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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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浴衣しか着た事のなかったTさん、今では袋帯まで結べるようになりました

今月末には卒業お出かけで浜松へ

その日のコーディネートが11回目のレッスン

お嫁に持っていらした小紋のお着物と帯

たんすにしまいっぱなしだっただろうお着物は柔らかな風合いで、気軽に着られる切羽目柄

帯はアイボリー無地の紋織り名古屋

帯締めと帯揚げでぐっと渋くすれば、周りを明るい雰囲気にして秋のお出かけにはぴったり!

渋め、シンプルが都会的とか、流行だとか言われる一方、こういう古典柄もその中にあってはかえって新鮮に映ったりもします

要はTPOが肝心

「和空」にいらしている皆さんはとても個性的な方が多く、その着こなしも本当にさまざま

先日も会に皆様お着物で来てくださったのですが、それぞれがご自分の個性を知った着こなしをされて・・・

好きな色、好きなコーディネートで装えば、自然と美しく、笑顔になっています

秋は着物の似合う季節

フォーマルの場面も、普段の場面も、お出かけの場面も色々あるかと

その積み重ねが着物美人へと変身していく

私も今日は結婚式へ

久しぶりに黒の絞りの訪問着に辻が花模様の膨れ織帯で

その小物合わせの時間はとても楽しいひと時です!







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胴裏に赤絹(モミといいます)のついた、アンティーク大島

もうきっと、ゆうに50年以上前に織られたお品かと

大島紬の技法には色々あったようですが、現代ではその手間隙をかける職人が激減

洋服感覚のシンプルな模様が主流となっていることもひとつの要因かもしれません

このような柄は資料的価値として地元で保存し、復元もされているとも聞きます

祖母や母の時代、憧れのお着物だった「大島紬」

よく、大島紬の品のよしあしを言うときに、「・・マルキ」 という言葉を聞かれる事があると思います

大島紬では、絣の細かさを表す単位として「マルキ」を用い、絣二十個を一マルキと数えます

例えば九マルキの反物といえば、一巾に絣が百八十個織り出されているものということになります

反物には五マルキ、七マルキ、九マルキ、十マルキ、十二マルキの五種類があり、マルキ数が増えるほど、絣の密度が高くなり、柄表現が精巧に

ただ、気をつけないといけないのは、絣のくくり方に二通りあり

ひとつは従来からの「一元式」

もうひとつは「カタス式」

現代の主流は、後者で、絣をよく見ると、アルファベットの 「T」 の字にみえます

プロいわく、一元絣と、カタス式では手間がまったく違うそうで・・・

より詳しくはサイトでお調べになればお分かりになりますが・・・

ともかくも、こんな柄を見ていると、その時間のかかり方、こだわりに、感嘆して・・・

どんな方が織り、どなたがお召しになったのでしょうか???

眺めていれば遠い昔へと、想いを馳せたくなってしまう、秋の昼下がりです










男のきもの姿が話題になってもう久しい気がします

よく観察していると、浴衣のペアも増えているし、男性の着物売り場も以前より拡張気味のよう

男着物専門店も出来てきて、現在の最高技術で作ったという、プラ・・ボーイという新品種の生糸を使ったおしゃれ度抜群のお品など、とても素敵なものでした

こだわりだせば糸から~は当たり前ですが・・・

また、着こなしも、昔のように着物と羽織の同じ柄、色のアンサンブルは姿を消し?・・・

ユニセックスのような柄の羽織や着物も登場しています

それをまた女性が好んで着るもあり、なのです

着物もファッション、おしゃれにうるさい人ほど、自分らしく、オリジナルを求めるのは常なり

昔より、こだわりは女性より男性のほうが上手かもしれません

アンティークの世界を見てみれば・・・

根付にしろ、小物には相当のこだわりを感じる品が色々と

羽織の「裏勝り」もしかり

その着こなしを見て、世の女性たちは心ときめかすものでしょう

写真は、京都の白生地問屋で見つけた漆糸入りのお召し生地に、こだわりの色で染めた一点もの

「よっ、粋だねえ!」 

と声がかかるやも知れません

颯爽と着こなす殿方のお隣を歩くのは、さてどなたでしょう?



