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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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つい先日のお昼時・・・NHK1時からの「スタジオパーク」 という番組があるのですが、ご存知でしょうか?

その日のゲストは、中島誠之助氏・・・そう 「何でも鑑定団」 の人気者の鑑定士

いつも素敵なお着物姿での出演なので、私は半分それを楽しみに番組を拝見しています

颯爽と登場された氏の、なんと羽織の鮮やかなこと!!!

薄藍に流水のような模様のレーシーな薄物の羽織・・・絽でもなく、紗でもなく・・・

実は、レースのカーテン地でお誂えしたものとのこと

曰く、「毎回コーディネートは主に、家内と呉服屋さんが相談して決めております」

「やはり一番の悩みは、羽織のようで、夏物の男の羽織は、いわゆるお坊さんが着るような、黒とか紺とかいうものしかなく、それでは面白みがないから、て言うんで、何かないかと考え、ひらめいたのが、このレースの生地・・・・」

「生地を見立て、色も選び、おそらく、世界に一枚しかない羽織でしょう! どうですか、夏らしいでしょう?!」と気合の入ったお言葉

もう早口で理路整然とウンチクをお話され・・・

「なるほど!!!」 と私も思わず感嘆いたしました

男性向けの雑誌等で男の着物の特集が組まれるようになって久しい気もしますが、それでもなかなか思うようなお品がないのが現実の気がいたします

薄藍の羽織(羽織紐も同色で染たものの様でした)の下は、薄いグレーの無地に近い細い縞の着物にそれをもっと薄くした色の半衿とのコーディネートは見る人を本当に爽やかにさせてくれるものでした

趣味の俳句のキャリアはずいぶん長いようで、俳名は「閑弟子」 (かんていし)・・・面白い偶然ですよね?

日々の暮らしは、五 七 五 調で

氏の、5月の歌舞伎座、団菊祭を見ての一句が・・・

   『団菊や時蔵・左団次・三津五郎』

ご存知、"白波五人男" ・・・今をときめく、実力俳優達が、両花道に居並んだその姿に震えがきたとのご感想!

私も見逃して残念だったと悔しくなりました

ただ、役者名を羅列しただけのようですが・・・・いえいえ、とても分かりやすい俳句です!

トークの中から、そのこだわりとか、人柄がにじみ出ていて、氏が日々の家族との生活をとても大切にされ、そのエネルギーの源を垣間見た気がしたひとときでした

そこで、私も負けじと、へたな一句を・・・

  『紗の羽織、粋と粋(イキとスイ)とが見え隠れ』

写真は、「和空」 お勧めの、殿方の真夏のコーディネート

オリーブグリーンの麻の小千谷縮みの着物に、焦げ茶の、変わり織の紗の羽織

半衿は麻専門店で購入した生地で作ったオリジナル!

大変リーゾナブルなセットとなっております、いかがでしょうか?


















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