[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
11月7日(水) バルセロナ2日目
この日は一人でサクラダファミリアへ
ビジネスホテルから歩いて15分ほど(ちょっと迷って20分程だったかと)
17年前に主人と訪れた場所
毎年、少しずつ変化し続けているガウディの建築は相変わらずの人気で(いえ、以前はこんなに人はいなかった・・・)
日本人に会うのが懐かしい、どころか、入場を待つ人にも、建物の中にも日本人がいっぱいで・・・!
ゆっくりと館内を巡り、お土産ショップでも念入りに?記念グッズをいろいろとゲット
さて、外へ出てホテルへ帰ろうとすると、どちらへ向かったらいいのか、やっぱりわからなくなってしまいポリスに訊ねて何とか到着
部屋で少し休憩して、さあ、と気合を入れてヨットハーバーへ向かう
これが今回の旅の本当の目的
ホテルからサクラダファミリアと反対方向に小一時間歩くと、もうそこは海
ああ、この景色!
買ってきてくれた水彩画のヨットハーバーの景色だ!
なんと、晩秋の海だというのに、ヨットハーバーの反対側では泳いでいる人も!
それでもそんな光景も含めて、辺りは穏やかで、静かな時間が流れているだけ
ただ、ただ大海原をぼーっと眺めていた
「来たよ」 と、心の中で呟きながら・・・
ひと仕事を終え?、帰り道ではパンとワインを買い、ホテルでブランチ
というのも、今宵は本場フラメンコショーの予約をしていただいて、ディナーつきの最後の部は9時半からです!
今宵は奥様がフラメンコを習っているクリキご夫妻も含め5人でVIP席で観覧
独特な響きのフラメンコギターをバックに
一時間強にわたる、迫力ある舞台はさすが!という感じ
そんな楽しいひと時に別れを告げ、ホテルの部屋で荷づくりです
明日朝、バルセロナ空港からセントレアへ
旅ももう最終です
11月6日(火) バルセロナ / スペイン 下船
12泊13日の地中海グランドクルーズを終え、いよいよバルセロナの港へ
早朝6時15分より下船開始です
午前中のフライト等、早朝希望の方は6時15分から
名残を惜しむ人は最後の9時まで
個人や船の事情で前日までに14種類に分けられたカラータグの指定時間に従って下船します
やはり12日間もお世話になった船
スタッフの皆さんとの別れは名残惜しく一歩一歩かみしめる様に船を降りて・・・
クルーズターミナルからは予約していたホテルまでタクシーで向かう
約15分、料金32.7ユーロ!
これはちょっと高い! どうもボラレたようです(涙)
英語ならともかく、スペイン語はわからないし、荷物はトランクの中
車内で言い合いしてもし何かあったらと、しぶしぶ言い値で払ったのですが・・・
女一人旅の弱点ですね
ともかくも、無事ホテルのロビーで暫し待っていると迎えのマエサワご夫妻が現れ一安心!
バルセロナは平成7年に主人と訪れた思い出深い町
今回も主人がいた会社の方にアテンドしていただくことが出来たのでとても心強く感謝です!
事前に私の行きたい場所を伝えてあったのでそれを元に日程を組んでいてくださいました
私の忘れ物事件があり、ちょっと予定が狂いましたが、まあそれは忘れて・・・
(駐車場から上がると、目にするピカソの絵)
さて、まずはモンジュイックの丘へ
ロープウェーで数分あがると
ここからは、バルセロナの町は一望できるとても眺めの良い丘
今回のスケジュールを調整してくださった、元バルセロナ駐在のタグチさんのお勧めの場所
その後、ピカソ美術館へ向かいます
が、腹がすいてはナンとやらで、ピカソ美術館のそばにある
マエサワ夫人お勧めのランチのお店へ
地元の定番メニューをあれこれいただきましたが、どれも美味!
