今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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2月のはじめに八重山へ行った事はご紹介済みですが、その折求めてきた帯です
いわゆるB反と呼ばれるもので、お値段も格安
現地ならではと、在庫のタイミングが遭わないとゲットするのは難しいですが、とてもお値打ちでした!
この帯も一度は証紙が張られたものの、厳しい検査の結果、織はじめに緯糸の歪みが見られ、シールがはがされてしまったお品とのこと
問屋さんからすると、反物を広げて目にする最初の部分なので気になるのでしょう
が、仕立てる段では、その部分はたれの裏になる部分
私にとっては別段気にするほどのことでもありません
いえ、むしろそのような些細なことでも商品の価値が落とされてしまう・・・
そのことに驚きと、織手の方の思いは如何ばかりなものかと・・・
少々胸の痛む気持ちになって・・・
手織、手作りの「味」といえば、すべてを納得させてしまう風潮が無きにしも非ずの現在ですが、これが、歴史ある、琉球織物の変わらぬ姿勢なのではないでしょうか
現地に行って初めて知った、人頭税の厳しさ
この歴史があるからこそ、質のよい上布が生まれ、それ等の織物がほとんど沖縄から外へ運ばれて・・・
沖縄県人が纏う事は今でもほとんどないという
この帯を締めるたび、あの碧い海とともに、石垣の優しい人々とのふれあいを思い出すことでしょう
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