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今昔きもの美に 触れて・・・眺めて・・・着こなして・・・   あなた色のコンテンポラリーな着物ライフはじめてみませんか
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はてさて迷いますのは帯び合わせ

届きましたのは与那国花織着尺

先日載せたサンプル生地より、セレクトしたのはこちら

と言っても違いは画像ではお分かりでなかったかと思いますが・・・

本当に着物は面白い!

帯次第で着物の色までが変わって見えます!

その上、帯揚げ、帯締めの小物の組み合わせ次第では変幻自在の代物

ちなみに今回載せてみたのは・・・

サーモンピンクの袋帯は、洛風林製

抑えられた金糸使いは花織の高貴さを引き立たせて正統派の装いに

白の変わり織名古屋を載せればおよそシンプルモダンな現代風の着こなしに

帯締め次第で甘くも辛くもお好みで、その日の気分次第のアクセントを

古風な藍唐草の八寸紬帯を載せればぐっとカジュアル気分に

最近の与那国織は、昔よりのはっきりした格子と花織のイメージから脱却?

淡い色の組み合わせになってきているのは若い織手が多いからでしょうか?

いえ、沖縄の織物全体、売れ筋と思われる物はやはり現代的なカラーコーディネートされたお品かと

それはたぶん旧態から脱却しつつある小売の流れもあるでしょう

消費者の好みが直接反映されるものづくり

それこそが「基本のき」!!!

それは着物の世界も同じこと

そしてそれがなければ着物を纏う文化はつながれていかないでしょう

作り手と纏う側・・・お互いのコミュニケーションでより高みへ

コーディネートにも自然と力が入ってしまいます








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さて、20代、30代、40代、50代、いづれのお背中でしょうか?

セミアンティークの八重山上布に墨黒の麻八寸の帯できりりとしゃんと・・・

帯柄のポイント色のピンクの帯締めでちょっぴり甘さを出してのコーディネートは夏着物のお手本のよう

印伝のバッグ、黒台に白の鼻緒

上から下までびしっと決めて、教室を訪れてくださいましたのはNさん

私には少し着丈が短くて、どなたかに着て貰いたかったこの上布

彼女にはおはしょりがドンピシャでとても着易いといっていただいてホッと・・・

何より雰囲気がとっても彼女にマッチしてよくお似合い!

麻はすぐにしわになりますから、今回は座ってお写真をお願いしてパチリ!

背中は語る、と申しますが、見ていたら、思わずこみ上げてくるものが・・・

子は親の背を見て育つ

楽しいことも辛い事もあるがままに受け入れる

それがきっとエネルギーとなって自分に帰ってくる

色々な想いを交錯させながら、ひととき彼女と語らう時間はとても穏やかなときでした

有難う!!!

私もがんばります!!!








暑中お見舞い申し上げます!!!

先日は名古屋の友人ととあるホテルでランチを楽しみました

その折のコーディネートはやはり涼しさが最大のポイント!

襦袢は麻の楊柳ジョーゼットで半衿ももちろん絽麻

着物はセミアンティークの越後上布

何度も洗いを繰り返した風合いのものですから肌触りはとても柔らか

「瓶覗き」 といわれるよりもっと薄い薄い水色の地色は下の襦袢の白ゆえにその色がほんのりと

帯は昨年石垣島でゲットしてきた八重山上布

現代のお品ですから、経糸はラミーで緯糸は手績み苧麻

お仕立てして実際に締めてみるとお値段以上の価値があるように見えてきてとても満足感あり

どちらもまともな?お値段で手に入れた物ではないけれど私にはこれで十分に麻の着心地、締め心地が味わえてとっても幸せ気分!

ちなみにこの日の日傘も麻生地に犬の刺繍入り

このぐらい気合を入れないと夏着物には気分で負けてしまいそう(笑)

着てしまえば身八つ口から、うなじから、涼しい風を感じて快感

夏着物こそ、おしゃれの醍醐味が!

さて、これから夏本番

貴女は、どんなコーディネートを楽しむのでしょうか?



各地で夏祭り、花火大会の季節到来

浴衣姿を目にする機会も多くなりますね

最近は本当にペアで浴衣、というのをよく見かけます

男のキモノ専門店も出来てちょっとしたブームになってもうどれくらいたつでしょうか

何年か前の「サライの男キモノ特集」に端を発しているのでしょうか

その昔、仕事を終えただんな様はさっとキモノに着替え、夜遊び(?)に出かけたそうな

現代は・・・

一番取っ掛り易いのがやはり浴衣

彼女と共に浴衣売り場に出向き、彼女の好みの浴衣を選ぶ男性が多いとか

でなければ、雑誌を参考に、自分の好みで全てを個性的に装い、その存在感をアピールする方も

もともと男キモノにこそおしゃれの粋と粋があったのですから今更でもない気もしますが・・・

着付け教室の生徒さんの中にもご主人に浴衣を着せて、一緒に出かけたい方もぼちぼちと

それでも、夏着物は何枚も持たないのが実情かと

ならば手始めの浴衣は、妥協せずに買われる事をお勧めいたします

そして少し上級者の方にはやはり上布を

写真の殿御

艶やかな上布はおじ様から譲られ、お仕立て直しを

帯は手織りの「羅」・・・もちろん真夏用

長襦袢も麻

足袋も麻

すっきとした着姿には、女性のそれとは又別の色気が漂い・・・

きっと体の中を風が通り抜けていくのでしょうね









梅雨らしい空を眺めていると・・・

涼やかなお着物が恋しくて・・・

こちらはアンティークの小千谷縮の染小紋

麻の葉模様の所々に絞りで扇面を

その中には萩や女郎花の秋草模様

素朴でおおらかな縮み具合が心地よさをアピールしてるよう

麻のお着物には麻の帯で

意外に探しても見つからないのが麻の単衣半巾帯

この薄茶の単衣半巾は偶然アンティークショップで見つけたお品

細い糸で織られているのに腰がしっかりしていて、蝶結びもしっかり!

どうせなら下着も麻のじゅばんで

伊達締めだって紗でなくっちゃ!?!

この出で立ちで海開きにでも行ったなら???

胴の中を風が通り抜けるのを感じてびっくり!?!

そう、そんな涼しい思いをあじわえば、夏キモノにほれ込むこと間違いなし!

もうすぐ夏本番

今年の夏はどんなお着物を着ようかと

イメージ膨らませて楽しめば、ジメジメ気分も吹き飛びますね!



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