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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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芸術の秋です

着物でお出かけもあちこちありすぎて、取捨選択しないと・・・なんて方もいらっしゃるのでは?

今、現座松坂屋ではアンティークきもの屋さんが大集結!して、なつかしきもの・古布大祭典がひらかれています

よく耳にする、「アンティークきもの」・・・そのくくりがいまいちあいまいのような・・・

「日本のおしゃれ展」 を開かれて、昔きもののよさを紹介されています、池田重子さんのお言葉によれば、大正から昭和一桁までのお着物を、「アンティーク」として扱われているようです

その後、昭和30年代から50年代に掛けて活躍され、数々の名作を後世に残した巨匠作家の作品を一堂に展示とのこと

「セミアンティーク」といえる時代の品々ではないでしょうか

名前を見れば現在も活躍されている方々もいらっっしゃって、歴史を感じます

こういった時代の贅を尽くしたお品を拝見すると、やはり芸術の一端だと思います

とても手は出ないけれど、古きよき時代の、質の高いものを見ると現代の着物との違いが・・・

染め、織、さまざまな技術を駆使して作られる、日本の伝統ある職人技

都会ならではのこういう催しは、機会あればゆっくりと鑑賞したいものです
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10月が神無月と呼ばれる由来・・・ご存知ですか?

この月、島根県の出雲大社で会議を開くため、日本中の神様が集まってしまって、他のところには神様がいなくなってしまうから

それで、出雲地方では、10月を「神在月」と呼ぶそうな

こんな旧暦の呼び名ももう過去の遺物となってしまっているかもしれませんが、この響きが好きな私です

ここ数日の急な冷え込みに、着物の世界も袷の準備に忙しくなりそうですが・・・

写真は、その昔、10月の始め頃までは暑い日もあると思い、単衣の秋用にと誂えた小紋

柄を見ていただいてもお分かりのようにまさに 「秋」 してます!

塩瀬羽二重に手描きのこの着物・・生地が良過ぎて(笑)、単衣の時期とはいえ9月の末以降でないと暑くてたまりません

手に入れた30代には、ただこの絵画的な秋の雰囲気がなんとも手放しがたく・・・帯をどうしようと思っては、反物のまま箪笥に眠ること??年

「和空」を開いてからやっとお仕立てしてお目見えとなりました

秋のお出かけにはこんな小紋で颯爽と・・・のつもりでしたのに・・・

先日もどなたかがおっしゃっていましたが、最近のお茶会では、若い方のお着物姿に訪問着が多いとか

確かに訪問着ならある意味、無難は無難ですが、やっぱり面白みには欠けるかと

毎週のように開かれているお茶会となると、なかなかお召し物も大変でしょうが、季節感を大切にする世界だからこそ多少のこだわりをお持ちいただきたいと思うのが正直なところ

小紋は季節も、個性も楽しめるお着物です

お値段的にもお安く手に入る、リサイクル着物等も上手に活用していかれるとよい様に思います

さて、あなたなら、どんな帯を合わせて、「秋を纏う」 コーディネートをされるでしょうか???

おしゃれを楽しむ醍醐味は、こんな「みじかい秋」 にあり!?!





着物の世界は、季節感を大切にしてることは前にもお話しましたが・・・

お茶の世界は特にそう

着付け教室の時には、ゆっくりギャラリーを見れないから、と今日お見えになったお二人

Nさん、お茶を始めて半年余り、まだまだお運びの経験しかないそうですが、来年には・・・

色々手持ちのお着物を持ってこられ、次回のレッスンの準備やら、コーディネート等のご相談をあれこれと

又、単衣のお着物がないので、何かあればと思われてのご来店でした

反物で置いてあった小紋の柄がとても気に入った様子でしたが、写真の帯がとても気に入った様子で、この帯に乗せるには、少しお着物が軽すぎて・・・

お茶会の今後の場面を想像すると、新古品のこちらのお召しのお着物の方が、価値あるように思われてこちらをお勧めいたしました

薄いミルクティー色とでも言いましょうか、よく見ると三ミリほどの細い縦縞が織り込んであるだけの無地の着物

何の変哲もなさそうですが、実は作家の落款入り

白鷹お召しの系統だと思いますが、無地に落款を入れてあるとはよほどの自信とお見受けしました

ありそうでないこのお着物・・・お茶をしている姉に、「亭主をする折の単衣の着物を探してきて」、と言われてずいぶんあちこち探して見つけてお品です

急にお茶会の予定が変更されて、そのまま棚上げされてしまって・・・

今回、お嫁に行くことになって、ちょっと寂しい様な・・・

帯は手織りの櫛織の袋帯、葡萄の柄部分がすくい織になっていて、とても軽くて締め易いもの

帯揚げと帯締めをボルドー色にしてみれば、こんな秋のコーディネートの完成です!

