今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・
あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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今日、明日とアイプラザ豊橋で久し振りに本格的なオペラが上演されます
曲名はかの有名なビゼー作曲 「カルメン」
公開オーディションで選ばれたソリストや客演の名だたる歌手と舞台で一体となるのは、三河市民オペラ会の159名
お誘いを頂いたのでご一緒させていただくことにしました
日舞の世界でも、日本舞踊協会主催で、創作舞踊なるものが年1度開かれております
海外の有名な曲を題材にして振り付け、上演されることもあり、その比較という意味でもよいお勉強になります
何の予備知識も無いままに、何かを感じれば・・・
着物でお出かけの時には、行く場所によって装いを考えるのも楽しみの一つ
今回はカルメンだし、夜の部でもあるし・・・
お天気も心配でしたが何とか大丈夫そうなので、アンティークの結城縮みにしようかと
渋い葡萄色とでもいいましょうか、変わり麻の葉のような、くもの巣のような・・・
ちょっと妖艶な感じで、カルメンの雰囲気をダブらせて・・・
載せるつもりでいた薄サーモンの紙布の帯がしっくりこなくて・・・
癖のある、こちらの、やはり古琉球紅型の帯のほうに
どの世界も個性の強いものの取り扱いには苦労するもの・・・
でも、それが又、人々を魅了するものでもあり・・・
カルメンはどのように私たちの心に迫ってくるのでしょうか?
今日、明日の公演、楽しみです!!!
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お母様のお着物がすべて間にあうTさん、うらやましい限りです!
先回のレッスンの折には、これからの季節にぴったりのバラのお着物を持ってみえました
地紋にもバラが織り込まれているちょっと格高の小紋です
地色も染めも申し分の無い、一昔前のお品
このお着物に合わせていたらしいのが、朱の帯でしたが、彼女にはそれはちょっとご不満で・・・
シックな装いがお好みの彼女、あれこれ手持ちのお着物に合う帯を検討していた様子
お母様のお着物は柄物が多いので、無地に近い、淡いお色の手織の綴れをお勧めしました
使いまわしのきくお品として、綴れの帯は皆さんにお勧めすることが多いのですが、この先重宝していただけることと思います
しわにもならず、形も崩れず、長時間座っている機会などには是非お試しを
締めていてとても楽なのです!
このお色でしたら、下の大島紬にもほらこのとおり、又違ったコーディネートが楽しめます
これから少しずつ帯締めや帯揚げの数を増やしていけば、また雰囲気も変幻自在ですね!
そんな風に楽しみながら、着物でお出かけの機会を増やしていっていただきたいな、と思います
このところの陽気に、桜の開花は一気に進んでいるそうで・・・
こうなると、お着物も単衣の準備を急がねば、と思いだすもの
単衣の時期が長くなったといわれて久しい気はしますが、それにしてもまだ3月のお中日・・・
しかる呉服屋さん曰く、「4月にはいれば結城縮みの単衣でも気持ちよさそうですね」 とのコメントも
確かに私は年中単衣の生活に近いのですが・・・
今日の教室でも単衣の話題となり、塩沢紬と、結城縮みを羽織って、その軽さにビックリしていました
昔は帯先行と言われたものですが、今は逆に着物先行のほうが着心地がよいかもしれません
その塩沢と結城縮みに帯を三種乗せてみました
春真っ盛りのクリーム地のパンジーの塩瀬帯、ごく薄く緑味と紫味のぼかしの入った手織綴れの帯、茶系と藍の縞藤布の帯
パンジーの帯は季節限定、つづれと藤布は3シーズン対応
桜咲き、花咲き競う春からは着物のコーディネートはあれこれ迷うばかりかな?
それは贅沢な悩みというもの!?!
気温も天気も気まぐれな春
その日次第の組み合わせを楽しむゆとりと、おおらかさを持ちたいものですね!
「和空」の着付け教室には、茶道をたしなまれている方が何人かいらっしゃいます
お茶会は毎月行われているようですが、とりわけ、一月の初釜は、大事な行事のひとつ
興味深いのは、それぞれの流派によって、その初釜の装いに暗黙の「お約束」に近いものがあるようで・・・
例えば、ある流派では、色無地を、ある流派では訪問着を、というように・・・
もちろん決まりはないのでしょうが、そう言いながらの世界のこと・・・
先日も、初釜の折の訪問着の帯をどうしようか、との相談を受けました
色々と素敵な帯をお持ちでしたが、初春を寿ぐ、という心から、この白地の帯にしたら、とアドバイスさせていただきました
一年の始まりの茶会には何か神聖な空気が漂うもの
(これは芸道すべて相通じることですが・・・)
絵になる日本の伝統行事・・・伝えていきたい着物の心
小唄 「梅にも春」 の一節には・・・
~梅にも春の 色そえて 若水くみか 車井戸~
会の前には何枚かお宝を放出して資金繰りを?
その一本がこれでした
全通で、しゃれ帯としても、フォーマルとしても使える柄ゆきで、銀色と洗柿色のまあるい菊?がとてもかわいくて・・・
地色も消し炭色で渋い金をやわらかく受け止めています
もともと無地のミルクティー色のお召しに合わせてみたいと思ってゲットした帯
お召しは先にお嫁に出して、こちらの帯はしばし私のコレクションにお仲間入りしていましたが・・
結果、お召しも、この帯もNさんの元へ
そして今回、とある呉服店で求めた、この春色のうす緑の小紋にのせて見ることに
とても上品な総柄の小紋で、色使いが抑えてあるのでちょっと見、江戸小紋風
着付けてみれば、どちらもが引き立ちあって、正統派の早春の装いに!
小紋だから名古屋帯で、と決めつける必要はありませんし、このようにすると小紋の格も上がります
濃いグリーンの八掛けも軽やかに、さて、このコーディネートで、どちらへお出かけされるのでしょう???
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