9月も半ばになると、本当に朝夕が肌寒く、「秋」を強く感じますね

と同時に結婚式の話題があちこちから

以前購入した方の黒留袖の納期の確認やら、草履、バッグに関する問い合わせ等々・・・

つい先日も、友人のご子息が10月に結婚式の予定で

黒留袖は持っているのだけれど、草履やバッグはないので購入したいと思うけれど、どういったものが良いか、とのこと

昔は結婚式といえば佐賀錦に決まっていたような気がしますが、今はちょっと様変わりして・・・

結婚式の形態も当然様変わりしているわけですし、地域性もあり、一概に言えないところが現代の難しいところ

それでも最低限礼装としての体を整えることは、「式」という晴れの場を演出する上でやはり重要なこと

今回はまだ今後親戚の結婚式がいくつかある可能性があり、レンタルより自前でということで相談を受けた次第

友人だし、バッグはあるものをお貸ししても良いとも思ったのですが、草履は人様と貸し借りはしないように、といつも言っている私

草履とバッグをセレクトする際、やはり黒留袖と帯も見せてもらってイメージをつかむことからはじめました

彼女の帯はお母様の形見の品で、まだちょっと地味なお品

黒留袖も40歳前に選んだ柄としては渋好みで・・・

そんな彼女の雰囲気に合わせて、今回五嶋紐のバッグと、帯地の草履をセッティングしてみました

帯がとても地味な地色(龍村晋作)でしたのでやはり金色を主にしたものにして、少し華やかな感じを

草履はやはり3段のものにしました

ご主人の背との釣り合いを少し心配していましたが、やはり黒留袖に低い草履ではちょっと・・・

確かに回数は数えるほどの使用かもしれませんが、だからこそちゃんとした物を揃えておけば安心して式に望めるというもの

おしゃれは足元から

バッグもまたおしゃれ度のバローメーター!?

備えあれば憂い無し

今年も秋、結婚シーズン到来です!!!








ここ数年、創作帯が流行のよう

特にアジアの布を使って、その柄を活かしたデザインのものが目につく気がいたします

日本の従来の柄の織柄や染め柄とはちょっと異質なもの

それに加えて、堺更紗に代表される日本の綿更紗を使用した帯には希少性とあいまって驚くような高値がついています

時折京都などでは旧家から明治時代の状態の良い藍地型染めなどの布が見つかる様子

それを帯にしてアンティークショップなどで売っているのはご存知の方も多いことかと

何しろ100年以上前の木綿ですからほとんどが何かしら傷みのあるのが常なのですが、それが新品同様の状態で出てきた布で作られた帯は、木綿の帯とは思えないようなお値段がつくのが現代

でも、色あせや傷みのあるのも味のうち?

良い状態の布で手に入れたいのは山々ですが、これに予算のあるのも当然で・・・

で、もっぱら、工夫すれば帯になる布集めが楽しみの私???

写真の藍型染めの布も、とあるお店で見つけたのですが、中央部分にだいぶダメージがあり・・・

それゆえお値段もこの時代のものにしてはお安かったので、リバーシブルの京袋帯を作りたいと買っておいた布

今回着付け教室のお仲間と綿の風呂敷地を片面に使った創作帯を作ることになって・・・

その裏地にこの布を使用することにしたのでした

他のお一人はアンティークの布団側で

もうお一人は風呂敷地の他の柄で

表地は一緒ですが、裏地は三者三様の帯が出来上がりました!

帯は強度も必要ですから、どの布でもというわけにはいきませんが、工夫しながら、時間を掛けて探していると、意外にお安く、マイ帯をゲットできるもの

お気に入りの布があればいつでもご相談くださいませ


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