どうやら雑誌にも紹介されたお店のようで、さすがグルメのご夫妻推薦のお店ということでした
ピカソ美術館は以前訪れたことがなかったので今回は是非にと
ピカソの生涯を通じてその作風の変化が見られる展示構成になっており、なかなか興味深いものでした
何しろ日本語のイヤホンガイドがあるのでとっても助かりました!
さて、この日は日本食レストランも予約していただいていたので、あと一箇所ガウディの建築を見ることに
カサミラ、か、カサパトリョ のどちらにすべきか・・・
カサパトリョの記憶が定かでなかったのでこちらに決定
ここは今も個人の所有物、その為観光場所として維持するために入場料は少し高め
そんな説明も入った、日本語のイヤホンガイド
これだけの建物を維持管理していくのは本当に大変なこと
でも、観光の町として自覚を持った細やかなサービスは心地よさを感じるだけでなく
もっともっと訪れる人が増え、町が潤うことが出来れば貴重な建築物を後世に伝えることが出来るのです
ガウディの建築の数々は時経て訪れても又新しい感動を与えてくれる
バルセロナの世界に誇る宝ですから
さて、夜は岡崎出身のオーナーが開いている、創作日本料理のお店へ案内していただきました
ここは現バルセロナ駐在のヤマサキさんお勧めのお店
クルーズの長旅で日本食が恋しくなっているであろう私の為に予約して下さいました
一つ一つ丁寧に出される、食材を吟味したお料理や器へのこだわり
(このお皿、日本地図になっているとか)
なるほど、お店は外国人でいっぱいでした!
11月5日(月) トゥーロン / フランス
この日がクルーズ最後の寄港地です
トゥーロンは、軍港としても知られ、マルセイユやエクサンプロバンスへの玄関でもあります
2日続きのオプショナルツアーの長旅は正直ちょっと疲れるのですが、最後の頑張りです
それに、このエクサンプロバンスは今回の訪問地でもいちばん来たかった所
昔から憧れの地であり、他の方のブログでも、ショートステイ、ロングステイお勧めの街でもあるようです
ということで、エクサンプロバンスへ高速道路で直行です!
二時間ほどで着くと、そこは中世の香りも漂う、落ち着いた、芸術、学術の都の雰囲気が漂っています
本に出てくるような?マルシェや、おしゃれなカフェやレストラン、お花屋さんには色鮮やかな花がいっぱい並んでいます
ミラボー通りの大噴水を中心にあちこち散策できそうですが、方向音痴の私には道は複雑すぎました
ガイドさんの案内で細い路地を進むと、鬱蒼と生い茂った木々に囲まれた小さな広場があちこちにあります
ランチは地元人に混じって、ガイドさんいきつけの?カフェで
ちょっと肌寒い中、ワインも注文してしまいました
昼食後はマルセイユへ
エクサンプロバンスからマルセイユはバスで30ほど
マルセイユでは、あまり時間がなかったので、一気に高台に建つノートルダム・ド・ラ・ギャルド寺院に駆け上がり、マルセイユの町を眺めてほどなくバスへ
この寺院は、19世紀中ごろ、建築家のエスペランデューによって港を見下ろす高台に建てられ、塔の上で金色に光り輝く聖母像はマルセイユのシンボルです
ローマ・ビザンチン様式の壮麗な寺院の内部は、モザイクや壁画、多数の奉納画が壁を覆っています。テラスからは地中海に浮かぶイフ島、旧港やマルセイユの街並みなど素晴らしい眺望が広がります。
もう少し散策したい気持ちながら、この日の出航時間は午後4時半
クルーズ船では、もし出発時間までに帰れなかったら、自分で何とかして次の寄港地まで行かなくてはなりません
ただ、船主催のオプショナルの場合、遅れても待っててくれるのですが、それでも皆何となくヒヤヒヤして・・・
結局、集合時間に遅れる人がいたり、夕方の渋滞に引っかかったりで、船についたのは、予定時間を少々オーバー
ツアーから帰ってきたバスから大勢のクルーズ客たちが急いで乗り込むと、すぐに出航、と相成りました
船は時間厳守、何せ、翌日早朝にはバルセロナ港へ定刻どおり到着しなければなりませんからね
少々の疲労感を感じながらも、クルーズ最後のディナーをFannファミリーと共に過ごし、この出会いを喜び合い、名残を惜しんだのでした
私がよく咳をしていたので、USA製ののど飴をプレゼントしてくださいました!
