしい帯で、、まさに、一昔前、女の子の生まれたお祝いに誂えて、ひな祭りの席で締められたのだろうと容易に推測できます

Kさん曰く、ところどころ刺繍が擦り切れているのは、自分がおんぶされたり、抱っこされたりしたときに、その柄の部分を足で "スリスリ" して薄くなってしまったのよ、とお母様から聞かされたそうです

奈良出身の彼女は、おっとりとそんな話もしてくれました

着物や帯を親から引き継ぐ・・・それはそれを纏っていた先代の思いもまた引き継いでいく・・・

着物の本来のあり方だと、そう改めて感じました

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4期目に突入のこのクラス、とても個性派ぞろいで、明るさはぴか一!

そのけん引役がYさん・・・好奇心の旺盛なことは自他共に認めるところでもあり、それは着物に関しても同様で・・・

ご自身の作品展など、お出かけの機会が幅広いこともあり、その折々の場に合わせた着こなしを心がけていらっしゃるご様子(以前にも少しご紹介したかもしれませんが)

この日の着付けは、豊橋の鬼祭りの日に東京での絵画のイベントへお出かけの設定

雪も降るかもしれないと、濡れても許される着物をセレクトしてそれに合わせた帯のセレクトの確認を

若い頃のオレンジの更紗調の小紋に、お母様から譲り受けられた、深いグリーン地に更紗柄の塩瀬の帯

もうすっかり上級者のコーディネートをさりげなくアピールして披露してくださいました!

最後に帯締めと帯揚げでいつも迷ってしまうと言われますが、それも好奇心ゆえでしょうか

こんな装いの時には、帯締めをクリーム系にするかグリーン系にするかで、ずいぶんニュアンスも変わりますから

それが面白く、又驚きでもあり、皆で「フム、フム・・・」

譲り受けた着物とか帯に、少し現代感覚をミックスさせて装えば?・・・

それで印象は、がらりと変わり、見違えるようになることを本当に楽しんでいる、そんなクラスの風景の一コマです



母国、フィンランドでの生活より日本での生活の方が長いとおっしゃる、Oさんは、大学の美術科の講師をされています

フィンランドはご存知のように、テキスタイルや家具で有名ですね

彼女自身も織物を織り、あちこちで講演等もされているようです

そんな彼女ですから日本の着物にも大変興味があり、着付けを始める以前から骨董やさん等で、"一山いくら" で買い求めていたそうです

その中の一枚の着物だそうです

光沢ある、銘仙のような縞柄で、ちょっと気にされている、体型もほっそりと見えます

落ち着いたグリーンの、真綿紬の大胆な織柄の帯がとても彼女の雰囲気に合っていて素敵ですね!

写真をとお願いしたら、もっと違うので、と言われたのですが、普段着のさりげない着こなしの参考にと無理やりお願いしました

彼女の着こなしは、我々日本人より"古い日本の味"をご存知のようで、こちらもいつも勉強させていただいています  

又、別の着こなしも紹介する予定ですので、楽しみにしていてくださいね!



デパートのバーゲンもそろそろ終り、ショップではパステルトーンの春がウィンドウに舞いはじめて・・・

そんなマネキンさんが、教室にも???

いえいえ、これは、れっきとした若奥様のお姿でして・・・

背の高い、ほっそり型のUさんの着こなしは、年齢からするととっても地味好み(もっとも若い方ほど現代はその傾向が強い気がいたしますが)

彼女に、1月にご紹介しました、お年玉セットをご購入いただきました

着付け教室のレッスンの折、そのセットのコーディネートを着てみてから、江戸小紋に合わせて揃えた、真綿のふし紬の無地の帯をのせてみて、着まわしの利くことを確認された様子

春に向かい、白地のお着物は、軽やかな雰囲気を出すにはとても重宝でおしゃれです

柄が色々入っているのですが、着るとご覧の様にほとんど単色の模様に見えますのでたいていの帯はOKです

帯揚げ、帯締めの色でずいぶん雰囲気が変わることも実感されてきて、今後はそちらの充実を図って行きたいようです

リサイクルをうまく活用して、質の良いお着物の着心地を知り、着慣れていけば、着物でお出かけがより一層楽しくなっていくのでしょう

初めてのレッスンのとき、夢は "着物でランチ!" とおっしゃていましたが、いつの間にやらもう日常の一こまに?

教室のお仲間3人で時々そんなランチを楽しんでいる話を聞くと、こちらもなんだか嬉しくなります


「和空」 の着付け教室では、1クルー12回で、最終回は、浜松や名古屋へのお食事を挟んだお出かけ会を企画して着物デビューを・・・

一通りの帯の結び方を覚えたら、最後の3,4回はお出かけを想定してのコーディネートもしていくことになります。

季節によって当然着物、帯の種類や小物類も変わるので、クラスによっては単衣の時期にしようか、袷の時期まで待とうとか臨機応変に対応しております

そんな話の中で、和装用のバッグは持っていないからどうしよう・・・とよく言われますが・・・

いえいえ、別に布の和装用を買われなくても、洋服のときのバッグで十分対応可能ですと、アドバイスを・・・

少し小ぶりで、ショルダータイプでなければほとんど大丈夫かと・・・

ただ少しだけ、洋装の時より季節感が感じられれば尚よろしいのでは?

さぁ クローゼット等から、手持ちのバッグを引っ張り出してみてください!思わぬ和装に合うバッグのお宝発見となるかもしれません・・・
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