ご一緒してくださったYさんの賛同もあり、「樋口加奈子さんのような、大人の雰囲気ね!」と、即決

来年の6月にはさわやかなブルー系の小物にしてみましょう!と、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいました






日中の暑さと、朝夕の冷え込みに身体がついていかず、少々風邪気味です

本当に9月は体調管理が難しい月で、年々それを強く実感するようになっている私

着物での装いも、この気温の変化に対応するのに、ちょっと気を使う月

上旬、中旬、下旬と、一応の目安をつけ、素材を変えて装いを楽しめたら、着物通といえるでしょうね

でも、そこまで気張らず、普段着を楽しむつもりでしたら、この時期はやはり、「木綿のお着物」が一番お似合いかもしれません

若者向けの着物雑誌で紹介されているカジュアルなお着物といえば・・・

片貝木綿や、地元の三河木綿、浜松の遠州木綿、阿波のしじら、久留米絣などなど・・・

今の時期、浴衣のまま買い物に行くのはちょっと・・・

でもまだ暑いし・・・

汗ばむ陽気でも、お家でジャブジャブお洗濯できるから、気軽に着れますよね!

その反面、着物初心者向けのように思われがちですが、木綿の着物を着こなすのは、実はなかなか・・・

ある意味、初心者にも、上級者にも魅力的な素材であるかと

おうちでは半幅で、お出かけには単衣帯でと、どちらを乗せても相性はグー!

その中でも、木綿の最高級とされている、「綿薩摩」

色んな素材を纏ってきて、初めてその着心地と質感を味わうことが出来るのだと・・・

年代を重ねて、木綿の着物の着こなしもさまになっていくのでしょう

それはそれとして・・・

秋は着物の似合う時期

単衣で、木綿でリーゾナブルに!

あなた色のコーディネートで、どうぞ楽しんでください!!!










「暑さ、寒さも彼岸まで」 とはよく言ったもの

日が沈む頃のひんやりした風に、秋の深まりを実感すれば・・・

萩の花もこんなに見事に咲き始めました!

遠い日の秋・・・

小学校も高学年の頃になれば、、子供たちはそれぞれ、サッカーと少年野球にいつの間にか夢中・・・

土・日曜日はほとんど家にいることはなくなり、練習試合、大会にと、子供たちのお弁当作りと洗濯に勤しむ私のもうひとつのお仕事?は・・・

主人の喫茶店のモーニングに付き合うことでした

子供たちにも、「遅刻をしてもいいから朝ごはんを食べて行け」 という主人でしたから、朝ごはんを食べてから、モーニングコーヒーに行くのです

豊橋の喫茶店のモーニング・・・ご存知の方も多いでしょうが、日本でも有数の喫茶店乱立地帯ゆえ、いかにモーニングを充実させるかが、喫茶店の存亡に関わるほど・・・昔の話ですね!

とはいっても毎回ほとんど同じお店に行く私たちでしたが、トーストにゆで卵、サラダ、が普通についてコーヒーのお値段のみ

主婦でしたら、何も家でご飯食べてから行かなくても・・・と思いませんか?

でも、それは主人には通用しないこと・・・

朝、ゴルフの打ちっぱなしをしてくると、モーニングを食べてちょうどおなかが落ち着くようでした

そして喫茶店で漫画本を読みふけっている時間が、彼にとって、仕事からの解放の時間だったのでしょう

その影響からか?我が家はみな漫画好き・・・

いえ、実は私はといえば、中学時代、「漫画は害か益か」 と、先生とやりあった経験の持ち主であり・・・

日本の歴史、源氏物語、三国志、すべて、漫画のおかげで・・・

要は本人次第でしょう

そんな時間が今わけもなく懐かしく思い出されます

「実るほど、こうべを垂れる稲穂かな」









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