11月4日(日) リボルノ / イタリア
リボルノはフィレンツェやピサの海の玄関港と知られています
フィレンツェはルネサンス期の建築が町中に立ち並びヨーロッパの商業とルネサンスの中心都市として栄えた時代の栄華を伝えている街
この日のオプショナルツアーは、フレンツェとピサへの10時間コース
フィレンツェでは、花の聖母教会 ドゥオーモや、サンタクルース広場とその教会などその威風堂々たる建築の数々に圧倒され、改めてその歴史の重みを肌に感じて・・・
その後ピサに向って、かの有名な斜塔とご対面
なるほど、「傾いている!」
肌寒さを感じる一日ながら盛りだくさんの見学に、少々疲労感を感じてこの日は早めにダウンを余儀なくされ
明日、最後のツアーに備えることとなりました
11月3日(土) ローマ・チビタベッキア / イタリア
この日はローマに近い、チベタベッキア港に停泊
前夜、ゲストデスクで情報収集していると、陽気なゲストの方からターキニアの町に行くことを勧められ、その気になっていざ出発
海岸沿いに10分弱ほど歩いてチビタベッキアの駅に到着
さて、これからが大変でした
表示は全てイタリア語、information desk の場所を聞き、そこで列車のチケットを買い、行き先を何度も確認して列車にいざ乗り込むと・・・
検札の車掌さんが・・・
チケットを改札機に通すのを忘れてた!!!
幸い、ホームに居合わせて老婦人とご一緒の席に座っていたので、彼女が車掌さんにあれこれ私のことを説明してくれて、事なきを得たのでした
もう一人、ハンサムなイタリア人の青年もご一緒してくれて・・・
なんと、私の持っていたTarquinia のガイドを見て、僕に任せて(多分、そんなことを言ったと思う)と
Tarazuinia の駅で一緒に降りてくれて、バス乗り場まで行って、乗る場所を確認してくれて・・・!
彼はそのまま笑顔で goodbye と、又駅のほうへ戻っていきました
ありがとう! 感謝、感謝です!
彼の優しい笑顔と、gentle な振る舞いにとても感激しながらTarquinia に向いました
エトルリア文明、Tarquinia は、2004年にユネスコ世界遺産に登録された街
中世の雰囲気そのままの小さな街はとても穏やかで、ゆったりと時が流れているよう
町の小高い丘の上まで歩いていくと、眼下にはネクロポリなど広々とした草原地帯が広がって見えます
大きく深呼吸しながら
来てよかったなぁ・・・と独りつぶやく
さて、帰りのバスにちゃんと乗れるか心配しながらバス停に行くと、どこかでお会いしたお顔の方が・・・
Tarquinia 行きのバスを待っているのかと聞かれたので、そうです、と答え
船でご一緒してませんか?、とたずねると、ビンゴ!
もうそこからは心強い味方を得て、安心してバスを一緒に待って、いざ駅へ
無事チビタベッキア駅に着き、その後彼女の両親と共に街をそぞろ歩いて船へ戻りました
今回実感したことの一つが
ツアーでなく独りでローカルなバスに乗るのはとても大変だと
まあでもこれもいい経験でしたし、だからこそ思い出深いし、とても楽しかったと!!!
さて、夜のコーディネートは大島紬に茶色地の桜柄の染め帯
この帯は黒地の薔薇柄とのリバーシブルです